埼玉ＨＭＳ上級（Aug.26)

ライダーのみなさんは、日ごろから肌で空気を感じているために、四季の移り変わりにも敏感ですね。いやほんと、ここ数日、朝晩のそよ風に冷涼さを覚え、秋の到来に思いを馳せる次第です。

というわけで、およそ2ヶ月半ぶりに上級に参加しました。車両はいつもの CB1300。近々には浜名湖で ABS 有の CB1300 でスクールを２回受けたため、ひとつ前の型となる ABS 無し車両のエンジンの味付けの違いを感じました。極低速域では、現行の型のほうがジェントルで扱い安いと感じましたが、しか～し、んなこと言って悦に入ってる場合じゃありません。なにしろイントラさんは大会を目前に控え、脂の乗り切った黄金のコンビ、N軍曹にMNMさんですから！ 腑抜けた走りなんかじゃ秒殺です。気合！

…うぅ。降参です。参りました。旋回速度、上げますもっとスパッと一発で舵角とバンクを決めます旋回の後半で、タイヤの回転を止めないよう、意識します自分の前にMNMさん、後ろに軍曹。サンドイッチにされながら、気合の怒号を絶やさず飛ばして頂いた両イントラに感謝します。まさに「前門の狼、後門の虎」。CB1300に乗った可愛い小鳩のような光Ginji は、横へ逃げることも忘れ、ひたすらタンクを汗で濡らすのでした。まだまだ修行の道は続きます。２ヶ月のブランクを埋め、実りの秋を謳歌するために、また一つ一つ、確固たる走りを構築したいと思います。

それにしても、僕はキツいターン、大好きです。無酸素呼吸に陥っても、せまい幅のパイロンが好きです。正確さと安定性に富み、かつスムーズ。そして紳士的な流麗さの走りの先に速さがある、と信じて、秋に向かってガンバリマス。

(僕は苛められて伸びます（笑）褒められるともっと伸びます(爆))

スクール情報・名古屋

こんにちは～。。

東海地方で僕のブログをお読み頂いているライダーの方に、スクール開催のお知らせです。
ヤマハ主催の「ビギナー＆リターンライダースクール」が9/24と11/3に名古屋市西区で開催されます。
レンタル車両でのスクールです。（ヤマハ車の持ち込みも可能です。）
縁あって僕もスタッフとして参加させて頂く予定です。多くの笑顔にお会いできるのを楽しみにしております。

（定員がありますのでお申し込みはお早めにどうぞ…）

まだまだメッシュ

こんにちは～。

昨日の練習で、メッシュの革手袋に穴が開きました。低速系の練習ばかりやっていると、どうしてもグラブは消耗品です。これは JRP の BGM。徹底してメッシュになっている点が、大汗系に属する自分にとってベストチョイスです。

フラッシュで白飛びしちゃってますが、使用前・使用後、の様子がよくわかります。僕の場合、たいてい右手の親指に穴が開いてダメになります。もしくはクラッチ側、左手の人差し指もしくは親指に穴が開きます。

さ、こんどは何ヶ月、使用に耐えてくれるかな…。あ、念のため書き添えますと、JRP やクシタニ、ペアスロープの革製品は一流品だと思っています。縫製もていねいだし、普通に使えば何年も使える一品です。

そんな一品だからこそ、酷使される環境下でしっかり使いたい、と思うのです。

（8,000 円、飛んでいきましたが、まあ、必要経費だわ。）

練習バカ!?

こんにちは。
今日は、久しぶりにぽっかり空いた日曜日、朝からお天気もまずまずのようでした。

午後～夕方になると、Ｕターンラッシュの上り線の渋滞が確約されているこの日、「さて、どうしようか…」としばし考えた結果、とりあえずバイクのキーを ONにして、風の吹くまま、バイクをスタートさせました。
先週、風呂場で丸洗いした革パンが程よく縮み、いい感じです。さぁ、このまま奥多摩へ行くか、その先、勝沼あたりまで行くか…。しばし、楽しい夢想です。

通りなれた道は日曜の朝ということで空いており、快適なライディングです。甲州街道の定番の速度取締りスポットでは予定通りレーダー測定が行われ、その先では白バイさん、元気よく待機中です。環状八号のアンダーパスの出口には、また別の白バイさん。ハミ禁の取り締まり中です。お仕事、お疲れさまです！

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ってな具合で、風に吹かれてたどり着いたのは、結局、某、荒川の河川敷でした。ええい、着いてしまったのはやっぱりここかよ。　というわけで、ここで CB750 を借り、ここ２ヶ月ほど練習できなかったブランクを埋めるのです。急に一本橋、やりたくなったし。「自由練習」というカリキュラムを利用して、レンタル車両で自分なりのさまざまな練習を行うことができるんです。パイスラ、オフセット、クランク、波状路、一本橋。（予算が許せば）一日中、そこで走っていても飽きない、というものです。

でも、走り出して悟りました。数周まわるだけで噴き出す汗。幅30cm・長さ15mを何十秒もかけて渡るチャレンジを繰り返すには並々ならぬ集中力が必要なんですが、この暑さでは、最初からそのテンションの糸がぶちぶち切れまくり、って感じでした。僕はいつも一本橋の練習をするときは、フロントブレーキのマスタシリンダーに腕時計を巻きつけて、後輪が乗った瞬間に横目でちらりと秒針を読み取り、前輪が降りるときにもやはり秒針を読み取って、その差分でタイムを知るのですが、この日、汗だらだら・タンクにボタボタ状況下で何度乗っても、自己ベストにはとうてい届かぬ凡庸な出来でした。「あかん。暑すぎや！」

しようがない。ならば、というわけで、隅っこにある散水栓を借りて頭から水を浴び、ウエアも水浸しにしたうえでひたすらパイスラ＆スラローム。風を当てて冷却しないと、もう、熱中症と紙一重です。メッシュの革パンもグラブも、かくなる暑さの中ではさほど効果もありません。暑い。暑い。で、まだまだ遅い！走る。走る。もう一周。もっともっと。

で、やっぱり面白い。750 でも 1300 でも、自分の 1000 でも何でも、バイクをくるりと回すのは面白い。そのバイクなりの回頭性を最大に引き出す乗り方を探るのは愉快です。汗だらだら。いーんです。後で拭きますから。　で、２時間の自由練習で36Km走りました。真夏にしては結構がんばりました(笑)。いやもう、どうしようもないマニアらしいですね僕。

そして、本格的な渋滞の始まる前に帰宅することができ、大満足の一日でした。
ああ、なんとも練習、万歳！です。「好きこそものの上手なれ」「意志あるところ、道あり」です。
そしてやっぱり「継続はチカラなり」ですね。ぼくもまだまだがんばりますよっ。

リバウンド…

こんにちは～。

本業は涼しいオフィス(または自宅)で終日、パソコンに向かっているソフトウエア関係の仕事である僕にとって、「夏バテ」はあまり縁がなく、食欲が減退することもないため、直前の記事にも書きました酷暑の鈴鹿＆浜松から一週間経ち、せっかく減った体重が完全に戻ってしまいました～。71 Kg 代は幻だったか…。

ヤバイな…。秋を控え、ライディング時のパワーウエイトレシオを向上するためになおいっそうがんばらなくては。
というわけで、さっき、フラバン茶やらポリフェノール満載のウーロン茶などどっさり購入してまいりました。

糖の吸収を抑制する作用があるそうな……、でもね、でもね、…本質はそうじゃなくて、そもそも糖や脂肪の摂取『量』を減らすのが先であり本質ですわねえ。

米国に赴任していたときの驚きを思い出します。油たっぷりのオニオンリングがアペタイザー、メインディッシュは１ポンドのプライムリブ、付け合せは丼に持ったようなムッシュドポテトと大皿に入ったシーザーサラダ、おかわり自由のパンを何斤も食したあげくに最後は巨大なデザート、甘～い甘いバニラファッジ。

でもね、でもね、わが親愛なる Steve 君がそんな食事でいつもいっしょに愛飲してたのは、




　　　　　　「ダイエット・ペプシ」




なんだよなー。"Yes. It's good. Ｉt contains Zero fat!!" だってさ。そうじゃないだろ Steve。それだけ食べた挙句、飲み物だけ、「ダイエット・ペプシ」にしてどーすんだよ！

　　　　　*****

というわけで、秋口にはもっとシャープなライディングをめざして、高価なチタンパーツに勝る究極のコストパフォーマンス、乗り手の軽量化をめざします！　来年、安全運転大会の選手訓練のためにスクーターに乗っても、接地とは無縁のライディングを手に入れます！…たぶん。

ようやく更新(笑)

みなさんこんにちは～。

残暑お見舞い申し上げます。ほぼひと月ぶりのブログ更新ですが、何度も足を運んで頂いたみなさん、失礼いたしました。なんといいますか、生活と仕事がカナリ忙しい状況がずっと続きまして、疲弊した容量の不足気味の頭脳にあっては、ブログのネタも枯渇してました。

先週末から今日にかけて世間のお盆休みよりやや早く夏休みとし、ようやく一息ついています。これからはこのブログ、バイク以外のことも気ままに書いていこうか、と思います。

さて、様々なバイクイベントが終わり、「僕の夏」もフィナーレを迎えた感じです。まとめておきます。

(0) 全国大会に向けて…
神奈川県の選手たちの訓練に、スタッフとして毎土曜、参加していました。詳しくはPower氏のページをぜひごらんくださいね。

(1) 第39回二輪車安全運転大会・全国大会
　8/5(土)、8/6(日) の両日、鈴鹿サーキット内で行われました。両日とも最高気温が35度を超える猛暑の中、全国47都道府県から集まった 750ライダー・400ライダー・女性ライダー・高校生ライダーによって熱い戦いが繰り広げられました。

僕は今年、縁あって審判としての参加のお話をいただき、ブロックスネーク課題の審判を担当しました。身が引き締まる思いでした。なんといっても各県の選手たちは何ヶ月も練習を重ね、脱輪などせぬようピッタリ9秒～11秒で通過するよう仕上げてきますから、計測ミスや判定ミスなど許されませんから…。

もう、夢中の二日間でしたね。審判の指定ウエアは半袖の白ポロシャツ＋指導員ズボンでしたので腕が真っ赤に日焼けし、昨日から皮がむけ始めました。

例年は神奈川県選手団のサポートで参加する鈴鹿ですが、今年はがらりと違う立場での参加でした。新たに学ぶことも多く、とても良い勉強をさせていただきました。やっぱり、バイクは「メンタル面」の作用が大きいこと、あらためて実感しましたね。

いっしょに練習を重ねた神奈川の選手たちがセクションに来たとき、「ミスったらどついたるでー！」
の思いが頂点に達しましたが(笑)、みな、練習どおり難無くクリアし、僕も一安心でした。結果として神奈川県、完全優勝の高校生、２位の女性、３位の400クラス、と入賞者を多く輩出し、みなそれぞれに祝いあう結果となって、とても充実した結果となりました。

(2) 浜名湖 HMS・スラロームスペシャル
　せっかく鈴鹿まで足を伸ばしたので、帰りに浜名湖で途中下車し、思わず浜名湖の風に吹かれてスラロームスペシャルに参加しました。７月は一回も自分自身の練習を行っていないため、ひと月ぶりの CB1300 乗車です。台風７号の進路がラッキーな方向へ逸れたため、朝から熱い南風、快晴のもと、開始早々汗まみれです。当たった車両は前後タイヤが新品！なんてラッキーなんでしょう。「この二日でスリップサインを出したるでー。」熱い意気込み全開でした。それにしても暑い！

    「なぜこの爽やかな湖畔で、グルグル、俺はフルロックターンを繰り返しているのだろう…」

時折そんな疑問も脳裏をかすめましたが、それはまあおいといて、やっぱりパイロンをくるりと回るのは面白いや。理由はどうあれ、面白いし、まだまだダメな点、バイクの特性を引き出していない点、カッコよさが足りない点、寝てない点、開けてない点、いろいろ見えてくるわけで、やっぱり面白い。

　こっそりと浜名湖まで足を伸ばしてくる「隠れ桶川組」の約数名を含め、この日参加したみなさん、本当にお疲れさまでした！浜松駅前のマルコーインにチェックイン後、速やかにヘルメットの内装を外して洗濯して干しました。これをやらないと翌日、悲惨ですからね…。

(3) 浜名湖 HMS・中上級
  朝、8:50 に浜松駅前にバスが送迎に来ていただけるのですが、なんだか半分くらいのメンツだけ見ていると桶川発のバスと変わらないような錯覚のまま、中上級の始まりです。

僕は見てのとおりたいへんに神経質でデリケートなので、布団や枕が変わると安眠できず、夜中に必ず眼が覚めてしまいます。よってこの日はやや寝不足でした。寝不足は熱中症の大敵です。それも踏まえ、この日は特に体調に気を配りながら、前日の内容を反芻しつつ、一ヶ月のブランクを埋めるべくきめ細かい感性をもって、自分の走りと操作に気をくばることに留意しました。

幸い、午後から湖畔より涼しい風が吹いてきて、過熱気味のカラダもやさしく冷やされ、爽やかな疲労感を伴って充実した練習を終えることができました。CB1300 の５号車君、二日も続けてタンクから何からしょっぱい汗まみれにしてゴメンよ。でもまたよろしくね。俺、汗がタンクに落ちないのは真冬だけだから。

      ***

浜名湖での二日間の練習、摂取したお茶とスポーツドリンクは合計で６リットルは超えました。でも帰宅して体重を計ったら、鈴鹿へ向かうときからマイナス３キロになっていました。
ダイエットを心がけている僕にはうれしい結果でしたが、世の中そうは甘くなく、三日たった今現在、すっかりもとに戻りました。ダイエットつうのは根気と忍耐ですな。弊害無き近道、は無いようです。血中の中性脂肪の正常値＊ダブルスコアを早急に改善しなくちゃ。

(4) 都心は空いていた！
　高速道路の渋滞状況を告げるラジオの交通情報はこの週末、渋滞の長さについて、とんでもない数値を連呼していました。東北道なんか100Km超ですからね。体力あったら自転車で移動したほうが早い、って。

で、今日、久しぶりに自分のバイクに乗りました。(嗚呼、一般的にはかなり偏ったライダーだな俺。)

あいかわらず自作パソコンの動作がいまいちなので、とりあえず新宿のヨドとソフマップまで行くのに Tricker 君で移動しましたが、なんと、幹線道路は空いてます！普通の日曜の昼間とはあきらかに様子が違いました。環７より内側の甲州街道のアップダウンなんか、通常の週末にはあり得ない快適さで走行が可能でした。頭上を走る首都高４号は上下ともゲロ混みだったようですが。

夜のニュースでは、特に都心の大手町あたりは閑散としていたようです。都心のブランク・スポット、なんですね。いまからひとっ走り、ナイトライドでもしてこようかな、などと思う夏休み最後の僕、であります。

お休み終わったひと、これからお休みのひと、くれぐれも安全運転で余裕と笑顔あふれるライディングでエンジョイ・ユア・ホリデイズ  おみやげは元気な笑顔がいちばんです！


(思い出の夏に、乾杯)