Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

長いタキは好きですか。KATO タキ25000「日本石油輸送」が入線したよ

2021-03-30 00:33:14 | 鉄道模型-機関車・貨車・客車

こんばんは

珍しく月曜日の夜にご登場のKボーイでございます

仕事を休んだとか、暇だったという訳ではありませんが、今日はなんだか書きたい気分。そういう日もあるんですよ、たまには

さて、また放置気味だったNゲージの紹介記事になります。

いつもなら実車の話を適度に織り交ぜながら、おしゃべりをさせていただくのですが、今回のタネ車に限っては私は見たことが無い上に、資料もあまり揃わないです。だからどう書けばよいものかと悩みますが、そういう時はフィーリングでお話ししましょう

今日はなが〜いタキを取り上げます。ということで、


KATO タキ25000「日本石油輸送」の入線です

言わずと知れたLPガス専用のタンク車です。TOMIXから遅れること何十年でしょうか。ここにきてKATOから製品化されました。

模型としては品番10-1426「タキ25000+ホキ5700飯田線貨物列車セット」に含まれるタキ25000「日本陸運産業」の標記違いになります。

◎模型の概要
〇商品名:品番8072「タキ25000日本石油輸送」

〇主な仕様

・車番はタキ25355 郡山駅常備
・化成品分類番号「燃23」印刷有り
・台車はコロ軸タイプのTR216

模型のプロトタイプであるタキ25355は、タキ25000末期まで残った4輌のうちの1輌。少なくとも2005年頃まで塩浜―南松本間のLPガス輸送で活躍していたそうです。郡山駅常備というのも割と後年の姿だと思います

化成品分類番号は当然印刷されるものだと思ってましたが、実は飯田線貨物列車セットに含まれるタキ25000にはそれが印刷されておらず、すなわち1978年以前の姿を再現してるようです。飯田線の旧型国電をたくさんリリースしているKATOなので、それらと一緒に遊ぶならセットの方が良さそうですね

概要は以上です

◎模型の各部を見てみましょう
概要が終わったところで、模型を見ていきましょう。

まずは側面全体からです。


タンク体は細長く両端が丸みを帯びていて、台枠の上にカスボンベがそのまま乗っているみたいですね。

そりゃ、積荷がLPガスだからガスボンベそのものですが、それまでの高圧ガスタンク車は大概キセ付きで、タキ25000程にはのっぺりしていません。

とにかく長く感じるタンク体ですが、

タキ1000形と並べるとご覧の通り。実車はタンク体だけで約16mあるようです

次に細かい標記類を見てみましょう。まずはタンク体右側からです


車番や専用種別といった細かい標記も決まっております。

検査標記は「57-3 日本車輛」とあるので1982年の新製直後といった塩梅です。飯田線の旧型国電はは1983年6月に定期運用を終えたのでギリギリOKなのかな

続いて左側拡大です。


JOTマークもキレイに印刷されております。
なんか…同時期に発売されたタキ1000後期形・日本石油輸送色より印刷がキレイじゃない?


(参考までに。下がタキ1000後期形です)

同じマークなんだけどね。
仮にそうだったとしても、飯田線シリーズと現代っ子タキでは気合の入り方が違うから、ヨシとしよう。

気合が入っていると言えば、

マンホール部分もこだわっております。滑り止め表現もいいよね

さらに車両を裏返ししますと、


あまり見えない台枠下の空気配管も作りこんでいるのがわかります

さらに車端部を見ていきましょう。

(手ブレーキ側車端部)


(反対側の車端部)
どちらも程よいディテールでよろしいかと。

これで細かい部分は以上です

◎この模型でどうやって遊ぶ? 
私はタキ25000という貨車を見た記憶はありません。
だから、この模型でどのような編成を組むかはメーカー側が提示した編成例や鉄道雑誌、ネット上の画像を参考に自分の理想の姿を考えるほかないですね。

しかし、理想の編成を組むには別途貨車が要るようでして…

(ここからは落語風でお楽しみください)

お前さん、このタキ25000でどんな編成を組むのかい?

西落合の旦那が勧めていた(KATO公式HPの製品紹介でも提示されていた)1996年頃の飯田線貨物列車かな。ED62とタキ25000単独でも立派な編成になるし、その後ろにタキ35000を3両つなげれば、より楽しい編成なるぞ

1996年頃だとタキ35000は日本石油輸送仕様だね。あれ、ED62って持ってた?

西落合のを持ってたよ。いつ、どこで買ったかは覚えてないけどね。

守備範囲広げ過ぎじゃない、いくら飯田線が魅力的だとしても。

なあに旧国沼に未だはまってないだけいいじゃないか。

ま、そうだね。とりあえず機関車とタキを引っ張り出して、

はい、立派な編成の出来上がり。飯田線貨物列車廃止までタキ25000が運用されていたから割と有名だよね。タキ25000の行き先は元善光寺駅で発送元は神奈川臨海鉄道浮島町駅だったかな?

さあ、そこまでは…。とにかくこんな素敵な編成に165系と並べると、


よだれが出るというのか、たまらないよね。

うんうん、飯田線らしく小さくまとまるのがいいね。でも、タキ35000はどこにも売ってないよね。ここ最近新品で売っている店見たことある?

ない。旦那の店(ホビーセンターカトー東京店)でも売ってないし、その辺の模型店でも見たことが無い。何で再生産しないのかねぇ

その辺は旦那だからなあ。そういえば、他にも西落合の旦那が提示した魅力的な編成例があったよね。ほら、1988年頃の東北本線でのホキ2200形との混結列車。

ああ、そんな編成例もあったね。多分あれは久喜駅から東武伊勢崎線に直通した列車を想定しているよね。川俣駅までLPガスを輸送していたようだよ

ははん、私鉄直通とはまた乙な。ホキ2200も2両ぐらいあるから編成にするとこんな感じかな。

カマはEF65 500とあったけど、ここはやっぱF型よね。

カマが立石(TOMIX)か。まあ、西落合はひさし付きだから、クセが強すぎるか

あっしにはあの姿が粋ってる感じがして好かんからね。それにしても、この編成を再現するならホキ2200がそれなりの数が必要だけど、

やっぱり、メーカー在庫があったっけ?

ないねぇ。2・3年前に作ってたような気がするけど、全然見ないよね

なんだろうね、編成例を提示して煽っておきながら、タキ35000にしてもホキ2200にしても在庫がない。これが西落合の旦那のえげつないところだよね。

ほんと、貨車ごときでこの体たらくはどうなのよ。それともタキ35000やホキ2200はKATO信者なら持っていて当然と言いたいのかね

んな、ことはないよ。ああ、なんか最後に愚痴になっちゃったなあ

最近のKATOはガス欠気味だもんね。ああ、そうか、だからガソリン専用車は欠品だらけなの?

この前タキ1000後期形作ったけどな。

 

下らない話はここまでにします

タキ25000自体はKATOらしく安定感のある仕上がりだと思いますが、脇を固める車両が入手できない状態なのが残念です。その点もう少し考えて欲しいなと思います

こんな感じでタキ25000のお話は終わりにいたします

以上です

コメント

神奈川・辻堂のホビーショップこばとを再訪問して、また拾い物をする

2021-03-27 21:02:43 | 鉄道模型‐全般

こんばんは

毎度お馴染み流浪のKボーイでございます。

見出し画像がわかると思いますが、今日は神奈川県辻堂にある模型店、ホビーショップこばとに行ってまいりました

プラモデルの他、Nゲージも扱う総合個人模型店で、4年ぐらい前の初めて訪問した際に、店の雰囲気とか品揃えが気に入ったので年に数回訪れる模型店です。

電車なら東海道線辻堂駅の方が近いですが、今日は歩きたい気分だったから藤沢駅で下車。

北口を出て、東海道線の線路沿いの道を辻堂駅に向かってひたすら歩いていきます。
歩いている横を東海道線の電車がビュンビュンと走り去っていきます。
実際この辺りはJR東日本管内の東海道線では屈指の高速区間。普通列車でも110km/h以上出します

電車もビュンビュンですが、自転車も歩道をビュンビュン。いくつか狭い区域もあるので、線路の方を見とれていると危ないですね

そして引地川を渡る辺りで半分ぐらいです

川のほとりに桜が咲いていました

さらに進むと、

湘南モールフィルというショッピングセンターがあって、この角で右に曲がります


しばらくまっすぐ進みますと、「高山」という交差点があるので、ここを左へ

少し進むと「そば処」という看板が見えてきます。

その蕎麦屋さんの隣がホビーショップこばとです。


大体、藤沢駅から歩いて約40分、辻堂駅からはその半分ぐらいです

歩くのは面倒だなという方にはバスでも行けます。


店の目の前に「住宅前」という適当過ぎる名前のバス停がありまして、辻堂駅北口―藤沢駅北口を結ぶ神奈中バス「藤03」「藤09」「藤10」系統が通りますが、本数は多くありません


毎時1本ないし2本程度です

店先には今はこういうのも減りましたよね。


ショーウィンドウがあって、様々なものが飾られております

そして、この店は看板も名物なんです。

(なぜかボビーショップ)
看板にはタミヤのマスコットキャラである(あった?)ウサギの「ラビ君」と「プラモのモ子ちゃん」

きっと懐かしいと思う方もいるでしょう


ちなみに、モ子ちゃんは可愛い見た目とは裏腹にタミヤが出版していたプラモデル製作の指南本で高度な技術をさも当然の如く説明する鬼のベテランモデラーです

ウェザリング用に筆を火で炙る、戦車の網目模様は自分で彫る…例を挙げたらキリがありません

そうそう、この看板、

2019年台風15号で飛ばされる出来事があって、もう見られないかと心配したこともありました

さて、店内では撮影できないので、言葉で説明するしかありませんが、店内は店先に比べて奥行きがかなり広いです。プラモデルが棚に大量に並んでおり、個々の製品は全て透明の袋で包装されております

一方、Nゲージは入って左側に並んでいます。単品はおおむね手前のガラスケースに陳列されていますが、車両セットなどは見にくい所に並んでいるので、何か探しているNゲージがあるなら、店の方にメーカー名と品番を伝えた方が早いです。鉄道模型専門店とは違うので「KATOの○○○系」と聞くのは避けた方がよろしいかと。

Nゲージの在庫に関してはほぼKATOとTOMIX製品です。最新製品もありますが、「うわ、これが新品であるなんて…」てな物も。

例を挙げると、2021年2月に発売されたKATO 品番7007-5「DF200 200」がありました。その横に15年以上前に発売されたDF200の初回品、品番7007も一緒に並んでいました。ところが、その間にあるはずの品番7007-1や7007-4はない、とかね。つまり、中古市場で高値で取引されているNゲージはないけど、量販店ではまず見かけない品が、新品として並んでいるとかですね

見てて非常に面白いですよ

もちろん、見てるだけでは店に失礼なので、ちゃんと買いました。


おやおや、またまた脈略の無いものを…。

KATOのレム5000に、EF510 0番台、西武E851形の3つ。

西武E851形は2003年ロットの初回品。塗装が今一つ、ライトがオレンジ色LED、KATOカプラーアダプター仕様の地雷品。多分地雷だろうなと思いつつお戯れで買いました。地雷ですがKATOのNゲージ機関車としては初めてナンバーの表現にインレタを採用した意欲作。箱型車体で手すり・解放テコを別パーツ化したのもこの製品が初なのでは?

EF510はメタルインレタ仕様を探していて、これかなと思ったら現行のはめ込み式ナンバーだったでござる、あちゃー。ガラスケースから出してもらった時点で気づいたけど、今更いらないと断る訳にもいかずそのまま購入。インレタ仕様は品番自体違うようです

やっちまった…

帰りはとぼとぼと辻堂駅まで歩き。


やってきた電車が短い10両編成で混雑。もっと嫌になっちゃった

買った模型の解説はまた今度でね

以上です

 

以下、過去分

こんばんは

お腹もいっぱい、心もいっぱい、
財布だけはすっからかんのKボーイです

どうしてそうなったかと申しますと、
昨日(12月16日)のことですが、
友人2人と横浜駅から東海道線に乗って
辻堂駅に向かいました

駅からてくてく歩いて25分


ホビーショップこばと(小鳩模型店)を再訪問しました

今となっては珍しい
個人経営の総合ホビーショップです

友人に「辻堂の模型屋に行くぞ」
と言ったら
「特殊模型店?」
とか言われましたが
「昔ながらの模型店」
ですよ、はい

道すがら「特殊模型店」とは何なのか、
議論しました結論は出ませんでしたね

特殊模型店…何ですかね?

 

お店についたときは16時前で
ちょうど親子連れがショーウィンドを眺めていて、
それはそれは微笑ましい光景でした

それを横目に入店しました

友人のお目当て(Nゲージ機関車)があったので、
無事購入となりました

もう一人の友人は初訪問でしたが
とある古い車両セットに心が揺れたようでした

ちなみに動力車は試走可能です

前回の訪問時と比較して、
貨車、特にタンク車の在庫が消えてましたね

量販店での在庫が枯渇した製品も
結構在庫があったので
(KATOのタキ35000やタキ9900など)
あれば買おうかと狙っていたのですが…

一方で、それこそ
私が小学生の頃に製造されたような模型も
引き続き残っています

売れ残りと言っては失礼ですが、
在庫品を眺めていますと、
最近の鉄道模型がセット売りに移行したのも
当然だという結論になります

といいますのは、
単品販売だと結局は偏った
売れ残り方になってしまうんですね

実際に在庫があった、
KATOのカナリア色103系を例にあげますと、
非ATCのクハ103、動力車のモハ103、
それにサハ103はありました

ところがモハ102がないんです

モハ103のトレーラー仕様もなかったのですが、
最低限モハ102さえあれば、
きちんとした編成ができます

でも、編成にならないとなると、
在庫のあった3車種を買った日には
翌日からモハ102を探して
秋葉原界隈をめぐる日々になります

よほどの物好きでない限り、
買わないと思います

そして、プラモデルも相変わらず
たくさんの在庫があります

コメントにあった「大箱」とは
一体どれを指すのかわかりませんでした

でも、雑然とした感じはしませんね

ひとえに、きちんと透明の袋で
個包装してあるからでしょうか

非常に整然としています

かえって
ガラスケース内の鉄道模型のほうが
雑然とした印象です


もう少し眺めていたかったけど、
バスの時間が迫っていたので退店


日没間近で辺りは暗くなっていましたが
外が暗い方が店先のショーウィンドは
かえって見やすいですね


(また、来るよ)

店前の「住宅前」という適当すぎるバス停から
藤沢駅行きのバスに乗りました

さて、我々3人は
互いに鉄道趣味人という共通点もありますが、
好みと言いますか、
方向性がちょっと違います

だから、もっと馬が合う
大事な共通点があります

それは…

(友人の小豚 汁無し)
なんだかんだラーメン二郎を愛している、
ということです

だからそのまま、
ラーメン二郎 湘南藤沢店に向かいました

店前から乗ったバス、
神奈中バス藤09系統 引地橋経由藤沢駅北口行ですが、
なんと二郎の店前を通過するんですね

昨日は店前を通過して、
南仲通りバス停で降りましたが、
南仲通二丁目バス停で下車すると良さそう

こうしてお腹も満たされて、
藤沢駅から電車で帰りました


おうちに帰って袋をゴソゴソ

私も適当に買いました(本当に適当?)

何も買わないのは罪でございます
(除く感じの悪いお店)

まして、
こうやってブログのネタにする以上、
何も買わないのは礼に反します

買ったのはKATOのオハ61系客車、
オハ61、オハフ61、オハニ61です

もちろん定価ですが、
お布施だと思って買いました

よいお店だなと思ったら、
欲しい品がなくても適当に買って、
適当に遊んで、中古に流せばいい、
というのが私の基本スタンスです
(それもどうかと思うが)

なお、感じの悪いお店の時は、
工具や塗料を買って撤収します

数百円で済みますから

客車は3両でお支払いがどのくらいかは、
KATOの製品情報見ればわかりますので
あえて言いませんが、
とにかく財布の中身が減ったKボーイでした

個人経営の総合模型店というのは、
今となっては貴重なので、
気に入ったお店に関しては、
なるべく訪問して、
何か買ってあげたいですね

それと、もしこの記事を見て
万が一、訪問したいと思った方へ
Nゲージの在庫をお店の方に確認したい場合は、
必ず品番を伝えてください

普段、鉄道模型専門店ばっかり行っていると、
ついつい車両名で尋ねてしまいますが
ここは総合店ですのでご注意ください

以上です

関連記事(模型屋関連)
ここは足立区ですから、
足立区梅島のホビーショップアポロ→コチラ

Nゲージ界の最強パーツ屋さん、
東京都府中の朝倉模型さん→コチラ

ある意味特殊な
秋葉原のチヨダレールセンター→コチラ

 開店日は土曜日のみ、
新宿区中落合のイトウ模型→コチラ

 

 

以下過去の訪問時の記事
(2017年3月16日分)

こんばんは

今日も人知れず記事を更新するKボーイです

知らない街にある、知らない模型屋さん

そこに一歩踏み入ると、何が待っているのか
時が止まったような店内で、
いかにも頑固な店主が店番しているのか
あるいは
全国区でなくても、
近所では評判の良いお店なのか

今日はそんなお話です

その店は東海道線辻堂駅から徒歩25分

神奈中バスの名前が適当すぎると思う
住宅前バス停の真ん前にありました


店名はホビーショップこばと(小鳩模型店)

古くからある模型屋さんといった風情

常連客の作品類が店先のショーケースに並んでいます


(ボビーショップw)
看板にはタミヤのマスコットキャラである
「プラモのモ子ちゃん」とウサギの「ラビ君」

モ子ちゃんは

最近は表立って登場していませんが、
今でいう公式萌えキャラ
といったところでしょうか

可愛い見た目とは裏腹に、
タミヤが出版していたプラモデル製作の指南本で、
高度な技術を、さも当然の如く説明する
鬼のベテランモデラ―です

筆を火で炙る、
戦車の網目模様は自分で彫る…
例を挙げたらキリがありません

 

さて、このようなお店ですが、
Kボーイが訪れるぐらいですから、
鉄道模型を扱うお店です。

入店すると、店先に比べて奥行きがかなり広い
プラモデルが棚に大量に並んでいます
個々の製品は全て透明の袋で包装

一方、鉄道模型はやはり高価なので入り口に近い
ガラスケースに並んでいます

肝心の鉄道模型の在庫を見ると…

うわ、これが新品であるなんて…


殆どがKATOとTOMIX製品で、最近の製品もありますが
一方で20年ぐらい前の製品も並んでいたりと
新品在庫があるのが不思議なぐらい物がゴロゴロ

ありがちなのが、リニューアルする前の旧製品とか
少なくとも中古鉄道模型店において
定価以上の値段がつくような超レア物がないです

量販店で見かけないようなものが新品として置いてあるのが
見てて非常に面白い!

ただ模型が少し可哀想かも
特に古い製品だと、グリス切れや集電板や車輪の酸化等で
動きが悪くなっている可能性が高いです

ふふふ、こういった店で面白い物を
発見した時の喜びは極上である

帰るときには何かを持って店を出ました
知りたい?

こちらを見てね

以上です

コメント (4)

愛知の赤熊さんです。KATO DF200形200番台の話

2021-03-21 20:22:34 | 鉄道模型-機関車・貨車・客車

本日もご覧いただきまして、厚く御礼申し上げます

毎度おなじみのKボーイです

今日はあいにくの雨で一日中家にいました。

こういう日こそ鉄道模型記事を量産したいところですが、
ついつい怠けてしまいあっという間に夜になってしまいました

何も書かないのも面白くないので、
先日入線したディーゼル機関車のNゲージをサラリと流しましょう

とうことで今日は、


愛知の赤い熊ちゃん、KATO DF200形200番台のお話です

2021年2月に発売されたもので、
同時に四日市仕様のタキ1000後期形・日本石油輸送色も
KATOから発売されました。

実車はDD51形に代わり
名古屋地区で活躍中の電気式ディーゼル機関車になります。


(実車 DF200-205 四日市―塩浜間にて)
全車100番台からの改造機で防音性を高めております。広い北海道と比べて運用範囲は狭いですが、牽引する貨車はコンテナ、石油、セメント、フライアッシュと種類が豊富です。

なお、DF200形200番台のNゲージはTOMIXも既に製品化していますが、KATOはJRFマーク無し、TOMIXは有りと若干仕様が異なります。

◎模型の概要
まず初めに模型の概要をメモします。

〇商品名:品番7007-5「DF200 200」


(製品状態)

〇主な仕様

(1)プロトタイプは愛知機関区所属機の内、JRFマーク無しの車両 
(2)200番台化改造により変更となった床下機器を再現 
(3)スカートは明灰色
(4)ヘッドライトは電球色LED
(5)前面手スリと解放テコはユーザー取り付け

〇付属品
付属品は以下の5種類です。

・ホイッスルカバー 
・解放テコ 

・前面用手スリ
・交換用KATOナックルカプラー(2個)

・選択式ナンバープレート(「205」「207」「216」「223」)



(付属品一同)

付属品は最近のKATO製Nゲージ機関車としては標準的な内容です。
前述しましたが、手スリと解放テコはユーザー取り付けになります

模型の概要は以上です

◎付属品についての余談
KATOのDF200というと、EF210と同じように悪名高きメタルインレタを採用していた時期がありましたが、現在は通常の選択式に戻りました。もっとも仮にメタルインレタが継続したとしても、200番台はブロック式ナンバーなので選択式になったでしょう


そのナンバープレートですが、ブロック式を再現しています。
取り付けに際してキチンとゲート処理さえすれば、
接着剤ナシでOKです

それにしても収録されている4機の内、
223号機ってJRFマークあるけど、
オマケという認識でいいのかな?

他の付属品は説明書通りに取り付けるだけです。
ただ、予備の無い解放テコは
切り出しの際に折ってしまわないかとヒヤヒヤ

一方で前面手スリは2つ予備があります。
でも、予備があるからといって油断していると、


1本折っちゃいました、ハッハッハ。

こんなことはありましたが付属品の取り付けは終了。
ナンバーは205号機にしました

◎模型のいろんな角度からチェック
付属品の取り付けが終わったところで模型を様々な角度から見てみましょう。

・斜め上から全体を 


車体長としてはDD51より少し長い程度ですが、箱型車体なのでより一層長く見えます

・正面から 

非常に良いお顔になっています。
ライト部分の塗り分けも大きな乱れもなく仕上がっております

それにしても金型流用の都合でしょうか、ナンバープレートに実車のような余白部分がなく窮屈な感じがいたします

参考までに実車画像を見ますと、


やはり、上下方向に余白がありますね

・斜め前から

EF210にも似たフロントマスクですね。
ついでにライトを点灯させていますが、光源は電球色LEDで十分な光量です。
※KATO製品は静止状態でライトを点灯させることはできないので、手で無理やり押さえています

・サイド(公式側)から


100番台からの改造の際に変更された床下機器を新規で再現しています



ATS標記はSFとPF、検査標記は2020-3は判読できますが、漢字3文字が判読できませんがおそらくは「苗穂車」かと。調べた所、この標記に対応するのは216号機のようです。

◎まとめ
実車の事を深く知らないので、ここまで軽くお話しました。

運用範囲の割に牽引する貨車の種類が豊富と先に述べましたが、同時発売となったタキ1000形の他、フライアッシュ用ホキ1100形やセメント用タキ1900形も近年Nゲージで製品化されたので。つと模型で牽くものに困ることはないと思います。

生憎フライアッシュ用の貨車は持っていませんが、
同時発売されたタキ1000の他、タキ1900は既に購入済み



DD51も合わせて関西本線の貨物列車を色々楽しもうと思っております

以上です

関連記事
KATO タキ1000後期形(日本石油輸送)→コチラ

TOMIX タキ1900形太平洋セメント→コチラ

KATO DD51愛知機関区仕様(一般色・JR貨物更新色共通)→コチラ

 

コメント

午後のPFだけを。3月20日の根岸線貨物

2021-03-20 23:06:27 | 根岸線関係

こんばんは

毎度おなじみのKボーイです

もう3月も下旬ですね。奉公先は人事異動が発表されて、なんとなく慌ただしい雰囲気になっております。小さなところなので全国規模の転勤はないですが、それでも仕事の引継ぎなんていうものは大変なもので、よくこれで会社組織が回るなあと思ったりいたします。

それはともかく、今日はダイヤ改正後初めて根岸に行きました。根岸線貨物は列車番号こそ変わらないものの、時刻が変更になった列車が多いです。一方で牽引機は13時頃に到着する3090レ、折り返し8571レが新鶴見機関区EF210から吹田機関区EF210に変更となったのが目立つぐらいで、PF運用も変わりないようです

ということで午後の8584レ、折り返し5692レも引き続きPF運用です。しかし8584レの根岸到着時刻が10分程度繰り下がって14時10分頃到着になり、5692レの出発も10分程度繰り下がり15時前の出発になりました

その8584レですが、

今日はEF65 2088(単機)でした。

到着後はいつものように5692レの組成を開始。山手方に引き上げて3番線に転線。

そして、留置中のタンク車に連結。ちなみに今日のタキは4両でした

5692レ組成後は再び山手方に引き上げて2番線に転線します。
停止位置はいつものように前出し。もはや根岸駅で前出しをしない方が珍しいですが、もう少し下がって欲しかったですね

その後は桜木町に向かいました。

ホームに下りると同時に下りの通過列車のアナウンスが流れ、竜王発80レがやってきました。
改正前根岸着14時半でしたが、改正後は20分程度時刻が繰り下がって14時50分の到着になりました


その80レはEH200-23牽引でタキは11両でした

その後、5692レは編成も短いから、外に出て駅前の歩道橋から撮ることにしました。



曇り空だと微妙ですが、まあいいでしょう。

今日はこれにて撤収しました

ダイヤ改正後、初めての貨物列車撮影になりました。率直に言うと、既に石油繁忙期も終わりに差し掛かり土曜日に運転される列車も減る時期なので、週末はあまり面白くないかもしれませんね

以上です

コメント (1)

四日市仕様です。KATO タキ1000 後期形・日本石油輸送色のお話

2021-03-14 23:38:18 | 鉄道模型-機関車・貨車・客車

本日もご覧いただき誠にありがとうございます

毎度おなじみ流浪のKボーイです

今日はお約束通り先日発売された、


KATOのタキ1000後期形・日本石油輸送色のお話をいたします。

ですが、2月発売から半月以上経って、今更模型の「入線記事」というのか「レビュー記事」を書いてもねぇ…

ですので、模型の最低限の解説をしつつ、私がこの模型をどのように楽しむかを、ゆるゆるとお話いたしましょう。

◎模型の概要 ◎
今回のタキ1000後期形・日本石油輸送仕様ですが、エリアは四日市地区になります

個人的には今一つ「後期形」という表現がピンと来ないので、「四日市仕様」と言いたいですな。製品それ自体は先に発売された品番10-1589「タキ1000 日本石油輸送(米軍燃料輸送列車) 12両セット」の標記違いとなります。

〇主な仕様

(1)プロトタイプは四日市地区で活躍する日本石油輸送所有のタキ1000形ハイナンバー車
(2)タンク体の溶接線が下方に変化したタキ1000-853以降の形態を再現
(3)常備駅は四日市駅もしくは塩浜駅
(4)台車は従来品と異なり補強板のないタイプを再現
(5)製品構成は8両セットと単品の2種類

 

〇8両セットのメモ

・商品名:品番10-1669「タキ1000(後期形)日本石油輸送 8両セット」 
・付属品:反射板×2 
・最大12両まで対応ブック形車両ケース入り 

セットに含まれる車両は以下の通りです。


・タキ1000-979 四日市駅常備



・タキ1000-939 塩浜駅常備


・タキ1000-940 塩浜駅常備


・タキ1000-980 四日市駅常備


・タキ1000-946 塩浜駅常備



・タキ1000-943 塩浜駅常備



・タキ1000-950 四日市駅常備



・タキ1000-983 四日市駅常備 
以上8両になります。

セットに付属する反射板はデッキにある突起に差し込んで使います。


取り付けるとご覧の通りです。ただし、カッチリ固定されるものではないので、木工ボンドなどで接着した方がよさそうですね。

〇単品製品のメモ 


・商品名:品番8081「タキ1000(後期形)日本石油輸送」
・車番はタキ1000-987 四日市駅常備

単品とセットで特に仕様が異なるといったことはなく、単なる標記を変えたものになります



(実車タキ1000-987 四日市―塩浜間にて)

模型の概要は以上です

◎従来製品やTOMIX製との比較 ◎
さて、今回のタキ1000後期形について、皆様が最も気になるのが従来品や競合するTOMIX製との違いではないでしょうか?

言うまでもなく、原設計が約20年前の従来品と比べると格段に進歩をしています。一方で数年前に発売されたTOMIX製と比較するとどちらも甲乙つけ難い、というのが率直な感想です。

とにかく、見てみましょう。

〇従来品との比較 
比較対象は品番8037-2「タキ1000 日本石油輸送色」(タキ1000-299)になります



(側面を並べてみました)
まず従来品が初期車をプロトタイプにしているのが大きな違いです。ハイナンバー車と初期車とで一番目立つ違いはタンク体下のブレーキ関係の艤装です。初期車では個別に配置されていたものが、ハイナンバー車は一つの枠内に集約されて配置されたのがわかるかと。

また、模型として見た場合は、はしごが従来品では成型の都合上緑一色だったのに対して、後期形ではパーツを分割することで緑と灰色を塗り分けを可能にしました。そして全体的にモールドが細密化されています。特に油種表示や臨時常備駅を表示部はねじ頭も再現しています

そして細かい所では台車も異なります。


(台車部分拡大)
従来品では後天的に板で補強された台車を再現、後期形は補強板のない台車を再現しております。

なお、補強板がない=FT21A台車ではありませんので悪しからず。

なお、両者では台車の取り付け方法が違います。

従来品の台車はねじ止めでしたが、後期形では最新のスナップオン方式になっております。本来互換性はありませんが、スナップオンの台車を従来品にネジで留めることは一応できます。ただし、正規の台車よりも遊びが大きくなります

台車の構造のほかボディ構造も変わっております。

従来品では実車における溶接線でタンク体を上下に分割していました。一方で後期形では塗装の塗り分け位置での分割に変化しています。そのお陰で塗り分けが従来品よりくっきりしております

従来品との比較はここまで

〇TOMIX製と比較 
比較対象は品番8711「私有貨車 タキ1000形(日本石油輸送)」です

車両形態としては今回の後期形と同じもので、あえて言うならTOMIXは根岸地区、KATOは四日市地区という違いがあります。


(側面で比較)
同じ車両なので見た目はそっくり。混結しても違和感がなく、それだけ両社ともに非常に良い出来である、という証明でもあります。

色味は多少違いがあります。KATOの方がツヤが有って鮮やか印象、TOMIXは若干くすんだ印象があります


でも意外なことに、車端部はTOMIXの方が作りこんでいるようです。



(3者並べてみました)
あとは皆様実際にお手に取ってお確かめください

◎この模型、どうやって楽しむか  
なんか、いつもの「入線記事」や「レビュー記事」と変わらないよね。まあ仕方がない。

さて、模型を手にした時にどのように楽しむかは人それぞれだと思いますが、私の場合は実物を調べて、場合によっては現地調査をしてそれっぽく仕立てることが何よりの楽しみです。が、同時に恐ろしい「沼」に嵌って頭を抱えることも。

さて、今回のタキ1000形後期形は四日市地区の車です。
牽引機と言えば、関西本線内の愛知機関区DF200やDD51 、そして中央西線内のEF64 1000番台ですね。

でも、今回のタキ1000のプロトタイプって、いつ製造されたの?

実は製造時期に若干差があります。

製品の中で番号の若いタキ1000-939・940・943・946は2014年10月に日車から出場したようですが、最もハイナンバーのタキ1000-987になりますとごく最近です

上に挙げた実車画像では検査標記までは視認できませんが、でもね、漁っていたらいい画像がありました。

987番の一つ手前のタキ1000-986の検査標記です。
ぶれていますが読めます「2019年6月27日 日本車両」

恐らく987も同時期に落成したと推察されますので、本当に最近ですね。

今回のタキ1000後期型は想定されるのは現行仕様。
言うなれば令和のタキです。

ということはやっぱり関西本線はDF200が基本で、DD51は厳密には更新色のみになります。もちろん、2014年に落成された車もいるのだから、こだわらずに国鉄色のDD51を先頭に立たせても結構だと思います

とにかく、この模型は本当に最近の姿であるということがわかりました。最近の編成はどうなの?

去年2020年10月15日四日市を訪問した際に記録した編成を書いておきます



塩浜行5263レ 四日市―塩浜間で記録。
牽引機:DF200-205 
タキ1000-845 塩浜 ↑
タキ1000-73 塩浜 ↓ 
タキ1000-831 塩浜 ↑ 
タキ1000-142 塩浜 ↓ 
タキ1000-59 塩浜 ↓ 
タキ1000-320 塩浜 ↑ 元OT車 
タキ1000-940 塩浜 ↑ 
タキ1000-313 塩浜 ↑ 元OT車 
タキ1000-987 四日市 ↑ 
タキ1000-942 塩浜 ↑ 
タキ1000-985 四日市 ↑ 
タキ1000-321 塩浜 ↓ 元OT車 
タキ1000-316 塩浜 ↓ 元OT車 
タキ1000-691 根岸 ↓ 
タキ1000-185 塩浜 ↑ 

※矢印はタンク車のハシゴの向きです。
 「↑」が塩浜・四日市方、「↓」が稲沢方です 
※元OT車は元日本オイルターミナル所属車。
 社名と社紋の表示位置が若干高い

タキ1000で統一された編成ですが、初期車から最新のまで製造年次の異なる車が混じっております。


なお、車番は失念しましたが四日市までタキ1900を2両連結していました。太平洋セメントのタキ1900も最近になって製品化されたので連結すると面白いでしょう。



ということで、やってみました。タキ1900形はTOMIX製です



四日市行6079レ 富田駅で記録 
牽引機:DD51 857 
タキ1000-664 根岸 ↓ 
タキ1000-811 浜五井 ↑ 
タキ1000-982 四日市 ↑ 
タキ1000-678 根岸 ↓ 
タキ1000-815 浜五井 ↑ 
タキ1000-307 塩浜 ↓ 
タキ1000-979 四日市 ↑ 
タキ1000-804 浜五井 ↓ 
タキ1000-621 根岸 ↑ 
タキ1000-813 浜五井 ↓ 

四日市なのに根岸駅常備と浜五井駅常備が半数以上を占める謎編成。こんなのあり?

2つの編成例を見ましたが、デルタ線のない四日市地区においてもタンク車の向きはバラバラのようです。ただ四日市地区に新製配置された車はハシゴが下り方になります。結局のところ転属やら検査等でデルタ線のある関東地区に出入りするから向きが変わるようですね

他にタキ43000と混結させても面白いのですが、いかんせん44トン積みとなった243000番台のまともな製品がないのがね残念な所。

さてDF200とDD51更新色は手持ちにあるので、とりあえずそれっぽい編成が組めます。

後は中央西線のEF64 1000番台ですが、KATOは復活国鉄色の製品はありません。とりあえずEF64 1000一般色のクーラー搭載車で代用しますか。灰色Hゴムと電断表示灯でちょっと無理があります。

そのうち出るかな。

ま、こんな感じで今回のタキ1000後期形を楽しんでおります

今日は以上です。DF200は別途お話いたします

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