Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

大いなる汎用貨物電機~KATO「EF65 0番台」(一般型)を買う

2018-04-21 21:39:22 | 鉄道模型-機関車・貨車・客車

こんにちは

久しぶりに撮り鉄したら
マイナス特殊能力「曇り運」が発動して
ガックリのKボーイです

撮りたいものが来るときだけ曇るんです
恐ろしい能力である

さて、今日のお話は

タイトルを見ればわかりますが
止まらない予約品入荷の嵐の続き

今日も無事に入線したのは


直流電気機関車の標準形式、EF65 0番台一般型!

というわけで
KATOの2018年4月下旬の新製品

リニューアル発売となった、
KATO品番3088-1「EF65 0」
になります

いつものようにレビューをしますが
まずは実車の説明から

EF65 0番台は1965(昭和40)年に登場した
平坦線向け直流用電気機関車で、一般型とも呼ばれます

貨物用と旅客用を兼ねた1000番台(PF)が登場する
1969年までに合計135両が製造されました

今回のプロトタイプは昭和50年代に
稲沢第二機関区所属していた4・5次車です

4・5次車は85号機から120号機が該当します

このグループは2010年度まで残存したこともあり
若いファンでも馴染みのある形態ではないでしょうか?

(実車・EF65 87 JR京都線島本にて)

初期車と比較すると

(比較用画像:京都鉄道博物館のEF65 1)
スカート部から尾灯上部に移設した前面通風孔
上方向に延長された前面手すり
機関士側のスカート部分の切り欠き
が特徴です


さて、模型の話に戻すと

KATOのEF65一般型は長らく生産がなく
特に2009年辺りから
500番台や1000番台がリニューアルされて以降
一般型は忘れ去られた格好でした

それが、ここにきてやっと
待望の新規金型でリニューアル発売

模型としては国鉄時代ですが、多少いじれば
1990年代後半ぐらいの根岸線貨物が再現できるぞ
という魂胆で入線しました


では、模型の方を色々と見てみましょう

最初は前面から

間隔の狭い正面2枚窓ですが、
ここまで細くできるのはすごいですね

無理に窓ガラスを外そうとすると折れてしまいそう

でも、キハ58系もそうでしたが、やっぱり
KATO顔だよね

「紙一重」という言葉がありますが、
Nゲージの設計はその世界だと思います

紙一枚ぐらい上下方向に窓が大きいと私好みかな

顔つきはともかく、自分で取り付けると極悪な
前面手すりと解放てこは取り付け済み
不器用な私にはうれしいところ

スカート周りが寂しいのは、
重連用および電磁ブレーキ用ジャンパ栓や
元空気ダメ引き通し管がない一般型の特徴です

次に斜め上から俯瞰してみましょう


屋根上は通常の青一色です

避雷器、ホイッスル、信号炎管などは取り付け済み
自分で取り付けようとすると苦労させられるので
コチラもうれしい限りです

KATOのEF65は、500番台および1000番台の現行製品も
ユーザー取り付けパーツが少ないです



なお、ボディから下回りを外すとこんな感じ
運転台の表現もなされています

次に付属品を見てみましょう

先ほど述べたように
製品状態で取り付け済の別パーツが多いので

付属品は
・ナンバープレート
・メーカーズプレート(製造銘板)、
・交換用のナックルカプラー
の3つです

収録されているナンバープレートは
「87」「91」「100」「113」

 メーカーズプレートは
「東洋・汽車」「川重・富士」「日車・富士」
となっています

このうち、87号機と100号機は国鉄色のまま
2010年度まで岡山機関区所属で稼働していたので
ご記憶の方も多いかと

100号機はTOMIXの限定品として発売されました
あえて狙っていますね

プレートの取り付けは接着剤が不要なタイプです

ナンバーとメーカーズプレートの組み合わせは説明書に記載があります

ナックルカプラーへの交換ですが


説明書の手順ではステップを外して、
ナックルカプラーをスカートの穴に差し込み
ステップの突起をカプラーの穴に通す
とありますが

これ、結構難しいと思いませんか?

実際にこの手順でやると
復元用の板バネが邪魔をします

不器用な私は何回か失敗して、
結局、復元用の板バネをダメにしたトラウマがあります

そこで

車体を分解した上で
スカートを動力ユニットから外して交換しました

※この方法は車体を分解するので、多少の破損リスクがあります
それを承知でこの方法を用いています


付属品を取り付けたところで、
もう一度お顔を見てみましょう


前面のナンバーの隙間は最小限に抑えられています

TOMIXみたいにインレタの方が
すっきりとした仕上がりになりますが
凹凸がある部分なので難しい所があります

KATOの場合「メタルインレタ」という
見栄えは良いけど貼るのが難しいのがありましたが
あれは2度と貼りたくない

なお、青とクリーム色の境界部分は
拡大するとにじみが出ていますが
肉眼では気にならないレベルです




斜め上から

側面も見てみましょう
KATOの500番台P形も一緒に並べてみました


基本設計は同じですが
塗り分けと屋根色の違いで随分印象が異なります



我が家のKATOのEF65フレンズを並べてみました

左端の1000番台PFは旧製品で、
サイズが一回り大きいです

それ以上に意外と長い車体長です

ここまで色々と見ましたが
どうだったでしょうか?

KATO公式では同時発売のク5000やヨ6000が
関連製品となっていますが
実車は東海道・山陽本線を中心に
幅広く活躍した汎用電気機関車です

様々な貨車をけん引してはいかが?

その後

ホビーセンターカトー東京店の
「ホビセンフェスティバル」に行った際に
体験レイアウトでさっそく試運転をしました
(当該記事は→コチラ


以上です

関連記事
2018年5月に発売されたPF
「KATO EF65 1000 後期形(JR仕様)」→コチラ

2018年9月に発売された
「TOMIX EF65 2089」→コチラ

4月23日追記:画像を追加しました
5月24日:リンク修正
9月29日:リンク追加

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