Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

11/ 8(水) 土曜東京・GⅢ武蔵野Sの展望

2023-11-08 | 予想

 今日は土曜の東京メイン、GⅢ武蔵野Sを検討してみます。時期的には来月のダートGⅠの叩き台ですが、データ的にはむしろ2月のGⅠの方に縁が深いレースです。ここで上位にきて、根岸S、フェブラリーSへと駒を進める「新進気鋭」の馬が現れるでしょうか。過去10年で3着以内に入った馬の傾向を探ってみます。

東京中日S杯武蔵野S【2023年11月11日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年11月11日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇グリーンチャンネルC 6頭 (ベルダーイメル⑫2着 ペリエール①3着 ケイアイシェルビー⑤5着

                 ライラボンド⑬9着 ルコルセール③13着

 南部杯        5頭 (タガノビューティ〇4着

 〇ジャパンダートD   3頭 (※該当なし

 〇エルムS       2頭 (タイセイサムソン②9着

 〇シリウスS      2頭 (※該当なし

 〇ブラジルC      2頭 (※該当なし

 グリーンチャンネルCと盛岡の南部杯をステップにする馬たちは、ともに中4週で手頃な間合いでしょう。両レースの上位組には注意しておく必要ありです。

2)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 5頭   〇4歳 5頭   〇5歳 10頭   〇6歳 7頭  〇7歳 2頭  〇8歳 1頭

 / 〇騸馬 2頭

 一番多いのは5歳ですが、年長馬が優勢のレースです。その割には3歳が頑張っていますが、ここ4年間は3歳馬が三連に絡めません(去年セキフウ⑧12着/2021年スマッシャー⑦11着・バスラットレオン⑩13着/2020年ケンシンコウ⑥11着・デュードヴァン④14着/2019年デュープロセス②7着・グルーヴィット⑤10着)。今年はペリエールとペースセッティングが出走予定で、人気にもなりそうですが、主軸にするのは避けた方が賢明な感じがします。はたしてどうなるでしょうか。

3)血統

 父系はかなり多彩で絞りづらい感じです。母系も同様ですが、強いて言えばサンデー系でしょうか。金曜には降雨が予想され、土曜当日の馬場が乾かないとすれば、ミスプロ系が台頭してくる余地がありそうです。この線で該当馬を拾ってみると、

父ミスタープロスペクター系

 ・マルモリスペシャル :父バトルプランがミスプロの玄孫

 ・メイショウウズマサ :父ロードカナロアがミスプロの曾孫

 ・ルコルセール    :同上

 ・レッドルゼル    :同上

 ・ヴァルツァーシャル :父マクフィがミスプロの玄孫

母父ミスタープロスペクター系

 ・ケイアイシェルビー:母父Smarty Jonesがミスプロの玄孫。/父はディープインパクト。

 ・セキフウ:母父Kingmamboがミスプロの子。/父はヘニーヒューズ。

 ・ドライスタウト:母父アフリートがミスプロの子。/父はシニスターミニスター。

 ・ライラボンド:母父アドマイヤドンがミスプロの曾孫。/父はキズナ。

 ・ヴァルツァーシャル:母父エンパイアメーカーがミスプロの曾孫

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析では、①勝ち馬の前走は東京か盛岡、②前走7着・7人気以内、③戸崎・三浦両騎手が活躍、④大型馬がやや優勢、などがポイントに挙げられています。

データ分析:武蔵野ステークス 今週の注目レース JRA

 ①②④の条件を満たすのは2頭です。

 ・タガノビューティ:前走南部杯〇4着    519㌔

 ・ヘリオス    :前走ペルセウスS④1着 480㌔

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・ヴァルツァーシャル   4・1・2・8

 ・ドライスタウト     5・2・0・2

 ・ペースセッティング   2・4・1・4

 ・ルコルセール      5・1・2・9

 実績上位は今年のフェブラリーSの上位2頭でしょう。今回斤量で1㌔軽いドライスタウトはバイオリズムもいいので中心馬としては手頃ですが、4歳馬よりも年長馬の方が走る傾向があるので、7歳のレッドルゼルとどちらがいいか迷います。もし、2頭を相手に回すなら、データ的に浮上するのは6歳のタガノビューティでしょうか。ギルデッドミラーが勝った昨年のこのレースでは⑥人気6着、前走の南部杯は4着で、根岸S同様1着のレモンポップには及びませんでしたが、同馬のいない今回なら、先の2頭と比べてもそれほど見劣りはしないと思います。無気味なのは前走③人気で13着に大敗したルコルセールの巻き返しです。あと、前走60㌔から3㌔も斤量が軽くなるベルダーイメルの名前も、今まで「お世話」になっているので挙げたいところですが、人気薄で妙味がある馬なので、今回は相手までに留めます。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。昨日は当地でも最高気温が25℃でしたが、いよいよ週末以降は気温が下がって冷えてくるようなので、暖かいうちに外仕事を片付けてしまおうと思います。今週も折り返しです。一日がんばりましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする