Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

KATOの185系が似てない、と言われるから実車と比較してみた

2019-03-09 00:21:07 | 鉄道模型‐全般

〇2019年3月8日追記:
TOMIX製HG仕様の発売を反映
(TOMIX製の個別記事はコチラをご覧ください)

やるせない気分のKボーイです

さて、数年前のことですが

KATO「185系200番台 踊り子色」を購入したことを
このブログにて報告しました
その時の記事→コチラ

買っておきながら言うのも難ですが、
KATOの185系は設計が古い製品なので、
全面的なリニューアルを私は望んでいます

というのも、

KATO製185系に関して、
よく言われる不満、
「顔がイマイチ似てない」

確かに185系電車にしか見えない、
どうも何かが違う



(TOMIXの クハ185 0)

HG仕様で新発売のTOMIX製はともかく、
マイクロエース製にすら見劣りする

私もそう思います

でも
どうして似てないと感じてしまうのか、
その理由はよくわからない

そこで今日のお話は、
KATO製185系と実車の前面を比較して
その似ていない理由を探ってみよう、
というお話です

まずは実車の正面写真から

OM04編成の丁度良い画像がなく、
同じ200番台のOM08編成を用います

そして、比較対象となる模型、
KATO製185系です

致命的な寸法の破綻はしていませんが、
どこか外れている

そこで、
二つの画像を合成してみると…


結果、こうなりました

これなら客観的に説明できると思います

この比較画像を見る限りKATO製185系は
・特急シンボルマークが大きすぎる
・前面窓下の緑色部分が天地方向に狭い
・トレインマークが天地方向に大きい
のがわかると思います

この3つが、KATO製の185系が似てない、
と言われる主な原因ではないでしょうか

Nゲージの世界ではたった1mmの差でも
かなり印象変わってしまいます
(Nゲージの1mmは、実車換算で15cm)

それがNゲージ車両の設計の難しいところであり
それこそ設計者の腕の見せ所だと思います

もし、KATOさんが185系をリニューアルした際には、
どれだけ変わるのか見てみたいものですが

模型と実車の比較話ここまで

さて、2019年3月
KATOがリニューアルする前に
TOMIXがハイグレード仕様で新発売

0番台を買ったので
両製品を並べてみますと


(左:KATO 右:TOMIX)
KATO製は馬面ですなあ

TOMIX製はどっしりとした印象です

また、模型の車高が低いことも
その印象をより強くしております

実際、両者では
車高がかなり異なります


(左:TOMIX 右:KATO)
KATOはかなり車高が高いですね

オマケの側面


(上:TOMIX 下:KATO)

車体の長さや
斜めストライプのサイズに
特に違いがありません

なお、色味が
アイボリーはTOMIXの方が明るく、
逆に緑はKATO製の方が明るいです

それにしてもだ
(べらんめえ口調で)

おい、西落合の旦那よぉ

お前さんが、寝ている間に
立石に先を越されたじゃねえか

顔は似ているし、ライトはLED



お前さんが無視した、
サロ185形の洗面所窓の有無を
当然作り分けしてある

それ以上に驚いたのは、

交換用トレインマークに
「回送」を入れるなんて乙じゃないか

俺も悔しいが、旦那も悔しかったら、
これを越えるものを拵えてみろよ

まあ、しかし

立石サイドはKATOの動きを
注視していたと思います

KATOが185系を
リニューアル発売するかどうかを

実車がそろそろ消える噂がありながら、
KATOが中途半端に200番台「踊り子色」を
発売したから絶好のチャンスでした

実際、KATOが200番台踊り子色を出して、
半年ぐらいで製品化を発表

首都圏では最後の国鉄形特急です
売れないはずがない

KATOは寝て待て、
とはよく言いますがね

そんなことを言ったら
実車が先に消えてしまうよ

以上です

(※ろくでもない記事で申し訳ありません)



以下余談

さて、この記事、
最初に投稿した時は
『111系0番台を買う』
というタイトルでした

ところが、ある日
グーグル等の検索エンジンにて
「KATO 185系 似てない」
と入れると、

この記事が検索結果の上位に
来てしまうことを発見

わけがわからないよ…

少なくとも「185系」には
一切触れていないのに
私は非常に驚きました

うっかり見てしまった方に申し訳ないので、
この度、KATO製185系200番台を
新たに買ったのを契機に大幅修正しました


書き換え前の記事も残しましたが


こんばんは

久しぶりに模型を買いました

KATO111系0番台湘南色

もっとも随分前に買うような事を予告したので




今回は7両基本セットしか買ってません

111系と言えば、以前グリーンマックス製キットを製作しましたが

完成品と手作りキットを比べるのは・・・

いやいや、味があるとだけ述べておきます

お顔だけなら左のGMキットも負けていないような気がします

なんかこの野暮ったさが、いかにも模型らしくて好きなんです

右のKATO製は一部で似てない似てないと騒がれていましたが
そんなに変ですかね?

大体、似てないと言うのは

コイツとかTOMIXの相鉄11000系の事を言うのさ


サイドを並べると

KATO製はガラス側にHゴム表現がなされていますが
やっぱりガラス側にHゴムを表現するって、やっぱり変な感じです

若干隙間が目立つし

でもやっぱり完成品の良いところは

オデコとライトが光る事

とりあえず付属のパーツを付けないとね

ちなみにグリーンマックス製の方は修繕中というか
手直ししてます

以上です

------ここまでが書き換え前の記事でした------

謎ですね

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2 コメント

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Unknown (東重千代)
2018-11-26 14:20:38
こんにちは

どっかのサイトでカト、トミ、MAの比較をやってましたが、カトの顔が似てなくて これだけは買わない事にしてました。
結果MAを買いました。MAは側面の緑の塗装が亀の甲羅みたいなひび割れたり、緩衝材で変色したりで酷いものでしたが、それでもカトの顔よりマシだと思いました。
一目でわかるぐらい緑のラインが細いのですが、それ以外にも原因が有ると思ってました。そぉ言う事だったんですね。
Unknown (ushin)
2023-10-31 22:12:00
古い製品について揚げ足取ろうなんてつもりはありませんが、やはりマイクロエースにさえ負けるカトーの顔の致命的欠点は、ヘッドライト表現です(断言!w)
トミックスもマイクロも、落ちくぼんだライトカウルを表現できていると言えるのに対して、当時の技術として仕方なかったとはいえ、ベチャッと潰れたライト(縁もぶっとい)は、今には通用しないでしょう。

腰高は、走行性能の面から敢えての面もあるでしょうが、トミックスの旧製品485系とカトーの旧製品181系の車体裾が同じ時点で、外観的には負けなのです。
現行の151系はちゃんと低くなりました。
(…が、ボンネットがなんか太いので、151系のスマートさが台無し)
カトーってなんか時々ヘンですね。

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