Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

11/15(水) 土曜のハンデ戦

2023-11-15 | 予想

 土曜のJRAの重賞は東京スポーツ杯だけですが、この日はハンデ戦がおもしろそうです。金曜が全国的に雨模様で、翌日の馬場が乾かないとすれば、波乱を見込める気がします。福島・東京・京都の三場、それぞれに組まれていますが、今日は東京と京都の2つを「予習」しておこうかと思います。長くなるので、ちょっと端折ります。

 まずは、発走順で一番早い東京10Rの晩秋S(ダート2100)から。過去10年間で見ると、定量戦で施行されたり、時期がズレていたりと、「一貫性」がありませんが、一応過去のデータから3着以内馬の傾向を探ってみようと思います。

晩秋ステークス【2023年11月18日東京10R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

晩秋ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年11月18日東京10R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

1)斤量(ハンデ)は56㌔以下:ハンデ戦施行は3回ですが、55㌔が延べ3頭で一番多くなっています。

2)前走(ステップ)は、赤富士S組が突出して多いのですが、今年同時期に実施されたのは「神無月S」です。該当するのは、ホウオウバリスタ③2着、メイプルリッジ②3着、ダノンブレット④4着の3頭。続くのが平城京S、昇仙峡特別あたりです(〇数字は単勝人気順)。

3)性齢は4歳中心です。近年は騸馬の活躍も目立ちますが、今回出て来る6歳ダッチマンは、近走からはどうでしょうか。また、牝馬は過去10年で1頭のみ。出走数が少ないことを考慮しても、やや苦しい感じがしますが、3戦無敗で臨む3歳牝馬のオーサムリザルトが、勢いでここを突破するかどうか。

4)血統傾向は多様ですが、しいて言えば、近年は母系にノーザンダンサー系が強めに出ている感じがします。前日の雨で馬場が重ならば、父系でねらっていいかもしれません。となると、オーサムリザルト、クールミラボーの3歳勢が、古馬勢と混ざっても、けっこうやれるかも知れません。

5)宮田式バイオリズムがいいのは、ホウオウバリスタ、メンアットワーク、クロニクル、グリューヴルム、クールミラボーあたりです。

 ここは前走神無月Sの上位組が強いと思いますが、ハンデ戦ですし、55㌔の3歳クールミラボー中心でいけるのではと思います。きさらぎ賞の3着もあるので、馬場が締まっても対応できるでしょう。相手で注意したいのはクロニクルで、穴中の穴はセブンスレターの前残りでしょうか。

 

 つづいて、京都11RのアンドロメダS(芝2000)です。

アンドロメダS【2023年11月18日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

アンドロメダステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年11月18日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

1)斤量(ハンデ)は54~56㌔の中位ハンデ馬が主流で、58㌔以上と52㌔以下の馬は厳しい傾向です。58㌔のディープモンスターは今回どうでしょうか。

2)前走(ステップ)は、いろいろですが、オクトーバーS組、カシオペアS組が若干強い傾向です。今回該当するのは、オクトーバーSがディープモンスター①3着、テーオーソラネル③5着、マイネルクリソーラ⑤6着の3頭、カシオペアSがヤマニンサンパ⑦3着、スパイラルノヴァ⑪13着、シフルマン⑮14着などです。

3)性齢は5歳が多いですが(8/30頭)、突出している程ではなく、相応にまんべんなく出ている印象なので、あまり気にしなくてよい感じがします。

4)血統傾向は、父系はディープインパクトなどサンデー系(ハーツクライ、ステイゴールドなど)が強い印象です。母系は多様ですが、今回馬場が回復しないとすれば、スピード型よりもパワー型の血筋を考えておく必要があるかもしれません。

5)宮田式バイオリズムがなのは、インプレスとマイネルクリソーラです。

 浮上するのは4歳55㌔のマイネルクリソーラです。乾いた馬場の方がいいタイプなので、馬場が回復しない場合は別途考えますが、3歳時にはドーブネ、セイウンハーデスらとダービートライアル・プリンシパルSを走って3着だったこともあるので、ここで「格落ち」の感じはありません。前走は6着でしたが、ほぼ最後方から最速の上がり脚を使えましたので、叩いた今回、軽ハンデならゴールに何とか届くのでは、と思います。その他、最近好調でゴール前で切れるヤマニンサンパテーオーソラネルバジオウあたりも有力です。穴は7歳のプライドランドでしょうか。

 土曜は福島のメインもハンデ戦ですが、こちらのキビタキS(芝1200)は新設レースで過去データがありません。一応主軸候補としては、前走新潟直千のルミエールADで2着だったファイアダンサー2連勝中のアドマイヤラヴィ、3歳牝馬のエイシンフェンサーなどに印をつけています。当日三場開催をまともにやると、忙しくてスタンスが乱れるため、ひょっとしたら見るだけになるかも知れません。

 ということで、日曜の軍資金づくりになればいいのですが。本日もお読みいただきありがとうございました。関東でも紅葉が進んでいて、自宅の近くの銀杏も見事に色づき、先週から散り始めています。こりゃあ側溝掃除が大変です(笑)。週末に向けて今日もがんばりましょう。

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