こんばんは
ご無沙汰のKボーイでございます。
そろそろ趣味活動も再開できそうです。
さて、3月のダイヤ改正で新鶴見機関区EF65の運用が大幅に減りました。正直びっくりしましたね。もちろん、それだけ引退も近いということですが、晩年になって多くのカマが国鉄色に復帰したお陰で、いろいろ楽しませてもらいました。
さて今日はそんな新鶴見機関区所属のEF65のNゲージを取り上げます。
ということで、
スロットレスモーターの新仕様になりました
KATOのEF65 2000番台 復活国鉄色のお話です。
(2000番台更新色と)
今回取り上げるのは去年12月発売の新仕様のものです。
2019年9月発売の旧製品と比べますと、
- 動力のスロットレスモーター化
- 収録ナンバーを変更(2083・2086・2087・2088号機)
- 収録ナンバー変更に伴う標記印刷の変更
が変更点になります。
なお、旧製品のナンバーは、2065・2066・2067・2068号機で、その頃はまだ更新色も多かった時期にあたります。
◎模型の概要
まずは模型の概要からお話いたします。
〇商品名:品番3061-7「EF65 2000 復活国鉄色」
〇主な仕様
- プロトタイプは国鉄色に復帰した新鶴見機関区所属のEF65 2000番台赤プレート機
- スノープロウ付き、ホイッスルカバー有りの仕様
- 側面ガラスはスモーク色、各部Hゴムは黒色
- 助手席側窓の冷房用ダクトを再現
- 検査標記は「2020-1 大宮車」、ATS表記は「SF」「PF」
- 印刷済みメーカーズプレートは「川崎重工+富士電機」
- 付属品のナンバーは「2083」「2086」「2087」「2088」の4機
模型外観の基本設計は旧製品に準じるので、表から見える範囲で新しい部分は特にないと思います。
〇付属品
・選択式ナンバープレート(収録ナンバー:「2083」「2086」「2087」「2088」)
・交換用KATOナックルカプラー×2
(付属品はたったのこれだけ)
〇実車について少しだけ
模型のプロトタイプは新鶴見機関区のPF赤プレ機の内
2019年12月から2020年11月にかけて大宮車両所に入場、
国鉄色に復帰した2083・2086・2087・2088号機の4機です。
(国鉄色復帰直後の実車EF65 2083 根岸線根岸にて)
PFの1080~1089号機のうち、2000番台にならずに廃車になったのは1082号機だけで、残りはすべて2000番台に改番、国鉄色に復帰しています。
いかんせん2080番台はよく見るので、国鉄色に復帰する前は「また、こいつか…」と思ったものでした。
模型の概要は以上です
◎付属品を取り付ける
さて、付属品を取り付けますが、この製品は手すりやアンテナ、ホイッスルといった細かい部品は取り付け済みです。
そのためナンバープレートの取り付けとお好みでナックルカプラーに交換する程度です。
ナンバーの取り付けに接着剤は不要、さらにナックルカプラーへの交換も、
スノープロウ部分を下に外し、アーノルドカプラーと交換するだけ。非常に手間のかからない製品でございます
逆に手間がかかるKATOの電気機関車は?
EF210 100番台シングルアームパンタ仕様(特にメタルインレタの旧製品)
次からは細かい所を見ていきます
◎お顔の具合
(更新色と並べてみました)
いつものPF顔です。
ライトは電球色LEDで点灯します。
明るさは並で、ややオレンジ色に近いです
◎旧製品との比較
旧製品(品番3061-5)と一緒に並べます。
(左:旧製品 右:今回)
当たり前ですが、造形に変わりません。
塗装については旧製品よりもしっかり塗っているようで、青色が若干濃い印象です。
近年のJR貨物所属機の特徴である助手側側窓の冷房ダクトはもちろん別パーツです。
なお、この冷房ダクトは2幅の狭いタイプと広いタイプの2種類があります。
模型では幅の狭いタイプですが、2083号機は広いタイプです。
(2083号機の冷房ダクト)
まあ気にしなければいいのかな?
2086号機と2088号機は幅の狭いタイプで、2087号機は幅の広いタイプのようです。
その辺、実はトミックスの方は抜かりなく、広い、狭いを選べます(えー)
(製造銘板とナンバープレート)
「川崎重工 富士電機」と書かれていることがなんとなくわかります。
でもNゲージサイズなので、文字が読めなくともそれっぽく仕上がっていれば良いのでは?
検査標記は「2020-1 大宮車」で2086号機が当該とのこと。
(※当初、2087号機と誤記してしまいました、申し訳ございません)
ちなみに旧製品は「30-4 大宮車」で2068号機でした
※2067号機は「30-3」
◎車両を大まかに分解
ボディと下回り、屋根を分離すると
こうなります。
窓ガラスはスモーク色です。
屋根は黒の成型色で、パンタ台周辺と歩み板にグレーです。
ところで、実車を見ても歩み板の色はよくわかりません。
グレーにも、黒にも、青色にも見えます。
(2083号機の屋根、何色よくわからないでしょ?)
なお、信号炎管は根元を青色にするとよりリアルなようです
なお、TOMIXは歩み板を青色と解釈しています。
こんなところでしょうか。
この模型は基本的に2086号機にするのが無難ですね。
印刷済みの検査表記「2020-1 大宮車」に該当するのと、冷房ダクトも幅の狭いタイプだからです。
(検査標記部分)
機関車の後に続く貨車はコンテナあるいは石油タンク車になります。
個人的には根岸線5692レも面白いと思います。
日によって、編成は変動しますが、
この日の編成は石油タンク車10両の後ろに、20フィート海上コンテナ積載のコキが3両、
そして最後尾に回送のヨ8000形も連結されていました。
ちょっと変わった編成、ということよろしいかと
発売から時間が経過したのでさらりと流しました。
以上です
〇関連記事
新鶴見機関区の同僚、
KATO EF210 100番台シングルアームパンタ→コチラ
新鶴見のちょっと変わった特定機、
TOMIX EF65 2127(広島更新色)→コチラ
TOMIX EF65 2089(広島更新色もどき)→コチラ
コメントありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございません。
PFも関東は当たり前でも、静岡以西は非常にレアにですよね。
デーブ・ホー様もナンバーの取り付けに失敗したとのことですが、今回の復活国鉄色は問題なく取り付けできたので、成型時の微妙な誤差なのかなと思っております。隙間を減らすために、かなりタイトな設計なのかと。
PFと聞いてやって参りました(笑)
良いですよね、PF。貨物更新色は賛否両論ではありますが、最近はPFが見れるだけでも幸せじゃないかと思っております。
この国鉄色仕様は我が地元、おおさか東線にもやってきまして、はるばる新鶴見からご苦労様ですと労っております。
さて、製品ですが、確かに艶が少々足りない感じですね。
ですが…。
KATOさんがこれを製品化しただけでも喜ばしいです。
特に運転台横のクーラーの表現は私はKATO製が好みです。
ちなみに国鉄PFですが、私もナンバーやりました(泣)
どうもこれだけ、サイズが合っていない模様です。
当然アシパ買いました(泣)