けったらかまえる

ひとりごと

昔ばなし、ねずみのお宿

2011年11月25日 | Weblog

昔むかし、住んでいたアパートの2Fにネズミが出たそうな。
突然出るようなったそうな。
ずんぶんと前から、なんか黒い粒のようなものが米を入れたザル
についていたのを目撃していたそうな。

ある晩、夜中にカリカリという音を聞いて目が覚めたそうな。
ようく耳を傍立ててみるとかりぃかりぃと、ろぉーまの粉引き
の歯車のように連続音がしたそうな。

米を喰われて、糞もされていたそうな。
黒い粒が糞だったそうな。
夜中にカリカリされ、夜は不眠になったそうな。。
部屋中を走り回られないかと怖くて朝を迎えたそうな。
朝にはお帰りになっていたそうな。

ある時、源兵さんは鳥もちホイホイを買ってきて、仕込みを
して朝を迎えたそうな。

その翌朝は、子供一匹が、さらに翌々日は親子で数匹いたそうな。
親が捕まったことを受けて、穴を布とガムテープで塞ぎ
その後は現れなくなったそうな。

今はどうなってるのだろう。
不動産会社には伝えたがただただ驚いただけで、何もしてくれ
なかったそうな。

今はむかし。

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