こんなこと言うのもなんだが、憧れる人が
いるものだ。
フォークデュオでスタートし、
こんな事言っちゃいけないが、
先が見えない状態で始めた彼ら。
私はレコード盤を、小遣いを貯めて買い足していた。
いつに間にかあのア○フィー同様に電子サウンドで
パワーアップし、ヒット曲を連発してビッグになった。
田舎でようやく取ったいい席のチケットは
上京のため置き土産でプレゼントしたことがあった。
とうてい取れなかった武道館のチケット。
武道館のバンドライブは伝説となり解散。
デビュー当事は曲が作れないと嘆いていたが
今はスラスラと流れ出てくるようだ。
切ない唄。
切ない思い。
やわらかな風。
また、時にストレートな歌詞は、
当時ドキッととしたことがあった。
最近購入したDVDを早速PCで見て、音をオフにして
文字だけ見てるとこんな唄だったかと改めて。
大きな会場で顔も見えないだろうし、やはりチケット
は入手困難で、こんなDVDは助かる。
見ていると、もはやドーム全体で彼を見守っている
かのような感じがする。
自ら走り回り、自転車を漕ぎ、Tシャツ姿の彼は
永遠の少年だ。
憧れる。
秋の気配は、なんとなく瞳潤んでいるようにも
見えた。その対象は女性なのか、かつての相棒なのか。
めぐる季節、水曜日の午後、少年のように、
なんかはとても懐かしいナンバー。
今は家でCDを聞きながら唄うだけ。
あの高音が欲しいだけ。
DVDは、あぁ、ホントぉ ~ にぃ♪、
よかったぁ ~ ♪。
いいぞg !