こんばんは
おそらく明日も模型が入線するだろうと思うと、ワクワクする一方で出費の多さに頭を抱えているKボーイです
まあ、それはともかく、今は目の前の模型に集中しましょう
今日は日曜日に「簡易版」という名の適当な入線記事を投稿した、
TOMIXの2020年9月新製品、EF65 2127号機 広島更新色のお話です
新鶴見機関区EF65の中でも一二を争うぐらい鉄道ファンに人気の、カラシ扉の広島更新色・2127号機がNゲージになりました。
実車は元々はJR西日本からJR貨物に売却されたもので、岡山機関区時代の2003年に広島車両所で更新工事を受け、スカイブルーとカラシ色の貫通扉が特徴の広島更新色になりました。その後2008年に高崎機関区に移動、翌年に配置区統合に伴い新鶴見機関区へ移動しました。関東地区移動後に大宮車両所で全検を2回受けましたが、広島更新色を維持し、2000番台への改番も経て2020年現在に至ります。
2127号機は今回が初製品化ではなく、2000番台改番前の1127号機時代にTOMIXから一度製品化されています。
もう10年以上前でしょうか、その時は茶釜57号機とのセットでした。
その旧製品も手元にあるので、それと見比べながらまたいつも通りユルい話をしていきます
◎模型の概要◎
商品名:品番7135 JR EF65 2000形電気機関車(2127号機・JR貨物更新車)
主な仕様
・明るいブルーとカラシ色の貫通扉が特徴の広島更新色を再現
・新モーター(M-13)採用
・ライトは電球色LED
・パンタグラフは金属製
・屋根上はグレー一色
(2)メーカーズプレート
(3)屋上用ランナーパーツ(列車無線アンテナ/信号炎管/ホイッスル)
(4)列車無線アンテナ取り付け用治具
(5)前面手すり
(6)助手側側窓用冷房ダクト
(7)交換用TNカプラー/ダミーカプラー
になります。
ナンバープレートには改番前の1127号機も含まれています
旧製品と比べた場合、ナンバープレートが2127号機に対応したほか、助手側側窓用の冷房ダクトとダミーカプラーが追加され、逆にGPSアンテナと水色のメーカーズプレートが付属しません。
ナンバーの方はもちろん専用品で、1127号機は普通の銀文字、2127号機はブロックナンバーでギラっとしたメッキ色です。メーカーズプレートは他製品との共用品で右から2番目の「東洋電機・川崎重工」を使用します。
私の感想ですが2127号機のナンバープレートのギラっとした文字は、
どちらかと言えば2127号機への改番直後に見られたナンバープレートに見えます
これが2013年12月の実車の画像です。
車体色よりも濃い青色のプレートに銀の切り抜き文字で、視認性が非常に悪いナンバープレートでした。
このナンバープレートですが、2017年2月に全検を受けた際に視認性の良くなるように調整を受けたようで、2017年4月に撮影した実車画像を見ると、
(実車 EF65 2127 青梅線中神にて)
車体色の同じ水色のベースに、白っぽい文字色になって読みやすくなりました。
ですから、最近の姿を再現するならブロックナンバーのままで、文字色を明灰色あるいは落ち着いた銀色にした方が良かったのではないでしょうか?
なお、旧製品と比較して車体の色に変更はありません。
率直な意見として、デフォルメの範囲内とはいえ車体の水色が濃すぎますね。
実車の水色はもう少し淡い印象です。
ライトは電球色LEDを採用。
過去に多くのTOMIXのPF製品で採用されていたオレンジ色LEDに比べるとかなり明るいです。
ただし、旧製品の1127号機でも電球色LEDを採用していたので点灯具合に大きな差はありません。
模型の概要は以上です
◎付属品取り付け◎
では、さっそく入線整備をしましょう。
最初に説明した通り付属品は多いですが、焦らず腰を据えてやるべきです。
例によって、列車無線アンテナはユーザーが取り付け穴を開ける必要があります。ピンバイスと0.5mmのドリル刃が必要です。
アンテナ等を取り付ける際は動力ユニット外し、ボディだけの状態にした上で、クリアケースの蓋の上にのせてやると作業がしやすいです。
さて、上の画像では遮光ケースとプリズムも外しております。外した理由は列車無線アンテナ用の穴を開けるとき、
穴の位置にヘッドライトのプリズムと遮光板があり、ドリル刃が貫通した際の破損リスクを避けるためです。
パーツは基本的に接着剤ナシで取り付けられる設計です。
屋上パーツは難なく取り付けられましたが、
メーカーズプレートが少し歪んでしまいました。
小さい上にゲートが両側にあってランナーから切り出しにくいのよね。
参考までに実車。
整備後の姿はコチラ。
1エンド側はダミーカプラー仕様にしましたが、なかなかカッコいいですね
◎模型の細かい所◎
整備が終わったところで各部の細かい所見ていきましょう。
まずは正面から、
ダミーカプラーは引き締まっていいですね。スカート下が微妙ですね。
塗装は拡大すると粗が目立ちますが、問題のないレベルだと思います。
同じTOMIX製の1000番台前期型・貨物更新色と。
裾の青帯は広島更新色の方が一段低く、その関係で貫通扉下のステップが水色です
もちろん実車通りです。
ちなみに旧製品は「15-10 広島車」でした
屋根上の見ていきましょう。
まず斜め上から。旧製品(奥)と並べてみました。
見ての通り旧製品のプラ製パンタから金属製パンタに変わりました。
プラ製パンタは柔軟性に乏しく、壊れやすいという欠点がありました。
そのため無加工で交換できるKATO製のPS22に交換するユーザーが多く、プラ製パンタを搭載する製品が発売されるたびにKATOのPS22パンタが店頭から無くなる。というのがよくある光景でした。当然KATO側も把握しててホビーセンターカトー東京店に大量に並んでましたね。
とにかく、一般的な金属製パンタに戻ったので良かったと思います。
屋根はランボードを含め灰色一色です。
大宮更新色の製品はランボードを青にしているので、そこが微妙に異なります。
再び1000番台前期型と。
またTOMIXはかつて広島更新色もどきだった2089号機も製品化しています。
こちらはランボードのほかにモニターも水色です。
こんなところでしょうか。
最後にまとめますと、新鶴見機関区EF65で唯一の広島更新色である2127号機が製品化されて非常に良かったです。ナンバープレートの表現が私の考えとちょっと違いましたが、それ以外は大変に満足しております。
我が家のEF65も増えてしまって、なんと言いますか、まあ非常に…どうもありがとう。
これからも面白い機関車を製品化してもらいたいですね。
以上です
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