光Ginjiの「後方ヨシ!」

素敵なライディングと輝く毎日を送る仲間に乾杯!

湖畔でフルロック!(浜名湖HMS中上級(Mar.26))

2006年03月28日 00時43分58秒 | 浜名湖レインボー
みなさんこんにちは!

いや、やっぱりバイクで遠出は楽しいですね。たとえ単調な高速道路の移動でも、都心から離れるに従い、空気の温度や匂いが微妙に変化するのを鋭敏に感じられるのがバイクの良さであります。

というわけで、週末、僕の実家の三重・桑名に帰省して父の墓参りをしたのに合わせ、風光明媚で広大なバイク・パラダイスである浜名湖HMSで練習してまいりました。 この日のテーマは、Uターン好きライダーにはもってこいの「フルロックZ字ターン」の連続。バイクの持つ特性、セルフステアを殺さずに、むしろそれを助けるような操作を織り交ぜながら、前後輪をうまく転がしてあげる練習です。

もう、なんというか、僕はこういう、息をもつかせぬコマゴマしたパイロンの林をリッターバイクで縫って走るのが大好きで、松田聖子じゃないけれど(古い?)走っている途中に『ビビビッ』となんども快感に撃たれた次第です。 グッと寝かせて、スパッと切って、そのまま「クルリン」と向きを変えながらドカッと立ち上がる。すぐまた次の転回でエイヤッ!。ええ、もう快感です

でもまだまだ遅いし十分寝てません。バイクの性能を活かしきってません。前回の記事で話題に取り上げさせていただいたスーパーイントラN師がもしその場にいたら、おそらくは「遅い!」「寝てない!」と怒号が飛んでくるだろうな、という背後霊を背負いつつも、いやもう楽しくて楽しくて

この日はABS無しの古いCB1300で、リアタイヤが9部山の良好なコンディションであったので、接地感もばっちり伝わって気分も高揚しまくり、でした。 そのタイヤの溝をすべて使い切ってやる意気込みでしたが、経つ時間は非情なもの。「もうちょっと走りたい」と思うところでお開きとなりました。でも、多少余力があった状態でおしまい、のほうが良かったわけです。週末に郊外へ出るライダーが背負わなければならない宿命の東名高速の大渋滞が待っているからです。

日曜日のこの日は、横浜町田~大井松田の35Km。もう、「おなかいっぱい」です。以前、第二東名を作る、作らないが議論になりましたが、御殿場から東京までの区間は、第5東名くらいまで作って欲しい感じです。

ともあれ、久々の浜名湖HMSは大変楽しくいい汗かきました。イントラのみなさん、参加者のみなさん、有難うございました。なお、この日はあの平忠彦さんが、若いライダーさんを大勢連れてスクールに参加しておられました。平さん、ほんとうに気さくで素敵な方です。心からバイクが好きで真剣に向き合っているその姿勢には頭が下がります。平さんのゼッケンが「21」だったのは、粋なセンターのはからいだったのでしょう

さあ、今週末には桜も満開でしょう。

「桜の花びらはらはらと、ロックまで切るハンドルの、アクセル持つ手に力込め、クルリと転回、『後方ヨシ』」

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風と付き合う(埼玉HMS上級(Mar.19))

2006年03月21日 20時35分01秒 | 埼玉レインボー

みなさんこんにちは。

この記事を書いている今日(3/21)は、横浜で桜が開花したそうですが、その開花が日曜日(3/19)でなくて良かったです。咲いたばかりの淡い桜色の花びらは、すべてひとたまりもなく吹き飛んでしまったことでしょう。

3/19 は台風もびっくりするほどの季節はずれの強風! 首都圏では3月の観測記録を塗り替える強風だったとか。秒速30mの風って、時速108 Km/h ですからね。そりゃ、練習で使うパイロンも勝手に移動し倒れるし、スクールの中途中断も安全を考えると適切だったと思います。

でも、ツーリング中や公道走行中にこういう強風に遭ったらどうしましょう…。走り続けます?それともバイクを置いて電車やバスで帰ります?(電車も強風では運転を見合わせますが…)

正解は、どちらか一方のみ、ではありません。もちろん状況次第では、バイク走行そのものを中止することが唯一の安全確保の手段の場合もありますね。それでもなお、ある程度の強風下で走行を続けざるをえない場合、何に気をつけましょう…?

実際の走行では、特に強風を受けるのは
(1) 高速道路など高架の上
(2) 橋の上
(3) トンネルの出口 など
の走行中が多いことと思います。そのことを念頭において、とくにその箇所では強風の外乱に対して必要以上に硬くならず柔軟な操作ができるような準備(ライディングフォーム)を整えたいですね。特に横風を受けた場合、風下に流されますから風上側のステップに入力し、バンク角を制御できるココロの準備が大切ですね。

強風の影響は走行中のみならず、交差点の停止時の立ちゴケや、目にゴミが入ってしつこく痛んで、さらに角膜に傷がつく、なんてことにもなりますから(経験あり)、要注意です。

「ライダーは風になる」とよく言いますが、「強すぎる風」はあまりライダーとは仲良くなさそうです。

われわれライダーはマナーにあふれた「良心ある薫風」となりたいと思います。

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埼玉HMS上級(Mar.11)

2006年03月14日 00時11分59秒 | 日記

みなさんこんにちは!

春先らしく三寒四温の今日このごろ、前日比で10度近くも寒くなったり暖かくなったりする日々ですが、体調管理には気を使いますね~。春はほんとうにもうすぐです。

ここのところ本ブログは仕事に忙殺され更新できずにおりましたが、この週末はとりあえず仕事を投げ出し、二日間つづけて練習を行いました。やっぱりアレですね。なんだかんだ言っても、

  「バイクは乗って楽しくて、『好きこそものの上手なれ』。乗れば乗るほどうまくなる。」

ことを実感しました。(そうそう簡単には「うまく」はならないですが…少なくとも、乗らないで居ると下手にはなります…。)連日深夜までコンピュータとにらめっこだった平日のストレスを多少なりとも解消してまいりました。いやしかし、フルロック、フルバンクは楽しいぞ。パイロン万歳。

この日のテーマは「旋回時に、どのようにFタイヤを転がしてあげるか」について、それぞれのターンでもっとも適切なアプローチを選ぶ、というものです。細かなターンの連続する部分でのステアリングと、深い減速を伴って進入して立ち上がるターンでは、Fタイヤへの面圧の与え方を適宜制御し、しっかり路面を捉えてしかもスムーズにタイヤを転がすこと、の練習です。

…っていうかね、やっぱり言葉で書くと陳腐、というか、うまく表現できませんな。やっぱりバイクは乗って感じてカラダの五感を全開にし、バイクが与えてくれる情報を的確に処理して気持ちよく安全に乗るのがいちばんですね!バイクは言葉じゃないんです。愛なんです。ボディートークでわかりあうんです。

継続はチカラなり。百里の道も一歩から。「アクセルを、開ければ見える、キミの明日。」


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二俣川・二輪車安全運転講習会(Mar. 4)

2006年03月06日 00時34分05秒 | 日記

みなさんこんにちは!

金曜(3/3)の記事にとりあげました通り、神奈川県の試験場で行われるバイクの講習会が今シーズンも幕をあけました。2006年は10回ほど開催予定なんですが、初回の昨日は(今年初回、ですが平成17年度の最終回、でもあります。)、なんと 108 人もの熱心な皆さんにお集まり頂き、盛況でした。

さて、僕は4年ほど前からこの講習では、二推の指導員としてスタッフの側で参加しておりますが、もとはといえばやはり受講生を経てスタッフの側になりましたので、参加してくれる皆さんがなにか一つでもライディングに関する「お土産」やヒントを得て、帰途について欲しい、と願いつつ、毎回、回転の遅いアタマをひねりつつ、乏しいネタをやりくりしてこちらも楽しんでおります。

#このブログを始めたのが昨年11月で、ようやく二俣川関係の記事となります。

昨日、僕は1班の担当となりまして、セクションとしては千鳥走行、いわゆる、低速でバイクを立てたまま、セルフステアではなくハンドルをライダーが積極的に大きく切りながら意図通りのラインを蛇行する、という練習を担当してました。

「針の穴に糸を通す」ように両輪を狙ったラインに通すための技術も大切ですが、それと同時かそれ以前に、

    「どのラインを描けば、最後のパイロンまで無理なくバイクを導けるか

というラインの読みと実践がまず大事なんですね。そのためには自分のバイクの「内輪差」と「ハンドルを切る量と描く弧の半径の関係」を精密かつ正確にわかった上でバイクを操作する必要があります。

千鳥のパイロンを通過するときには、バイクの車体は、その二本のパイロンのゲートには直交するように進入し、ゲートを過ぎたならもう、次のゲートへ向けてハンドルを切っていかなければなりません。
この所作を、ラインを読まずパイロンに向かって走行してしまいますと、向き変えが甘いままゲートを通過し、ゲート通過後に、次のゲートに向けての向き変えにすぐに移れず、結局、最後のほうで通過できなくなってしまいます。

なので、スタッフをやってる僕としては、

(1) まずは、足をバタバタ着いてもいいから、どのラインをとおればラクなのか体験し知ってもらう
(2) ラインがわかってきたら、アクセルをあおったりせず、いかにスムーズに半クラッチとリアブレーキで直立状態となめらかな低速走行を実現するかを練習してもらう
(3) ある程度できるようになったら、さらに低速にし、時折、スタンディング・スティル状態を作りだしてもらう
(4) (3) をさらに進め、頻繁にスタンディング・スティルしながらも、アクセルむらや車体のブレが無いように、極めてゆっくり精緻なライン取りをしてもらう
(5) 最終的には (4) の状態で、歯を食いしばったりせず会心の笑顔で、普通の会話ができるくらいリラックスして千鳥してもらう

となるよう、アドバイスをしよう、と決めていました。参加する方には技量の差がありますし、その人に応じてアドバイスできていたかどうか、いつも気になるところです。「初級の方にはわかりやすく優しく上級者には厳しく難しく哲学的に」教えたい自分としては、フィードバック大歓迎です。コメントくださいね。

そして、何より大切なのは、このような講習会で半日なり一日なり練習した帰り道は、まるでストレッチ体操をした後にカラダがリフレッシュし目が覚めたようになるのと同様に、バイクがやたら軽く感じられることでしょう。そして操作にも余裕ができると思います。この余裕を公道では、安全確認と危険回避、そして防衛運転と弱者保護、に役立てていただければ、と思います。

講習会や練習は、インフルエンザの予防接種とちがい、一回だけ受けたから効果が長く永続、と言う性格のものではありませんので、気長に楽しく、マイペースで自分の技量と向き合って、さらなるバイクの楽しみと安全運転を追求していきましょう!

P.S. あのグッドライダー・ミーティング、今年から神奈川県でも開催です。
http://www.mfk.jp/nif/grm/another_prefecture/kanagawa/top.html
人数に限りがありますので、お早めにどうぞ!これは本当に、初心者向けの基本的な内容をしっかり押さえた内容となっており、ぼくらスタッフも事前打ち合わせ研修を既に行い、開催を心待ちにしております!



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二俣川の講習会

2006年03月03日 23時58分33秒 | 二俣川

みなさん、こんにちは!

明日 3/4 から、神奈川県では、県の試験場である二俣川において、2006 年の二輪車の講習会が始動いたします。11月にかけて、年に10回ほど開催されますので、僕のページに貼ってあるリンクから参加要領に飛んでみて、まだ参加したことのない方、バイクをもっと自在に操れるようになりたい方、お誘いあわせの上ご参加ください。

この講習会は、参加資格は神奈川県在住のライダーに限られますが、とくに「公道で怖い」「いろいろ不安」を抱えた悩める初心者の方にこそ来ていただきたい、と考えます。また、ある程度経験を積んだベテラン・ライダーのみなさんも、他の模範となるような方に参加いただいて、いい汗流していただこうと思います。初心者には優しく、上級者にはチャレンジと興奮を!を密かなモットーとして僕もスタッフとして参加いたします。(3m間隔の直パイとか、一本橋45秒、とかね…えへへ。)

僕らスタッフも、実は参加されるみなさんの熱意とやる気があってこそ、支えていただいております。午前中だけの短い時間ではありますが、その時間を濃く過ごそう、と思っている参加者の皆さんのお手伝いができえば幸いです。

さて…、明日はどんな講評のネタを披露しようかナ…

あ、参加される方、持ち物にお忘れものはないですか?

・長袖、長ズボン
・くるぶしの隠れるライディング・ブーツ
・できれば肘、膝プロテクター
・フルフェイス、またはジェットのしっかりしたヘルメット(半キャップ不可)
・革手袋
・お茶や飲み物
・お財布、免許証
・参加受理の返信はがき

そして、万一の転倒にも対処できるよう

・車載工具
・ガムテープ
・クラッチ/ブレーキレバー
・ブレーキ/シフトペダル
・パンク修理キット
・健康保険証

などもあるといいですね。あ、そうそう。「じょうずになりたい、楽しく乗りたいキモチ」も忘れずに
(TEC-R のHPのコピーのパクリ、失礼しました)

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これから何、着ましょう…?

2006年03月03日 00時49分45秒 | 日記

みなさんこんにちは!

3月の声は聞こえてきましたが、なんだか寒いですね~。でも、春は確実に近づいています。もうすこしの辛抱です。

そして、あと半月もすると、そろそろ中綿のたっぷり入ったブルゾンを脱ぐか脱ぐまいか迷う季節になりますね。実はバイク、暑くなっていく季節のほうがどのようなウエアを着ればよいか、という点で難しいですね。薄着になりたいところだけど、プロテクションを考えると絶対にTシャツ・短パンでなんか乗れません。しかしながら、真夏に上下とも革を着ての街乗り+ツーリングは、苦行にしか過ぎないものです(サーキットは別)。街乗りでは、バイクを降りて歩くときのことも考慮したいですし。

そこで、機能性と安全性、そして、ファッション性も加味させて、皆それぞれ頭を悩ませなければならない時が来るんだなあ、となるわけで、先日出た雑誌、MOTO NAVI をざっと読んでそんな感想を持った次第です。
「そこそこ小奇麗でお洒落で清潔、でもしっかりプロテクション!」のマイ・スタイル、をみなさん模索しましょうね!

お洒落すぎても機能性に欠け、「いかにもバイク!」の一点張りでもちと困る。なーんて、年がら年中「モトシャツ+革パン+ジェットヘル」の僕がお洒落を語るのもまあ、ミスマッチではありますが、それならば、やっぱり

「ライディングそのものをお洒落でカッコよく、清楚にしたい。」

と思うわけであります。何を着ててもココロは錦・ライディングはお洒落。そんな内面から輝くライダーでありたいと思います。

この春から、心技体、さらにオシャレで優しいライダーになりましょう!

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