光Ginjiの「後方ヨシ!」

素敵なライディングと輝く毎日を送る仲間に乾杯!

決意をあらたに、ハンドルを握る

2007年10月15日 01時30分41秒 | バイクあれこれ

皆さんこんにちは!

たいへん長い夏休みを頂きました。何度もご来訪いただいた方、常にブロックスネークの記事が目に入り、辟易されたことでしょう(^^)。大変失礼いたしました。

弊ブログを再開するにあたり、まずはノリックのご冥福を心からお祈りしたいと思います。
何十億、何百億にひとつ、の確率で起きてしまった交通事故、決して再び僕達のまわりでその悲しい知らせを聞くことがないよう、自分たちにできるひとつひとつのこと、安全運転の気配り・合図・確認・思いやり、あらためてキモチをこめて実践したい、と思います。「後方ヨシ。」いまいちど、きちんと行いたいです。

ぼくらにとって大好きなバイク、これで家族や友人、同僚を悲しませることがあってはなりません。無事で安全でいられること。これは奇跡でもなんでもなく、確固たる自信と実践によって交通社会みんなで築きあげるものだと思います。

バイク好きな僕らが、ごく自然にバイクに乗り続けて、仲間と素晴らしい時間を共有すること。これはごく普通のことです。一瞬の奇跡などではない、たゆみなき努力と運転のゆとりで実現する現実社会。僕らはその一員であります。

楽しかった今日より、もっと充実した明日を迎えること。それは別に特別なことでも奇跡でもなく、当たり前であるべきこと。明日も安全にバイクに乗ることができる。それは喜びであり、偶然の産物ではなく、僕らが断固たる意志を伴い、デザインするライフスタイルだと思っています。

安全運転は奇跡ではなく、必然です。また、僕らからその必然の事実を普及・実践していくこと。それは奇跡でなく、決意であり自発的行動です。「行動なき者は去れ!」とまで言えるほどの厳粛な誓いです。すなわち必然の行為・安全運転を実践するひとこそ、望ましい交通社会の一員たるにふさわしいのです。

速さや表面のカッコよさではなく、内なるマインドや基礎技術の練磨からにじみ出る薫風こそ、本当に爽やかなものである、と思います。

明るい明日を築くこと。これは絶対に奇跡ではなく、自信をもって勝ち取るものです。
そんな思いで、僕らは明日もキーをONにして、エンジン始動。確かな合図と「後方よし!」。

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8 コメント

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Unknown (チャングム)
2007-10-15 10:58:47
 こんにちは、あちこちでお会いしてます、チャングムです。
ブログの再開、首を長~くして待っていました。
ブログの言葉、一言一言が心にしみました。

 交通事故の悲報、二度と耳にしたくありませんね。
様々な事故のニュースを見聞きするにつけ、「え~!!、どうしてぇ~!???」と思うことばかり。ちょっとした油断が大事故に・・・。

 失われた尊い命は二度とかえりません。被害者にも加害者にもならぬよう、もう一度気を引き締め直して公道を走ろうと思います。
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こんにちは! (光Ginji)
2007-10-16 08:15:56
チャングムさん、コメントありがとうございます。
弊ブログの夏休み中は、関係各所でお世話になりました!:-) この世界は意外と狭いようです(笑)。

今年を振り返ると、身近なばなさんの悲報、有名人であるノリックの悲報、それに、ニュースにもならないけれど尊い人命がバイク事故で失われていることは憂うべき事実なんですよね。

事故なんて、そうそう起きて/起こしてたまるものか!その決意がすごく大切だと思います。

僕らがバイクを楽しめるのは、奇跡なんじゃなく、当たり前のこと。
バイクに乗り続けられるのは、友人と談笑するごとく普通のこと。
明日もバイクに乗ることができるのを奇跡なんかにしちゃいけない。明日の笑顔を作るのは、今日の自分の行動責務。

僕ら個人にとって、壮大なことは急にできなくても、「家を5分早く出る」とか「交通の流れにのりつつ速度は5km/h抑える」とか、「目視確認・後方確認を行う」とか、「横断歩道で歩行者に譲る」とか、小さなことなら、今朝から始められますね☆。

そんなキモチを毎日、抱きたいと思うのです。
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同感です!! (CBsukisuki)
2007-10-23 03:02:20
まったく同感です。
バイクは自分自身だけでなく他者にも危険です。
やはり常に安全を心がけるなら一歩譲るゆとりの気持ちを持つことが大事だと思います。
車の方向指示器を早めに出すだけでも事故を防げます。今回の不幸な事故もそうだったんじゃないかと推測します。
人はうっかりするものです。普段は早めに指示器出す人でもうっかり道を間違えあわててUターンしたのかもわかりません。
事故は常に双方が被害者になります。
ギンジさんのいうようなこと、私も肝に銘じて常に必ずこころがけねばと思います。
合掌
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IMVが、、。 (MDD)
2007-10-23 03:22:10
ノリックのニュースは、びっくりして、思わず朝霧高原の礼子さんに連絡しました。礼子さん宅にいたカメラマンさんは3週間前にノリックと会っていたということで、かなりショックだったようすです。

IMVが長期出張先で来年の2月職場結婚されるとのこと。

いやいやブログが更新されないので、ちょっと心配していました。あと、OWKの真空管ブログも更新されてないんだよなぁ、、。
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Safety is no accident. It must be planned. (さがみ)
2007-10-25 13:04:10
はじめまして。世田谷区在住の相模(さがみ)と申します。
文章に大変感銘をうけましたので,書き込みさせて頂きました。

私は十数年ペーパーライダーで,この夏に思い立ってHMS埼玉で練習を始めた者です。(HMS関連の検索をしていて貴ブログをみつけました)

表題の言葉「安全は決して偶然ではない。計画されなければならない」は,私が昔アメリカでとった某免許に書かれている言葉です。(掛け言葉にもなっていますね。)また,このときのInstructorは,私が合格したとき「おめでとう」という言葉ともに「Stay safe. It's just a licence to learn!」と言ってくれました。
両方とも自分にはとても大切な言葉です。

文章を拝見して,これら言葉をまた思い出しました。

自分が楽しくて乗る乗り物で,自分も家族も,そして自分の知らないところで関係している誰かも絶対に悲しませたくはない,本当にそう思います。私も決意を新たにしました。

重い文章になってしまいましたが,HMSででも,お会いすることがあれば宜しくお願いします。

Safe riding!

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安全を築くために (光Ginji)
2007-10-25 22:52:42
みなさん、コメントありがとうございます。

◎CBsukisukiさん:
「ゆとりの気持ち」、これ、そのとおり、心がけの原点になりうる、と感じます。
進路を譲る、歩行者を先に行かせる、交差点でよく確認する、そもそも過大に速度を出さない…などなど、時間的なゆとり、精神的な余裕があれば、いずれも苦も無く実現できることばかり。

だから、僕らが始められるいちばん手軽で確実なことは、たとえば「予定より10分、早く出発する」ではないかな、と思うのです。

◎MDDさん:
しばらく mixi のほうで気楽にやっておりました。仕事もあいかわらず、やることいっぱい、の孤軍奮闘なんですけれどね。
バイクは脈々と練習しております。ある意味、僕にとっての「求道」かも。
IMV さん、ご結婚、ですか。それはおめでたいですね。新しい世界を切り開く話、うれしいものです。

◎さがみさん:
ようこそいらっしゃいませ。「HMS」のキーワードでおいで頂くのはとても嬉しいです。ぼくにとっても、HMSは、それまで自己流で積んできた乗り方をきちんと体系化し、よからぬ癖は矯正の糸口をくださり、いろんな面で「プロの乗り方、教え方」に深く感銘をうけた、貴重な場所なんです。

「安全は決して偶然ではない。計画されなければならない」

重みのある言葉です。しっかり、覚えておこうと思います。
(もし、よろしければ英文の原文もお教えくださいませ☆。)

これからもよろしくお願いいたします。
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お返事がおそくなってしまいましたが,,, (さがみ)
2007-11-01 19:21:56
こんにちは,相模@世田谷区です。こちらこそよろしくお願いします。

>「安全は決して偶然ではない。計画されなければならない」
の原文ですが,Safety is no accident. It must be planned.
です。まさに言うは易く行うは難しですが,大きな目標です。

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HMSで再び二輪に乗り始めて,少しだけ慣れたので先日レンタバイクを借りて公道に出てみたりもしています。(二回とも府中試験場コース開放に練習に行きました(笑))

前回は10/27の大雨の日で,二輪は私一人。。。。装備は調えて,時間の余裕も十分にとって望んだのですが,やっぱり堅くなっていて大変でした。結果的に何事も無く帰りましたが,自分の安全マージンの少なさを実感しました。もっと精進せねば。。

それでは,Safe riding!
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ありがとうございます。 (光Ginji)
2007-11-02 23:25:46
さがみさん、大変お手数をおかけいたしました。
最初に頂いたコメントのタイトルが、そのまま原文でしたね。読み落とし、大変失礼しました。

「安全マージン」、つまるところ、練習で得たものを公道へフィードバックしたい最大の property が、この安全マージンなんだと思っています。

バイクの操作、「走る、曲がる・止まる」そのものはある意味、『無意識に』できるようになることで、次々刻々と変化する自分の周りの状況をいち早く察知・理解し、それに対応していくことが求められますから…。

速く走る、とか、そういうのはあくまで「結果」なのであって、まずは、基本に忠実な、やさしく、無駄のないしなやかなライディング。これを極めたくて、僕も日夜、心を砕いております。

楽しみながら、粘り強く、継続すること。
笑顔で、まいりましょう☆。
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