光Ginjiの「後方ヨシ!」

素敵なライディングと輝く毎日を送る仲間に乾杯!

意外なキーワード

2006年10月25日 09時40分14秒 | バイクあれこれ

皆様こんにちは~。

連日、多くの皆様に訪れて頂いております弊ブログですが、編集画面に「リンク元」という欄があり、皆様にどこからお越し頂いたのかが判るしくみになっております。この「リンク元」の一覧によりますと、弊ブログの場合、よく練習をご一緒させていただく方のサイトや掲示板からのご来訪が多いようです。バイクねたつながり、ということで何か有用な情報を得て頂けていればよいのですが…。

一方、「検索キーワード」という欄があり、こちらはいわゆる「ブログ検索」などの検索エンジンに入力したキーワードによって弊ブログがヒットし、ご来訪いただいた履歴が残ります。たいていは、「HMS」「講習会」「安全運転大会」「キッズバイク」などの情報を捜し求めてお見えになる方々が多いようです。
それらはブログねたとして何度か取り上げておりますが、いずれも

『最初、参加するにはちょっと勇気が必要だったけれど、いざやってみれば面白く、いつしかハマってしまったよ…』

といった性格のもの。興味はあるが不安もいっぱい。だから参加しあぐねているかもしれないそのような方々の背中をそっと押す効果はありましたでしょうか…。

しかし、中には、「よくヒットしたなこの単語で!」という場合があります。昨日の出色は「洗濯ピンチ」。家事・炊事・洗濯については非常に積極的な我がブログ、もとい、非常に疎遠な我がブログなわけですから、たとえば、今まで触れたこともない紳士モノのパンツの干し方を求めてご来訪された若奥様や、型崩れせず、効率的なアンダーウエアの干し方を知りたくてご来訪いただいた一人暮らしの女子大生のみなさまは、弊ブログから所望の情報を得て頂いたかどうか甚だ不安ではあります(笑)。

# このあたりの強引な想像力はチョイモテ・オヤジの真骨頂であります

さて、洗濯ピンチ、じつはこれ、ライダーとしての私には必須の一品なのです。週末の湖畔一泊においても、ホテルに備え付けがない場合に備えて自宅から持参いたしました。これがないと、二日続けてのバイクの練習、とくに二日目は、野趣・芳香ただようヘルメットをかぶったまま練習することになり、甚だ居心地が悪いものです。

このような日程での練習では、ホテルに戻ってきたらまず、内装をはずしてボディーシャンプーを使い手洗いし、帽体もバスタブの中で丸洗いです。汗をもっとも吸い込んだアゴ紐もしっかり洗います。そして、(自分自身に対しては)使用前の乾いたバスタオルで帽体を拭き、内装はよく振って水切りし、同じく未使用のボディータオルで押し拭きし、洗濯ピンチにはさんでエアコンの風があたるようにぶらさげておきますと、翌朝はまた気持ちよくヘルメットをかぶることができる、というわけですね。汗かきの私には旅先でも必須の儀式です。

たまに、すすぎが足りなくて、翌日終日、ボディーシャンプーの香りをかぎつつライディングする、などというのも旅先の風情ではあります。

爽やかなライディングは爽やかな気持ちと爽やかなライディング・ギアに支えられますね。

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湖畔で途中下車

2006年10月24日 00時12分55秒 | 浜名湖レインボー

こんにちは。

金曜日に急遽、大阪のお客様を訪問するための出張が入りまして、「コレ幸い!」ということで出張経費の交通費を最大活用するべく、湖畔で途中下車いたしました。今回はトライアルとオンロード、二日続けて有意義な練習ができる、夢のようなウイークエンドの幕開けです。(実際、週明けの今日は大変な充足感と筋肉痛で、まだ夢の続きにあるようでした。)

トライアル車の練習、半年ぶりぐらいでした。トラ車とオンロードでは使う筋肉が異なるところもあるがゆえに、「久しく使っていなかった」腕や肩、背筋などが今日は猛烈に凝り固まっております。やっぱり定期的に練習を重ねるのが良いようです。今回、担当いただいたイントラさんは、「トライアルの神、光臨」にふさわしい史上最強のS浦さんでしたので、

    「基本の練習を少し変形させるだけで、大変難しい練習となること」

の実例をいくつも教えていただきました。たとえば、平坦なところで8の字を極低速で小さく回るようにできたら、その先の練習として、

(1) かなりの斜面の上と下にパイロンを置いて斜面の上下に対し8の字
(2) その斜面の同じ高さのところに2本パイロンをならべて斜面に対し横に8の字

と設定することによって、3次元的に走ることを強いられ、体重の移動や荷重の掛け方の基本をより一層、カラダに叩き込むことになります。 「創意工夫が新たな道を開く」 ということですね。

さらにこの日のセクション設定は、一見、ラクに見えてその実は、ライン取りにせよアクセルワークにせよ、ものすごくシビアに正確に決めないと足が出てしまうものでした。こういうの、燃えますねえ。サケの川昇りのごとく、「何度も何度も何度も何度も…」トライしたあげく、(偶然でも)クリーンできたときは大変うれしいです。この達成感こそがトライアルをつづける原動力なのですね!大変充実した気持ちで爽快な汗をエンジョイしました。

そして、チョイモテ・オヤジ光Ginjiは、ある美人レディス・ライダーに夕食にお付き合い頂き、楽しい浜松の夜は更けていくのでした。

翌日はオンロード中上級。天気予報はにわか雨の可能性を示唆しておりましたが、朝はいい天気です。最近、湖畔のHMSもその充実の内容の素晴らしさから人気が急上昇、この日もそうそうたるメンバーが関東・東海・関西方面から続々と終結し、なにやらただならぬ雰囲気が漂っております。その熱意に負けじと置かれたパイロン群は、まるで富士山ろくの青木が原の樹海のごとく、遠方のパイロンが霞んでよく見えぬほどの高密度。
「フルロックなしでは上級にあらず」
「上級たるものパイロン倒すべからず」
「自らには厳しく、他者には優しく」
の堅い信念を胸に秘めたN村イントラのカーニバルは(過去記事参照)、まだまだ続いている模様。この驚異の祭典・饗宴を隅から隅まで味わい尽くそうとする楽しげな参加者のそれぞれバイクは狂喜乱舞の雄たけびをあげ、パイロンの一本一本をまるで舐め上げるかのごとく愛おしげに旋回を飽くることなく繰り返していたのが印象的でした。(そりゃ俺だけか?いや違います。みんなそうでした。みんなパイロンをこよなく愛し、パイロン横でのバイク操作にえもいわれぬ愉悦を感じるのが快感なのデス)

この日のテーマは、実は「基本の操作」。意外なことなんですが、ブレーキングでもターンでも、難しく感じられるコースほど、実はベーシックなライディングフォームや、揺るぎの無い下半身のホールド、自由度の高い上体の確保などの実現の可否が問われるコースなんですね。

僕自身、自分に課しているテーマは、そういう難しいコースをクリアすることもさることながら、
 
      「それを何度もいつまでも、繰り返して安定して楽しく笑顔で走ること」

だったりします。ジムカーナ競技のように、2回のみの走行で最速タイムを出す志向性とはやや趣を異にし、強いて言うなら持久走(ロングツーリング)的な、有酸素運動的な方向性で、にこやかに楽しく、長く疲れずに乗りたい! そのための練習を重ねたい、と思っています。これはなかなか難しく、疲れを我慢して走り続けても、走りがとっちらかるだけでそれは危険ですらあります。バイク操作の 「力のいれどころ、抜きどころ」 を的確に把握し、実際の操作に反映させるにはこれもやはり反復練習が唯一無二の練習だと考えます。

練習も終盤にさしかかり、ぽつりぽつりと雨がシールドを濡らし始めましたが、なんとか路面がドライのまま練習は終了。72 Kmの走行は、充実の時の結晶、となりました。

これからさらに秋本番。路面も冷えてくることでしょう。でも反対に、暑さバテが少なくなるこれからはホットなライダーのための季節到来。通年ライダーには気持ちの良い季節がやってまいります。

よく学び、よく遊べ。 楽しむライダーには恵みの豊穣がもたらされますね!Enjoy Riding!!

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データロガーをスクールへ!

2006年10月19日 00時11分58秒 | 日記

ロードレースなどではメジャーな存在(だそうですね?)のデータロガー(Data logger)を使って行う試みのHMSに参加してまいりました。
CB1300 に各種センサーを装着し、

 (1) アクセル開度
(2) 速度
(3) Fブレーキ油圧
(4) Rブレーキ油圧

の各項目を縦軸とし、時間軸 t を横軸としてプロットすることによって、ライダーのマシン操作の様態を探ろう、というものです。これらの4要素を同一時刻内で観測し、その波形の形状を見ることによって、たとえば、

・急制動のときに、ブレーキをガツンと掛けているか、ジワリと握って(踏んで)いるか。
・また、そのときにフロント重視でかけているか。リア重視でかけるのか?
・直列パイロンスラロームでFブレーキも併用しているかどうか?
・コーナーの立ち上がりで、アクセルを開けるドンツキを押さえるためにリアブレーキを使っているか?
・ブレーキのリリースとアクセルの開け始めにオーバーラップがあるか?

など、ビデオに撮った映像だけでは分かりにくい「ライダーの操作」を立体的に確認しよう、というものでした。

いや、これ、実に楽しかったです。いちばん興味深かったのは、「走る・曲がる・止まる」「減速・加速」の要素が詰まったオフセットパイロンスラロームでの操作時の様態です。これ、ほんと参加者十人十色、って感じでした。バンク角を確保して、大きめに旋回するひと、直線部分を多くとり、舵角中心に向きを変える人。その中間の人。 それぞれによって、プロットされる波形が如実に異なっていました。

日ごろ、「遅い・寝てない・開けてない」そして「旋回の後半に一瞬、止まる」をここ何年も指摘されてきた僕ですが、とくに、「旋回後半で止まる」理由が、リアブレーキの使い方にある、ということがハッキリ、波形に表われていました。旋回中に、必要以上に踏み込んでいくクセが頑固にしみついていることがわかりました。があああん。

それ以上にわかって最初は嬉しかったこと。:-)

     「俺、開けてるじゃーん

アクセル開度のグラフは、この日の参加者の中でまちがいなく最高MNMイントラをも凌ぐ開けっぷり!なにしろ波形が示すんだから間違いない 大将(軍曹)、僕はやりました。開けてます。しっかり右手はあけてます。VFRの白バイさん真っ青の、ひじをも下げる開けっぷり
愛弟子(?)はやりましたよ。アクセル、開けられるようになってます


…だけど、なぜ速くない(速度が乗らず、旋回も凡庸…)のか…。さらなる苦悩の入り口に光Ginji は立ちました。  ええ。わかってるんです。極低速で、ガバッとアクセル開けても、たとえPGMのCB1300といえど、すぐには回転が付いてこないことを。それを良いことに(?)、鋭く開けて、また戻しちゃってることを…(爆)。もっと早くに開け始め、もっと長く開けていないと、新世界への開眼は遠いことを。ううむ。練習あるのみじゃ。

嗚呼、ライディング修行の道はまだまだ続きます。 終わりはありません。
この日、初級に参加されていた、きらきらした瞳の可愛いレディスライダーに問われました。

「軍曹に、『乗れば乗るほどうまくなる』と教わったのですが本当ですか?」

と。もちろん答えはイエスです。好きこそものの上手なれ。千里の道も一歩から。
優しく楽しく、元気よく。

 


ニューモデルの季節・物欲ふつふつ

2006年10月17日 23時11分44秒 | バイクあれこれ

こんにちは~。

最近出るバイク雑誌には、来年モデルの記事がいち早く掲載されてます。今、本屋に積んである BIG MACHINE 誌では、先日のセーフティー・ジャパンの様子がどんと載っており、大将の真剣な表情を楽しむことができますが、それとあわせ、ぼくはコイツにドキンと来ました。

マイナーチェンジではあるんですが、変わったところ、変わらないところが見事に僕の「物欲ツボ」を押さえています。1本出しマフラーに、インジェクション化されたけれど空冷はそのまま。オーリンズはグレードアップされている模様。

個人的には、このエンジンの系譜につらなる FJ1200ABS を大変気に入っていて、アメリカから別送品として持ち帰った思い出のマシンであり、スクールや講習会に通い始めたのもその FJ1200ABS と共に、でした。低速ばかりのスクール走りで、この空冷エンジンをたいそう苛酷な環境で使い続けましたが、打たれ強いこのマシンは大きな故障を起こすことなく、大きな車体で僕のライディングをサポートしてくれました。
いま、もう一度、このエンジン積んだマシン、ほしいなあ… 。

と同時に「今、もう一度」という意味では、油冷のファイナルエディションも欲しくなってるし、CB1300 を乗りこなすことは積年のマイ・テーマでもありますし。宝くじが当たったら、ZZR1100C1 に乗っていた若き日々を思い出しながら、ZZR1400 も所有してみたいし。

しばし、通勤の電車で読む雑誌の向こうに、夢を描くのでありました。

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カーニバルは終わらない…(HMS浜名湖・中上級 Sep.30)

2006年10月01日 23時41分03秒 | 浜名湖レインボー

こんにちは。

9/30(土)、前夜遅くまでの大阪出張から浜名湖へスーツ姿で移動しまして、湖畔で秋を満喫して参りました。やや湿度は高いですが、湖面をわたる秋の風が心地よい、広い練習場に無数に並べられたパイロンはをフルロックで(どうにかこうにか)切り抜けていく快感は、『あの夏はまだ終わらず…感謝祭を引き続き。』の意図をこめてNMイントラが私たちライダーに用意してくださった、とびきりの『愛』なのでした。

この日は(も)、遠くはアメリカや、大阪、東京から練習熱心なみなさんが集まり、イントラさんの人数も最終的には5名以上となり、それはもう、くんずほぐれつの素晴らしい練習となりました。

バイクは寝かさなければ小さく曲がらない」もちろん、これは必ずしも公道で絶対そうしなければいけないものではないわけですが(公道では転倒リスクは常にミニマムであることは絶対です)、「寝かさない(will not lean)」と「寝かせない(can not lean)」の間には絶対的な違いがあります。「寝かせない(can not lean)」のままでは、アクティブなマシンコントロールとは程遠く、これすなわち「マシンに乗っている」のではなく「マシンの上に乗せられている」状態だからです。

この日の練習、ロック to ロックの切り返しを極短時間で連続して行わなければならず、意識的にマシンを制御しないと、バイクが立ったまま「ただの千鳥」状態で、「バイクに乗せられる」状況に陥るような、なんともタフなレイアウトの多い練習でした。難易度が高いほど、燃えます! 倒されてしまったパイロンが多いほど、起こすことに必死になります! (欲を出しすぎて、右手で起こすときに身を乗り出し過ぎてコケました。) 「なめらかに前輪を転がすには…」 永遠のテーマです。カーニバルはこの日一日では終わりそうもない雰囲気でした。ますます楽しみです。湖畔の真ん中で「愛」を叫びましょう。

さて、先日好評をいただきました、われらが桶川の大将の芸術的なスラロームですが、別アングルから撮った動画をいただきましたので編集してみました。頭が「全く動いていない」ことがはっきりわかります。獲物を狙って疾走する黒ヒョウもしくはチーターそのもののような獰猛さです!必然、目線は安定し、なお柔軟で安定し力強い走りができるわけです。こんなフォームで走れるようになりたいです!

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