光Ginjiの「後方ヨシ!」

素敵なライディングと輝く毎日を送る仲間に乾杯!

おおみそか~2006年、ありがとう~

2006年12月31日 09時32分58秒 | バイクあれこれ
みなさんこんにちは。

今年も残すところあと十数時間となりました。ほんと早いですね時間の経つのは。
ライダーのみなさんは大掃除やメンテに余念のない年末をお過ごしのことと思います。

先日、手帳をめくり返して2006年のバイク関係の活動を振り返ってみました。埼玉HMSには28回、浜名湖HMSには12回参加してました。神奈川県の講習会・特練・GRMには計14回、ヤマハのキッズバイクやリターンライダーのスクールにも14回参加してました。週末の時間が有限であることを考えると、今年は遠出といえるツーリング(日帰り)に出た回数が片手に余るのも「さもありなん」ではあります(笑)。低速バランスと同じく、趣味・家庭・仕事のバランスもうまく取らないといけませんしね。

さて、来年 2007 年、亥。イノシシ。みなさんはそれぞれどのような目的に向かって、まっしぐらに猪突猛進されるのでしょうか?僕は、そうだなあ、やっぱり「遅い、寝てない、開けてない」の克服はまだまだ続きます。年に数十回もHMSに参加しているのに、こればかりは地平線の先にあるがごとく遠い道のりに感じます。が、やっぱり面白いし奥が深いから、楽しみます!それに加えて極低速系のバランスへの自己限界へのチャレンジも続きます。スタッフとしての活動も、より効率的で安全に留意したスクールの進行をお手伝いできるように努力したいですね。
自分のマシンもそろそろ新調したいな、などとも思いつつ。XJR かな… CB1300 かな…。

今年一年、皆様に弊ブログにお越しいただき、暖かいコメントをいただき、実際にお会いしたときにもお世話になり、本当にありがとうございました。いろんなキーワードで弊ブログにお越しになる方からもブログのネタのヒントをいただきました。デイリーなブログというより、週報なみの気ままな更新ではありますが、これからもみなさんと安全で楽しく、笑顔と愛のあふれるバイクライフを考えていけたら、と思っております。

2007年、みなさまにとってさらに発展と飛躍の、幸せあふれる一年になりますように!

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HMS浜名湖・中上級(クリスマス・イブ)

2006年12月25日 23時04分45秒 | 浜名湖レインボー

「雨は夜更けすぎに~♪、雪へと変わ」りそうにないくらい暖かなイブの湖畔は、快晴で真っ青な空ときらめく湖面が清清しく、例年より遅い紅葉によって黄色や朱色に染められた里山の風景が懐かしいこの日、湖畔の走り納めに参加してまいりました。参加されたみなさん、おつかれさま。

というわけで、みなさま、再度、Merry Christmas!

聖なるこの夜、満点の星の輝きは湖面に反射し、スターダストの幾千万もの煌きがあなたのハートを直撃!まさに「クリスマス・スペシャル」。巨大なもみの木・クリスマスツリーを象った何千本ものパイロンは、それらをつなぐと目くるめくフルロック連続・変則オフセット+直線パイロンスラロームの体をなし、これを自在に縫うように走り抜ける色とりどりのバイク自身が自らイルミネーションとなり、蒼天はるか高くに待機するサンタクロース+トナカイのそりも真っ青のパラダイスが湖畔で繰り広げられました。

走る・曲がる・止まる」。ああ、なんて楽しいのでしょう。ハンドルはもうこれ以上、切れない。だけど、もっと狭い間隔が好き。ああ、なんて自虐的なんでしょう。1周、2周、…5周、…、10周、それ以上。何回通っても、針の穴に糸を通すがごとく、正確無比に同じラインにタイヤを通す悦び。かたや、それが乱れることを自覚する悔しさ。もっともっと。速く、小さく、滑らかに! 何度走っても、一瞬見えかけた希望の光の一閃は、次の周には再び同じようには見えず、またあてどない試行錯誤の中で、不意にまた、脳裏にヒントがひらめく興奮。そのあてどない繰り返し。ああ、「継続はチカラなり。」ほんとうにわずかずつでも、少しずつ進歩している、と確信しながら走る・走る・走る…。

細かい旋回を多数繰り返すコース設定が主体の一日でありながら、走行距離は80Km を超え、いつものように CB1300 のガソリンタンクは汗まみれ、となりました。今年一年、本当にありがとう。お疲れさま、と優しくタンクを拭き上げ、金色ホイールもできる範囲で磨きあげました。

2006年の湖畔での走り納めは大変充実したものとなりました。センターの皆様には 2006 年、まことにお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!

来年もより魅力的な走りを会得するべくがんばります。よろしくお願いいたします!

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第2回TEC-R安全運転競技大会

2006年12月25日 22時49分46秒 | 埼玉レインボー

みなさん、メリークリスマス!

本当に年の瀬迫る、2006年の最終週、年賀状書き、大掃除、その他もろもろ、忙しい日々をつつがなくお過ごしでしょうか?

さて、12/23(土)に埼玉 TEC-R では第二回安全運転大会競技会が開催されました。参加者は約60名、例年、9月に鈴鹿サーキットで行われるセーフティージャパン・インストラクター競技会の課題を模して行われるもので、日ごろフレンドリーなイントラさんも、この日は気合を入れて厳格に審査をする審判となる、ということで、いつもの HMS とは違った緊張した雰囲気の中での開催となるのでした。

この大会は、

・安全運転に対する意識を高める
・自分の技量を知る
・参加者同士の親睦を深める

という3つの大きな柱を標榜しています。後方確認に代表される目視による安全確認も採点の大きな比重を占めます。競技、ということで、基準タイムが設けられ、これに少しでも近づくには、完成度の高い技量を備えて、これを第一走目から確実に実現するだけの能力も必要となります。そして、この緊張感を共有する参加者同士が親睦を深め、楽しく安全にバイクに永く乗ることへの思いをより多くの仲間と共有する、さらには、たとえば弊ブログにご来訪いただいた多数の皆さんのコミュニティからも、ちょっとした心がけから暖かいバイク社会を支えていくことを可能にしよう、という狙いがあるわけですね。

交通事故の犠牲者は、今年は7,000人の大台を切った、という事実はありますが、それでも7,000人ってものすごく多い数であることは間違いないのですから、これをゼロにする日が来るまで、私たちライダーができることを毎日の生活の中で心がけたいものです。

そんなテーマのもと、大会の幕が切って落とされました。種目は3つ。
(1) 4.5m間隔の直線パイロンスラローム10本+半径4.5mの8の字一周の往復。基準25秒
(2) トライアル車 TLM220 を使ってスタンディング・スティル。基準30秒
(3) コーススラローム。比較的速度の乗るコースレイアウト。基準75秒
字にしてしまうと、そして、何度も走りこめばさほど難易度の高いものではないのですが、これをたった一回のチャレンジで、いつもにはない緊張のなか、しかも自分のベストをつくそうとするところに最大の難しさがあります。血圧と拍動、急上昇です。

で、僕自身の大会の結果ですが、僕はタイム競技が苦手なんですよねー(^^)ナイーブなルックスが物語るとおり、実は繊細で怖がりな性格が災いして、タイムが出せないんです。タイムアタックが1回だけじゃなく、3回やって良いタイムを採用、だっ「たら」、あと2秒でもタイムが良け「れば」もっといい得点が出せました。な~んてね。「たられば」言い出せばキリはないですね。でも、それでも悲願のトライアル車のスタンディング・スティルだけは、思い描いた成果を出せたので大変嬉しかったです。これが他の減点を緩和し、トータルで2位となりました。うちのヨメが、いつも快くママチャリで遊ばせてくれるおかげです。(ってここに書いてもどうせ読んでないですけど。) 壊れたら、また買うからもうちょっと貸してね

思い起こせば7年前、二輪車安全運転大会の県代表になったとき、初めて出会ったトライアル車 TLM がきっかけで HMS に通い始めたので、個人的な思い入れが深いです。豪快な小林直樹さんにも熱心に教えていただきましたし、本多選手にご担当いただいたバランス・スペシャルでも、目から鱗のアドバイスをいくつも頂きました。「トライアルだけは、低速/停止系だけは、譲れない」って思っていましたので、ほんと、嬉しかったです。たかが30秒、されど30秒。バランスの女神とラ・ポールを築くことができました。埼玉の神将、湖畔の妖精のおかげです。

2006年の埼玉での走り納めは、この大会となりました。センターの皆様には 2006 年も本当にお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ

2007年も、さらなる飛躍を信じ、頑張ってまいります。

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interlude ~年の瀬迫る~

2006年12月19日 01時28分49秒 | バイクあれこれ

みなさんこんにちは。

いやあ、Time flies like an arrow. 年の瀬せまる今日この頃、ですが、仕事関係の忘年会など続き、弊ブログも更新が滞りがちでして、ご来訪頂いた皆様には申し訳なく思っております。(_o_)

世間ではノロウイルスの流行など、愁眉の話題も多い昨今、皆様におかれましても体調にお気をつけくださいませ。この週末の TEC-R での競技会、よい天気になるといいですね。

忙しいときのトレーニング…僕的には、セーフティジャパンの様子を収めたDVDや自分のHMSでの練習風景を撮っていただいた映像を見て、「良いイメージの醸成」につとめています。昔、バンドを組んでドラムを担当していたころ、師事していた先生に、「ドラムも歌だよ。口ずさめないフレーズは叩けないよ」と言われましたが、これ、バイクにも通じるところがあると思っています。『こう走りたい!』というイメージに自分を近づけたい…。それが願いです。

というわけで、TLMのスタンディングは60秒、パイスラ&8の字は25秒、(種目には無いけど)一本橋は120秒、の『イメージ』をまずは蓄えたいと思う、今日このごろです。

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HMS埼玉・上級(Dec.9)

2006年12月10日 20時35分57秒 | 埼玉レインボー

みなさんこんにちは。

狙ったように朝から晩まで細かい雨が降り続く中()、からりと楽しい HMS 上級に参加してきました。
ううむ。雨だと気分が萎えがちですが、そこはそれ、考え方をポジティブにし、自分のテーマに心を傾けます。積年のテーマは「倒しこみ」。もっと、スパッとイケルはず…。でもこの日は雨でしたので、これを幸いとしてさらなる味わいを求めて笑顔で楽しく練習した次第です。ああ、雨粒が目にしみるぜ。

もはや夏のような路面温度の上昇も望めない今日このごろ、タイヤも冷え冷え。そして路面が濡れているとなれば、まずはタイヤと路面のグリップを最大の関心事としたライディングに専念する必要があります。タイヤのコンディションも大変重要。磨耗していない、溝が深く残ったタイヤで乗らないと、ほんとうに痛い目にあいます。ハイグリップ・タイヤであってもツーリング・タイヤであってもそれは同じ。「ハイグリップ・タイヤは雨に弱い」と言われることがありますが、溝さえあればダイジョウブ。むしろ、溝のない「雨に強いツーリング・タイヤ」などは全然頼りになりません。

そんな車両のコンディションをまずは整えた上での本日の練習は、「タイヤのグリップ力に負担をかけない加速・減速&コーナリング」ということで、ドライの時の自分の乗り方の中で、どういうシチュエーションがタイヤに負担をかけているか、を探るような練習となりました。雨の日は、負担のかかる局面で同じことをやりますと、タイヤが滑りますからいやおうなくその事実を思い知ることになります。

僕は(相変わらず)旋回速度を残してある程度のバンク角のままコーナリングしていく、というのが苦手です。寝ている時間が長いのはどうも不安に思う傾向があり、「ギュッと止め、バタンと寝かせてドカンと加速」を多用する傾向があるのですが、雨の日はそれ一点張りでは良くないこともあるんです。もっと、「まあるく乗る」こと、すなわち動くバイクに対し、正や負の加速度を大きくかけないよう、速度を残しながら向きを変えるよう心がけると良いシチュエーションがあるんです。「スリップしやしないか…」との心配で固くなりがちなライディングを、トラクションを感じ取る感覚を研ぎ澄まし、いつも以上にデリケートな操作にココロを傾け、没頭する。雨の日も気持ちの持ちようで、バイクに対し、有意義で濃密な時間を過ごすことができるわけなんですね。なかなかこれ、できないんだよなあ。もっともっと精進します!

バイク(のタイヤ)と路面の接する面積はせいぜい名刺一枚の大きさ。ここには絶対に限界を超える範囲の仕事をさせてはなりません。タイヤが滑らないように…。湖畔のセンターからお便りが届きました。「ギャグは滑っても問題ありませんが、せめてバイクに乗っているときは 常にツカミが必要です…」。きっとこれを執筆なさったのは…○○さんですね。読み手のココロをツカミましたね

さて、今年は予報どおり暖冬なのでしょうか…。冬は雨のみならず、白いもの、キラキラ輝くものが路面を覆うこともあります。天気予報や実際のコンディションに留意して、この冬もしっかり乗り切りたいですねっ。

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好きこそものの上手なれ

2006年12月05日 00時10分22秒 | 埼玉レインボー

みなさんこんにちは。

この週末は晴天に恵まれまして、空気が凛とし、キモチも引き締まる絶好のバイク日和でした。加えて、冬の優しい陽光が、遅めのピークを迎えた都心の街路樹の紅葉を柔らかくキラキラと照らし、忙しい師走にあってほっと心が安らぐ瞬間に満ちた二日間でもありました。

好きこそものの上手なれ」バイクにももちろんこれは当てはまります。土曜日は、とあるバイクのオーナーズクラブのメーリングリストの有志が集まって、「貸切HMS」が開催されました。このスクールはオフライン・ミーティングも兼ねており、年に4回ほど、もう3年も続いている貸切スクールです。これもやる気あふれる幹事さんの高い志と、「愛車であるビッグバイクを少しでも上手く乗りたい!好きで購入したバイクなんだから!」というやる気あふれる参加者のみなさんの気持ちが推進力となってこれまで永く続いてまいりました。

この日初めてバイクのスクールに参加する方もいらっしゃいました。初めてお会いした方で、もうすぐ還暦を迎える、というナイスミドルの方でしたが、はじめこそ走り方に若干のぎこちなさはあったものの、午前中の練習を終え、昼食時にお話をしたときに、

「いやぁ、こういう練習、難しいけど面白いですね!楽しいです!

とおっしゃったときのキラキラした眼の輝きが印象的でした。楽しい、と思う気持ち、ある程度の年齢となってからバイクに乗り出したという自覚と上達への意欲、そして、何より安全に確実にバイクと向き合って行きたい、という真摯な気持ちは、年齢や性別を越えて確実にバイクの操作が正確になり、ゆとりのライディングが身につくことにつながることは確実です。

さらにこの日、前々日に夜行バスを使って関西・大阪方面からはるばる埼玉までお出でになり、パイロンを友とした方が男性、女性、それぞれ一名ずついらっしゃいました。滋賀からお越しの男性はとにかく距離をものともせず、サーキットそばのHMS、そして、湖畔のHMSにも気軽に足を運ぶ練習熱心な方です。「好きこそものの上手なれ」今回は残念ながら腰痛ゆえに走行を休み、撮影係をかって出たナイスガイ、I さんが参加者の写真をばっちり撮影してくれたのですが、その写真をみてもこの滋賀の方の成長は著しいものがありました

そして、何より明るく美しく、この方がいらっしゃるだけで光Ginjiのみならずみんなが元気になるもう一名の女性の方は、実はすでに相当の凄腕ライディングを身に付けながらも、さらに正確、かつ、リスクが少なく、一点も非の打ち所の無いライディングをさらに練磨し身に付けたいっ、との心意気にあふれ、関西よりお越しいただきました。私など、このように記事にさせていただくにも恐れ多い「二輪バランスの愛のビーナス」なのですが、非常に研究熱心であり、担当いただいたHMSのイントラさんの持つ全て、教えていただく一字一句、一挙手一投足を残らず吸収しようとする熱心さには、本当に脱帽です。「好きこそものの上手なれ」ここにもキラキラと健在でした。

ご担当いただいたイントラさん、このように練習熱心なみなさん、そして走行の様子をデジカメおよび動画で喜んで記録してくれたIさん、みんなの手作りで気持ちがひとつになったスクールの開催が、「好きこそものの上手なれ」、好きなバイクをより楽しく、キレイに安全に乗っていくひとつのステップとなるのはとても嬉しいことだ、と思った、暖かい冬の週末でした。

こんな話を聞いたことがあります。伸び悩んでいる生徒がインストラクターに尋ねたそうです。

「先生、私はバイクに上手く乗れるようになるのでしょうか?」
「そうですね…。大切なのは『バイクに上手く乗れる』かどうかではなくて、『上手く乗りたいかどうかだと思います。あなたはバイクが好きだからここへ来ました。わかりますね。その気持ちがあれば絶対にダイジョウブです

これ、至言だと思いました。「好きこそものの上手なれ」、ココロに暖めたいコトバです。

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