今回は個人的に待ちに待ったROBOT魂 ダン・オブ・サーズデイをご紹介。お値段3990円。
前後から。ダン・オブ・サースデイは2005年の深夜アニメ「GUN×SWORD」の主人公、ヴァンの乗るヨロイ(この世界でのロボットの総称)。作品世界である惑星E・I(エンドレス・イリュージョン)が囚人の収容惑星だったはるか昔に開発されていた7体のヨロイ〈オリジナル7〉の内の一体で、他6体の元になったとされる機体。全ての基礎故に、一番特徴のない機体ですが、後述する要因故、後に開発されたオリジナル7の機体に対抗どころか超越する性能を見せました。(特に最強と言われたサウダーデとはかませかと思うほど・・・)設定ではオリジナル7の機体にはモチーフになる武器があり、このダンも刀の形に変形する設定なのですが、元々当時立体化する想定ではないのかトンデモ変形になっており、再現は至難の業だと思われるので今回はヨロイ形態固定となってます。
TOP画にも使用しましたが頭部のアップ。やはり立体化は考えられていないのか、複雑なライン取りながら非常にストイックなデザインです。玩具メーカーが絡むとヒロイックな記号が優先されて組み込まれてしまったりするので、こういった無骨なデザインができたのは近年ではかなり珍しいんじゃないでしょうか?当然私は大好物なデザインです。瞳は当然ヴァンが搭乗して起動した赤い瞳の状態。欲を言えば差し替えで青い瞳の顔を付けてくれれば嬉しかったかも。
体の各所にある青い部分はGE-R流体という固体化、流体化が自由に変化させることのできる物質で構成している設定。これにより通常のヨロイが重機の様な動きをするのに対し、二足歩行が可能になったり、敏捷性が高まったりする、というもの。この部分は設定でも半透明とされており、今回の立体化でもクリアパーツで再現。腕はほぼ丸ごとクリアなので、下腕の白が塗装で、本体の白と比べ、艶が若干違っていたり、脛、足首部分の接合部分が透けたりと細かい部分で気にしてしまう部分もありますが、マスプロ商品としては十分な出来。
付属品
オプションハンド(平手、武器持ち手、小刀用持ち手、武器添え手各両手分)、
可動範囲
肘部分は約100度程度の可動。ROBOT魂では少々浅い部類だと思いますが、ポージングで苦労することは特にありません。肘の付いたパーツと手首を接続するケーブルは軟質素材。この長さを考慮して肘関節が調整されているのか最大まで曲げても特に接続部から抜けるということはありません。
肩は前後でロール可動と横方向に80度位上げられます。特徴的な肩アーマーは接続部がボールジョイント、基部から横に最大90度の可動、更にこのジョイントは肩付け根のリング状のパーツに接続されており、肩基部から前後にロール可動が可能と、極力ポージングの際に腕に干渉しない様になってます。但し、大元の肩基部のリングパーツが少々ユルユルでカッチリした固定感がないのが難点。勝手に動くというほどでもないので十分といえばそうなのですが。
胸部、腰部は干渉するものがほとんどないのでかなり前屈、後反が可能。反面、頭部は前に倒す角度は大きいのですが上方向に向けるのは苦手。なので飛行ポーズは少々違和感がでるかも。
胸部と背中にある装甲板はボールジョイントで可動。腕のスイング機構に干渉しないようになってます。
脚部のの関節は少々独特。股関節はボールジョイント接続。この基部パーツに今回横スイング関節が追加されており、通常のボールジョイント単体以上に足をひろげることが出来ます。腿部分との接続部分に更にボールジョイントで接続されており、横へのロールが可能。ですが、ここの接続がかなり緩く、折角大きく広げられる足が、放置するとより広がってしまったりしてしまいます。キャラクター上、大型の武器を持たないだけまだマシですが、それでも少々不安定。膝は150度位の可動こちらの保持力は問題なし。深く曲げる際、膝から足首に来るケーブルが足りない為、長いケーブルも付属。差し替えが面倒なら長いままでもいいため(当然まっすぐ伸ばした際に余りが出て少々不自然ですが)、この処理は個人的に理想的かな。
爪先は干渉パーツが無いので左右に80度位の横ロールが可能人間の裸足の様なデザインが面白いですが、本体の大きさに対して接地面積が小さいのか、少々こけやすいです。
武器として大型ソードが付属。設定通り、大刀と小刀に分離可能。小刀はグリップが太くなってますが、専用の手首が用意されているので、両方ともしっかり持たせられます。
大型ソードにはアタッチメントを取付することでケーブルを外した手首、肘アーマーに取り付け可能。(肘アーマーへの接続の際はアタッチメントの白いパーツを取り外してピンを露出させます)手首への接続は劇中でもトドメの斬撃の際によくやっていましたが、肘アーマーへの接続は何のためかよくわからないので以後の写真ではやっていません。
アクション
「ウェイクアップ、ダン」
先述したように脚部の保持は少々甘いのですが、可動範囲はかなりの物ハイキックも難なくこなせます。
最初は扱い方が完璧に理解出来ていたわけではないですが、さまざまな戦いの中でヴァンがダンの性能を引き出せるようになったり、何より最終決戦で電気体質と肉体改造のハイブリットであることが発覚と(詳しくはググってください)定期的に機体とリンクしないといけない以外はほぼチートでした。
「チェストーッ!!」
第2話より。実は全26話にも関わらず、第2話を境に7話目までほぼ出番なし・・・
GE-R流体を使った長大な剣『神は裁き』。これもハイブリット故の能力として描かれてました。
最後は第1話の初登場シーンをイメージして。
以上、ROBOT魂 ダン・オブ・サーズデイでした。当時は完全変形可能なガレージキットが出てたくらいで、一般向の商品が出なかっただけに今回のリリースはビックリでした。以降も11月のヴォルケインの発売も控え、イベントではエルドラソウル、ブラウニーの試作も公開されていたりと、中々熱い展開に。是非このままオリジナル7の機体も立体化していただきたいところですが・・・果たして?まぁ売れなければこういったマイナーなシリーズは続かないので、出来も全体的に良いものなのでファンの方は絶対押さえてほしい逸品です。
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