ＨＧＵＣ ウィングガンダム

久々のガンプラネタでも。ガンプラビルドファイターズと連動した「オールガンダムプロジェクト」の第一弾、ウィングガンダムです。定価１５７５円。

ということでガンプラビルドファイターズに連動して今まで未発売だった主役機体を立体化する「オールガンダムプロジェクト」の第１弾として発売されました。２０１２年にＭＧ化されたことも記憶に新しい無印盤ウィングですが、１/１４４サイズでの新商品としては放映当時のコレクションキット依頼なので実に１８年ぶり。これだけ時間を置いただけあって、プロポーションは劇中イメージに沿った頭身の高いバランスになっています。今回もガンダムマーカーで部分塗装+リアルタッチマーカーでスミ入れしてます。


頭部はＨＧシリーズ共通の分割によりすっかりイケメンに。角の色分けもちゃんとパーツ分割されてます、マスク部のモールドが少々甘いのでケガキ針など彫り直した方が良いかも。各ダクトをスミ入れ用ブラック、各部のモールドをリアルタッチマーカーのグレー１でスミ入れしてます。可動は２重ボールジョイント。上方には大きく可動しますが、逆に顎を引いたりは苦手なようです。

胴体部も色分けは優秀。肩部のマシンキャノンの砲身とダクトのブラック位でしょうか。胸部中央のレンズ？パーツはクリアパーツで下のパーツにシールを張ったうえに取り付けする方式。可動は肩部付け根で前後スイング、腰部はダブルボールジョイント。腰部を可動させようとすると赤いパーツごと良く外れます。
肩部マシンキャノンをＡＧＥグレーで塗装。


腕部は今回の企画の為か、共通の新型関節フレームに外装を被せる方式。また、今回のウィングは変形時の関節隠しの為か肩の付け根にフレームを挟む方式になっています。肩部前後スイング、上腕ロール、肘二重関節、手首ボールジョイントと可動箇所や可動範囲は特別目立った構成では無いですが、前腕にある鳥脚は中間部分で可動が追加されました。ちなみにこのフレームの素材に新素材のプラを使用しているそうで摩耗しにくいものになっています。ダクト部をガンダムブラック、各部のモールドをリアルタッチグレー１、ブルーを使用。

脚部も股関節～膝関節までが共通フレーム。軸関節を多用したぜんざい主流の多重関節仕様。足首アンクルアーマーの保持が緩いので足首関節が剥き出しになることがしばしば。こちらガンダムブラック、リアルタッチグレー１を使用。

名前の由来にもなっている背部ウィングは赤い小翼の白部分以外はパーツ分けされており、素組でも結構見栄えが良いです。各羽が展開するほか、ウィングバインダー基部にも可動部が追加され、より劇中に近い放射状に広がった状態を再現できるようになりました。


付属品。バスターライフル、シールド、ビーム・サーベル、ビーム刃×２．

本機のメイン武装であるバスターライフルは本体２パーツにグリップ部、嘴？の黄色パーツの４パーツ構成。咲いて玄の色分けと言ったところでカートリッジ部などの塗り分けが必要になります。パーツが少ない恩恵か、構えても重さでヘタレたり、ということは無いようです。カートリッジ部、バレル部をガンダムＡＧＥグレーで塗装後、リアル板っちグレー２とリアルタッチオレンジでスミ入れしてます。

ビーム・サーベルのビーム刃は共通パーツのせいか、２本付属します。シールドは先端のセンサー部以外はキッチリパーツ分け、保持も専用グリップで保持する形に更に今回設定どおりシールドに収納が可能に、パーツ数が旧キットより増えているので重さが気になりましたが今のところバスターライフルと同じで心配はなさそうです。それにしても１パーツ構成で白の塗り分けが大変だったあのころが懐かしい（遠い目）・・・

装備状態。汎用性を重視した機体と言うことで持っている装備も他のガンダムと比較してスタンダードですが、３発しか撃てない、しかも高威力すぎるライフル装備ってどうなんでしょう？（一部資料には出力調整も可能というものがあったような気がしますが）


当然バードモードへの変形も内蔵。手首を取り外す以外は完全変形となっています。が、脚部の変形は共通フレームを使用しているせいか、脚部ブースターの露出があまり目立たないように感じました。

というわけでバードモードですが、先述の脚部ブースターの可動が小さい分、機体の厚みが均一になっていてこれはこれで良いかもしれません。（個人的な印象の問題ですが）。旧キットと比較するとやはりシールド周りの色分けが出来ているのが大きいです。

バードモードでも飛翔状態で展示できるようにリアアーマーのスラスターを外すとマウント穴が。中々良く考えたな、と感心しました。

以下、簡単に。

なぜか変形完了すると何故か全身が発光するのは何故なのか結局わからなかったですねＷ

前述の通りバスターライフルは軽くてヘタりにくいのでアクションし易いです。


ウィング基部が動くおかげで少々ハッタリがきいたポージングも可能に。余ったビーム刃はわかりにくいですが指で温めながら曲げてアクション用のものにしています。


左腕を外してＯＰテーマのＣＤジャケット風に。というか本編中不遇な扱いしかされなかったのでこれしか印象が無かったり。


てなわけでＨＧＡＣウィングガンダムでした。プロジェクトの都合か関節の形状は設定と違いますが、組み立てやすさ、可動共にバランスのとれた好キットだと思います。個々１０年くらいの間はＥＷ版ばかり優遇されてきたのでこれを皮切りにＴＶ版のデザインの商品も是非増やしていただきたいところ。
ではまたー

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ROBOT魂 エクストリームガンダム オプションセット

超今更ですが、今回はエクストリーム用オプションを。魂ウェブ限定でお値段４４１０円。


今回はエクリプス・フェースとアイオス・フェース用のセット。エクリプス。フェースと一応部品を分けて紹介。
エクリプス・フェース用のパーツは両肩、サイドアーマー、ヴァリアブル・サイコ・ライフル、武器用持ち手。

パーツ装着時は本体の対応するパーツも取り外します。個人的に気になったのがこの通常時の肩アーマーの軸がプラ軸なので力を入れるとおれそうで少々怖いです。

エクリプス・フェース。Ｗ世界でヒイロに接触したことで得た射撃進化形態。両肩と腰アーマーのみの変更ですが、結構シルエットが変わって格好良いです。

肩のブラスター・カノンは設定どおり展開が可能。見た目以上にスライドギミックが多用されており、かなり凝った作りです。

サイドアーマーのウィング部も可動ＥＸＶSは未プレイなのでこれが何の意味があるのかよくわかりませんが。

ヴァリアブル・サイコ・ライフルは左右分二丁付属。バスターライフル並みの長さがあり迫力十分。各部のクリアパーツもちゃんと使われてます。ちなみにもう一種類覚醒技じに使用する銃があるらしいですが未付属です。

左右で連結が可能。この状態だとライフルの後部が胸部に干渉してしまい、構えられる角度が限定されます。。

続いてアイオス・フェース用パーツ。専用バックパック、胸部パーツ、フロントアーマー、リアアーマー、ヴァリアブル・ライフル、専用シールド、ディバイン・シュート再現パーツ。

アイオス用の準備。こちらはパーツを外す際に心配な部分は無し。


アイオス・フェース。種世界でキラと、ＯＯ世界で刹那と接触したことでえたファンネル進化形態。背部のウィングの質量が本体に勝ってしまっており、高確率で腰から反るか、後ろに倒れてしまいます。この状態の時は魂ＳＴＡＧＥを使用した方が無難です。


背部のウィングが展開可能。可動部が多すぎてどう展開すれば正解なのかさっぱり分かりません(汗)。それだけあって放射状に広がる翼はかなり見栄えが良いです。各部のアリス・ファンネルは分離可能。クリアパーツに塗装で再現されており、こちらもかなり良い出来。ただこれらを飾るスタンドや支持パーツが無いのが残念。

ヴァリアブル・ライフルは特にギミック無し。先端にディバイン・シュート用パーツを取り付けすることで再現できます。但し結構重いので飾る際はスタンド必須です。

専用のシールドは付け替えで伸縮を再現。


これらのパーツとゼノン・フェースを全て取り付けることでＥＸＡ・フェースが完成。ＭＳというより何だか勇者のグレート合体の様なフォルムで見た目どおり可動が制限されまくりです。

以下、簡単に



エクリプス・フェースは肩の前後スイングが狭まっており、ヴァリアブル・サイコ・ライフルを連結させるとほぼファイナル・シューティング状態しか飾れません。


アイオス・フェースはファンネル関連の展示で補助パーツが無いのが残念。ウィングを展開するして飾る分には良いのですが。




ＥＸＡ・フェースだとパーツ全部乗せお決まりの可動制限が特に顕著。上半身周りは特に狭くなります。あと画像を撮り忘れましたがアイオス・フェースの専用シールドも専用ジョイントを使用して取り付けが可能です。


最後はこの状態だとかなり使いにくそうなシャイニングバンカーで〆。
以上エクストリーム用オプションセットでした。ある意味この形態の為に買ったようなものなのでＥＸＡ・フェースにはおおむね満足ですが、エクリプス・フェースの大型ライフルが付かないなどゼノン・フェースと同じく古オプションに少々足りないのが残念。ここは「エクストリームの全形態を再現させるオプションセット」でなく「ＥＸＡ・フェースを再現させるためのオプションセット」と割り切るべきでしょうか。個人的にゲーム自体は未プレイなので十分ですが。
ではまたー

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S.Hフィギュアーツ 仮面ライダーＢＬＡＣＫ(リニューアル版）

今回はＢＬＡＣＫファンにとっては念願のリニューアル版ＢＬＡＣＫを紹介。お値段３６７５円。

フィギュアーツの初期に発売されたものの、そのアレンジを効かせすぎて途方もないコレジャナイ感を感じて３年余り・・・半ばあきらめかけていたリニューアル化がついに実現しました。今回は開発スタッフが変わったおかげかかなり劇中に近い頭身バランス、造型となっており、旧作で感じた不満点がほぼ無くなってます。


旧版と比べ明らかに良くなった頭部。アンテナの細さ、複眼の形状、マスクのライン取りなど満足のいく仕上がり。


旧版と並べると違いが一目瞭然。こうして見ると旧版の似てないこと似てないこと・・・

ベルトは旧版では細すぎるウエストのせいか劇中通りの「体に埋め込まれた」形式に。キングストーン周りの塗装工程も増えているようで見栄えが向上してます。



更に今回は劇中スーツさながらのレザーを張ったような独特の「シワ」も再現。個人的に足首のチャックまで再現されるあたり凄いこだわりを感じます。


旧版と並べて可動範囲の比較を。実は元デザインを犠牲にしているせいか、可動範囲は旧版の方が若干ですが良かったりします。


リニューアル版になって肩基部の引き出し関節が追加。これにより以前よりも大きく引き出せるようになりましたもちろんこちらにも独特の筋繊維のモールドもしっかり入ってます。

脚部周りは股関節は旧版の方が優れており、今回のリニューアル版は立ち膝の様な姿勢をとらせると引き出し関節を使用しても横にそれてしまって何だか不格好な感じに。足首は現在のスタンダードである樹脂製。ダイキャストを使用している旧版と比べると安定感は劣ります。

左から旧版、リニューアル版、シャドームーンと比較。あまりの出来の差にシャドームーン発売当時には半ばあきらめていたＢＬＡCKですがやっと見合った商品になって一安心。

オプションは非常にあっさり。手首が４種類（武器持ち手、平手２種、ポーズ手各左右）のみです。何かしらエフェクトパーツも欲しかったところ。


以下、簡単に



名乗りも違和感無くこなせるようになりました。



非常にフォルムが太くなったので劇中のアクションが違和感なく決まります。次郎さんが入ってるみたいですＷ



バイタルチャージからの構えポーズ。肩の引き出し関節のおかげでしっかり決まります。

ライダーパンチ。本当は横からのアングルでのジャンプ→屈伸の流れも撮りたかったのですが腰と股関節の可動範囲の都合上凄く不格好になってしまうので止めました。



ライダーキック。やっぱりエフェクトが無いので少々味気ないのが残念。Ｖ３のキックエフェクトとか似合いそうです。キック直後のポーズは足首がダイキャストではないので初期のポーズは難しいようです。


シャドームーンと。今回は持ち手が最初から付属しているのでサタンサーベルも持たせられます。

以上リニューアル版ＢＬＡＣＫでした。本当に待ち望んでたリニューアル版で発売されただけでも歓喜したもんですが、実際に触れてみると劇中スーツの再現度が高かったのはのはうれしい誤算でした。更にそれに合わせてか魂ウェブでロードセクターまで発売されるなど、謎の力の入れ具合。主に私が嬉しい悲鳴を上げます。
来年４月にはＲＸもリニューアルされるようですし、そちらも期待大です。
ではまたー

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