みなさんこんにちは。
たいへんお久しぶりの更新です♪。
さて、安全運転大会・全国大会まで一ヵ月半を切りました。各都道府県での予選も次々と終了し、選手もしくは選手候補のみなさんの訓練が、週末を中心に繰り広げられていることと思います。
「競技において、良い成績を出す練習」って、どうすればいいだろう、という話題で先日、仲間と盛り上がったのを機に、つらつら、メモしてみたいと思います。
たとえば一本橋ですが、安全運転大会では
・基準タイム20秒
・落ちたらアウト
のルールがあります。したがって、必須条件として
・20秒以上出す実力をつける
・絶対に落ちない
スキルを身につけなければならないのですが、それに加えて大会という場では、
・極度の緊張と不安と異様な精神状況の中で
・しかも一回きりのチャレンジで
「落ちずに20秒以上かける」を遂行しなければなりません。このための練習方法としては、2軸の方向性があるように思われます。 最終的には、その2軸は再収斂し、ひとつの成果として結実することになるのですが、まずは列挙してみます。
(1) 落ちないことを前提
- 粘りすぎて落ちることがないのを前提とし、渡り切る確率を 100% のままでじりじりと秒数を伸ばす練習
(2) まずは秒数をかせぐことを前提
- とにかく積極的に粘る。落ちることがあるかもしれないけれど、一本橋の上で何度も積極的に停止するなどして、とにかく長い秒数を一本橋の上で滞留する感覚を身につける練習
***
この2軸、結局、「大会のための練習」としてみた場合であっても、両方をみっちりやった者に勝利が訪れると言えるんじゃないか、というのがあれこれ話した結論なんですが、いかがでしょう。
大会本番の一発勝負では、とにかく最大減点の落輪を避けるのが優先ですから、実際に自分が出せるタイムの半分くらいしか粘れないことが普通ですし、早鐘のように打つ鼓動のもとでの体内時計は♪=60 のカウントも狂ってしまい、♪=100 くらいのノリノリになることも多々あります。
なので、僕個人の考えとしては、「落ちるかもしれないけれど頑張れば出せる秒数」は、やっぱりこれは伸ばしておくことが必要だと思います。
でもこれ、なかなか練習する機会がないんですよね…。講習会で、何度もチャレンジしてバタバタ落ちまくっていると指導員に「落ちないように渡りなさい」とやんわり言われるだろうし、特練の練習の場でも、やはりばたばた落ちるのは憚られます。
なので、講習会やスクール、特練の場では (1) 的な練習がメインになってくるのですけれども、(2) を行う機会が多い人こそ、実力を伸ばすことが出来るのだ、と感じます。
僕の知っている素敵なレディスライダーで、教習所の先生が何人かいらっしゃるのですが、みなさん口をそろえて
「一本橋はやればできる。毎日やれば必ずできる」
とおっしゃいます。職場の環境が生かせる限り、(2 の練習を積極的に行っておいでです。
ああ、こんな記事を書いていたら桶川の自由練習がやりたくなってきました。あそこだったら、「一本橋の順番を待つ人」を気にせずに、思う存分 (2) の練習ができますし♪。
大会の成果は、不断の努力こそが結実するものである、といったところでしょうか☆
(一本橋の練習にはすでに過酷な季節となりました。)
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一本橋しかり、ブロックスネークしかり、千鳥バランスしかり。
どれをとっても、低速域で安定して走行する事を目的としていますから、おろそかにはできませんね。
砧の午前中に、低速バランスの練習を行うと、もう午後の部はパスして帰ろうかと時々思ってしまいますので。。。
低速バランスは、奥が深いし練習の成果がはっきり出るのでまだまだ頑張らないと!
今は(2)ですね。積極的に粘るには、常に目線をタイヤより1m位先に置き、ニィグリップしっかりでステップ荷重でハンドルは押し出す感覚でバランスを取り、頭は中心線から外さない等々。
成長したものです、一本橋のトラウマからは開放されて練習しています。あっ、もちろん神奈川大会は減点0でした。
週一の練習よりも格段に効果があると、お稽古事の先生にも学校の先生にも言われてきました。
ところが現実を省みれば帰宅が遅く、せめてスタンディングスティルだけでもと思っても容易ではありません。
こういうところでやる気が無いと判断されるのでしょうね。
一言も言い返せませんが。
mixi で盛り上がったネタは、こちらに再利用したく思います。
なんだかんだやってる間に、7月ももうすぐ半分過ぎますねえ。
暑さに負けず、がんばりましょう。まずはコンスタントに60秒出せるように、なりたい!
30秒程度しか粘れない私程度なら、なんとかそれらを維持できるわけですが、
この先時間を伸ばしていくに従って、もっと力を入れずに粘れなければならないのではないかと思った次第。
やはり光Ginjiさんがどこかで書かれたように、尻は浮かさず
尻の左右で加重を加減してバランスを取ることを覚えねばならないですねー
その前に30秒の一本橋で息切れする体力を何とかしろという声も聞こえますが。