こんばんは
毎度おなじみのKボーイです
数日前にTOMIXからりんかい線70-000形のリニューアル品が発売されました。
まずは旧製品からの変更点を簡単にメモをいたします。
〇旧製品からの主な変更点
- 基本セットを6両、増結セットを4両の構成に変更(旧製品は基本4両、増結6両)
- 新型M-13モーターを採用
- 車体の銀色を2色に塗り分け
- 交換式前面表示パーツの収録内容を追加
- 車両ケースのウレタンは10両対応に変更
大きな変更点はこのあたりでしょうか。
この中で最も変化が大きいのは、
車体の銀色塗装の変更ですかね?
銀色が2色になりまして、実車側板におけるつや消し仕上げと光沢仕上げの違いを再現しています。
旧製品は全体が光沢仕上げで、ギラツキがかなり強く、違和感があったのですが、今回のリニューアルで軽減されました。
そして前面表示パーツの収録内容が増えて、2個組になりました。
(左:旧製品・一部使用済み、右:リニューアル品)
収録内容は、
「81 りんかい線」「81 りんかい線直通」
「85 埼京線」「85 埼京線直通」
「83 通勤快速新木場」「83 通勤快速川越」
「81 快速新木場」「85 快速川越」
「81 大崎」「83 新宿」
「83 武蔵浦和」「89 大宮」
となります。
旧製品は埼京線の行先が「快速川越」のみでした。
リニューアル品では埼京線内の行先も充実しております。
内容が増えたのは良い事ですが、
印刷インクジェットでしょうか?
リニューアル品はざらざらで文字もつぶれ気味です。
とは言え、前面表示以外を除けば、
リニューアルされて良かったと思います
◎リニューアル品の概要
さて、本題に入りますか。
模型はJR東日本209系をベースにしながらも独自の仕様をもつ70-000形を再現しています
プロトタイプは旧製品と同じ後期型(第7編成から第10編成)です。
後期型は前面の「TWR」のロゴに「りんかい線」の文字が添えてあるので容易に識別できます。
(左:前期型第2編成、右:後期型第8編成)
後期型は大崎延伸開業に向けて2002年に登場した車で、新製時から10両編成です。
これが前期型になりますと、編成内に異なる時期に製造された車両が混在し、ドア窓の違いや第2パンタ撤去跡など楽しい要素がいっぱいあるのですが、そちらはマイクロエースにおまかせ、という感じでしょうか。
〇基本セットの内容
□製品名:品番98763『東京臨海高速鉄道 70-000形(りんかい線)基本セット』
□車種構成
●70-Tc2A(10号車)
●70-M1A(6号車)(動力車)
●70-M2B(5号車)
●70-M1A(3号車)(トレーラー車)
●70-M2A(2号車)
●70-Tc2B(1号車)
□付属品
●アンテナ(列車無線アンテナ/信号炎管/ATACSアンテナ)
●前面表示パーツ×2
●避雷器
●転写シート(インレタ)
付属のパーツ類はコチラです。
アンテナと避雷器は従来品と同じものです。
転写シートはコチラ。
収録内容は旧製品と変わりません。
4編成分の車両番号、号車表示、車椅子・ベビーカーマーク、弱冷房車ステッカー、ATACSのID表示が収録されています
号車番号は予備が2個あるのがありがたいですね
基本セットの内容は以上です
〇増結セットの内容
□商品名:品番98764『東京臨海高速鉄道 70-000形(りんかい線)増結セット』
□車両
●70-M1A(9号車)
●70-M2A(8号車)
●70-T2A(7号車)
●70-T2A(4号車)
□付属品:避雷器
増結セットの内容は以上です
◎模型の細かい所
では、模型の細かい所を見ていきます
まあ、もっとも旧製品と被るのでサラリと流しましょう。
帯の印刷は…なんか怪しいですね。
心なしか下に曲がっているような…。
ここで旧製品と並べてみますと、
旧製品の方が帯がしっかりと直線になっているような…。
せっかく「TWR」のロゴは、リニューアル品の方がくっきりしているのに残念
続いて側面です。
(70-Tc2Aの側面)
JR209系で言うところのクハ209形です。
車体は209系と異なりますが、床下はクハ209形と共通です
(70-M1Aの側面)
コチラはモハ209形相当の車です。
床下のVVVFは機器更新後の姿になります
(モハ209形0番台のVVVFとの比較)
(70-M2Aの側面)
モハ208形相当の車で、SIVが更新されています
(モハ208形0番台とのSIVの比較)
70-000形のベースは209系0番台の川重製初期車で、妻面にビードがあるなど共通部部分もあります。
一方で前面形状以外にも細かい所に違いがあります。
(70-Tc2Bとクハ208形の比較)
例えば、屋根上にラジオアンテナが無いほか、ドアコックが車体中央にあります
屋根上も70-000形はビードが太く本数が少ないのが特徴です。
まあ、ビードの違いは模型を買ってから知ったけどね
へえ、そうなんだ。
(実車の70-Tc2Aの屋根)
うん、確かにビードが太い。
屋根で思い出しましたが、今回のリニューアルにあたって、先頭車のATACSアンテナの配管が再現されることを期待したが、
結局、そのままでしたね
(70-Tc2Aの屋根・妻面側)
配管、結構目立つのにね。
細かい所は以上です
◎そのほかの話。
今回、リニューアル品購入して、付属品を取り付ける際、車番は付属の転写シートを使わず、
ガレージメーカーの世田谷総合車輛センターのインレタを用いました
車体がつや消しの209系0番台では透明ベース付インレタでも目立ちにくいのですが、70-000形のように光沢がある車体だと、ベースが悪目立ちするので、今回はガレージメーカー品に頼りました
車番はまた第9編成にしました。
ついでに所属標記も買いましたが、
転写位置を把握しきれてないので、
また今度貼りましょう。
それにしても旧製品は未更新車にしましたが、リニューアル品はどうしましょう。
未更新車にすると言っても、
床下を209系0番台の物に交換するだけ。
あと弱冷房車は現行は9号車ですが、
2019年10月以前は4号車でしたので、
その点に注意すれば簡単に未更新車にできます
あとで考えましょう
◎車両紹介
いつもの車両紹介をして終わりします
●9号車 70-091
実車はパンタグラフ・VVVFを搭載する中間電動車です。
現行(2019年10月以降)では弱冷房車ですが、
インレタを貼るのを一旦保留にしています
●8号車 70-092
実車はSIV・コンプレッサーを搭載する中間電動車です
●7号車 70-093
209系のサハ209形に相当する車です
●6号車 70-094
形式としては9号車と同じです。
動力車はコチラです
●5号車 70-095
形式としてはM2B形です。
M2A形からSIV非搭載としたもので、コンプレッサーのみ搭載します。
模型の床下では特段の反映はありません
(4・3・2号車は省略)
車両紹介は以上です
◎まとめ
今回はTOMIXのりんかい線70-000形のリニューアル品について取り上げました
正直、期待してなかったのですが、
銀塗装が予想以上に良くなったので、
買ってよかったなと思っております
この調子で他の209系製品、
特に500番台をリニューアルして頂ければうれしい限りです
以上です
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