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こんにちは。デジタルなお絵かきツールってのは、ファジィな曲線が描きにくいんですね。パワポでこんな絵は描いたことが無かったので…。
というわけで、「らくらくパイロン回ろう講座」(そんなんいつ決めたんや
)の一回目は、Zターンです。図の左上から右下へ、二本のパイロンで規制されたA地点ゲートとB地点ゲートを抜けていく場合のコース取りについて考えてみます。画像を大きくするには2005年12月6日 01時08分57秒をクリックしてください~。
赤いラインは、一般に「良し」とされるラインですね。「大きく入って小さく出る。」そのこころは、あるパイロンの周りをまわるとき、自分とバイクがパイロンに一番近づくときは、すでにバイクの向きは次に進む方向を向いています。すなわち、その時点ではもうアクセルをしっかり開けられるということにつながるわけです。赤いラインがパイロンにもっとも近づいているところの接線方向に注目してみましょう。
これに対比して、最初のA地点でふらふら~と内側のパイロンに近づいてしまったときのラインが「??」なほうの黒いラインです。パイロンに接近したときはまだ全然向きが変わっていなくて、それからヨッコイショと向きを変え、地球離脱のロケットのごとくAから離れつつBへ向かいます。さらにBの内側パイロンに接近してから再びヨッコラショで出口を向きますので、なかなか出口へ向かって加速ができません。
違いがわかりますでしょうか?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
まずはこの、赤い美しいライン取りに後輪をしっかり通せるよう、走路ラインの構築を行う必要がありますね。しかもそのラインを一発で見抜いていける観察能力がストリートやワインディングではとても重要になります。競技のジムカーナであれば何度も下見を行ってラインを考えるわけですが、ストリートでわざわざ下見をする人は居ないわけで、そのぶん、マージンを持たせつつも効率的に走れるラインをアタマで構築し、美しくも繊細、大胆にそのラインをトレースできるようになるまで練習を重ねることは重要ですね。
このような訓練は、いわゆるライテク本に書いてある、アウト・イン・アウト、もしくはアウト・センター・アウトの原則を踏襲した「基本の型」ともいえるものだと思います。まずは、コワくないペースで安定して赤のラインを通れるようになりたいところです。
そしてその「ライン取りの安定感」がたしかなものになってから徐々に、
「いかにAとBでの『向き変え』を短時間で行うか」
の練習に移行する、ということになります。ブレーキの掛け始めの位置、リリースの位置、アクセルの開け始めと開け終わりの位置など各操作の連携を絶妙に制御しつつ、かつ、それらは単独でばらばらに操作するのではなく微妙にオーバーラップして連綿と続いた一連の操作にくわえ、バイクのリーンに合わせたナチュラルな上体のフォーム作りとステップ荷重の印加にも重ねて練習が要求されるのです。
そしてA~Bの間隔によっては、A,Bでの向き変えは、セルフステアのみでは間に合わないため、自らハンドルを切り増しして向き変えを作らねばならないこともあるでしょう。切り増しの最大量は物理的にハンドルストッパーまで、という制約もあります。そのフルロック状態でさらに小さく回るにはバンク角の維持も必要になりますね。
***
コトバで書くと、長くなって要領得ないですね~。こりゃもう走りこみあるのみですかね。走りましょう。開けましょう。新しい世界が見えてくる
です。
#完全に鬼軍曹の教えの影響をうけてますね最近。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/choki.gif)
というわけで、「らくらくパイロン回ろう講座」(そんなんいつ決めたんや
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
赤いラインは、一般に「良し」とされるラインですね。「大きく入って小さく出る。」そのこころは、あるパイロンの周りをまわるとき、自分とバイクがパイロンに一番近づくときは、すでにバイクの向きは次に進む方向を向いています。すなわち、その時点ではもうアクセルをしっかり開けられるということにつながるわけです。赤いラインがパイロンにもっとも近づいているところの接線方向に注目してみましょう。
これに対比して、最初のA地点でふらふら~と内側のパイロンに近づいてしまったときのラインが「??」なほうの黒いラインです。パイロンに接近したときはまだ全然向きが変わっていなくて、それからヨッコイショと向きを変え、地球離脱のロケットのごとくAから離れつつBへ向かいます。さらにBの内側パイロンに接近してから再びヨッコラショで出口を向きますので、なかなか出口へ向かって加速ができません。
違いがわかりますでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
まずはこの、赤い美しいライン取りに後輪をしっかり通せるよう、走路ラインの構築を行う必要がありますね。しかもそのラインを一発で見抜いていける観察能力がストリートやワインディングではとても重要になります。競技のジムカーナであれば何度も下見を行ってラインを考えるわけですが、ストリートでわざわざ下見をする人は居ないわけで、そのぶん、マージンを持たせつつも効率的に走れるラインをアタマで構築し、美しくも繊細、大胆にそのラインをトレースできるようになるまで練習を重ねることは重要ですね。
このような訓練は、いわゆるライテク本に書いてある、アウト・イン・アウト、もしくはアウト・センター・アウトの原則を踏襲した「基本の型」ともいえるものだと思います。まずは、コワくないペースで安定して赤のラインを通れるようになりたいところです。
そしてその「ライン取りの安定感」がたしかなものになってから徐々に、
「いかにAとBでの『向き変え』を短時間で行うか」
の練習に移行する、ということになります。ブレーキの掛け始めの位置、リリースの位置、アクセルの開け始めと開け終わりの位置など各操作の連携を絶妙に制御しつつ、かつ、それらは単独でばらばらに操作するのではなく微妙にオーバーラップして連綿と続いた一連の操作にくわえ、バイクのリーンに合わせたナチュラルな上体のフォーム作りとステップ荷重の印加にも重ねて練習が要求されるのです。
そしてA~Bの間隔によっては、A,Bでの向き変えは、セルフステアのみでは間に合わないため、自らハンドルを切り増しして向き変えを作らねばならないこともあるでしょう。切り増しの最大量は物理的にハンドルストッパーまで、という制約もあります。そのフルロック状態でさらに小さく回るにはバンク角の維持も必要になりますね。
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コトバで書くと、長くなって要領得ないですね~。こりゃもう走りこみあるのみですかね。走りましょう。開けましょう。新しい世界が見えてくる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
#完全に鬼軍曹の教えの影響をうけてますね最近。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/choki.gif)
来ましたね、Zターン
日曜日に楽しみましたよね。
このZターンでも、先週のM川さんのセットのような低速からAのコーナーに入ってBを抜けてからもすぐに次のコーナーが続くようなスピードを出せないセクションを作るパターンと、日曜日のようなスピードが出ているところから鋭い減速をしてシケインのようなZに入るパターンがありますよね。
後者の場合ですと減速の強さやタイミングを間違えるとAの倒し込みの位置がすぐにずれてしまうところが難しいですね。ブレーキもっとうまくなりたいです。
もとよりぼくは、このタイプの回り込みの多いコースが好きなので一段と楽しかった。
とくにこのZセクションの最後が終わって右300度くらい小さく回るところがクライマックスでした。フルロックを維持しつつ角速度を高めるにはバンク角が必要で、なおも前輪を転がしてやる必要があるためコジリや力みがタブーなところでしたね。
ああいう、回転に近いセクションが好きなのは僕はジムカーナ競技をやっていたころから変わっていません。
コテコテ、大好きです。
分かっているけど、上手くいかな。
やっぱり、練習ですか?
いつかは、きれいにはしれるのかな?