我ながらこんな「偶然事」に時間を割いてちまちま調べるよりも、調教ビデオを眺めて調子の良さそうな馬を探した方が有益というか、「合理的」な気はしていますが、調べていくと、意外に「適合事例」が多くて、これはちょっと馬券作戦に使えるかもしれないなどと妙な感触を得たりします。まあ暇人の戯れ言と思ってお読みくだされば……。
今日ご紹介するのは、馬番に着目する馬券作戦です。競馬(馬券)ファンのあいだでも、「何か今日はやけに〇番の馬ばかり来るなぁ」と思う日があると思うのですが、①前のレースで3着以内に入った馬と同じ馬番が、次のレースでもまた出現することはよくあります。加えて、②その馬番に±10した番号を狙うという話も、だいぶ前にブログで紹介したことがあります。今日は、最近のレースでこれを検証してみようと思います。
まず、①の前のレースで3着以内に入った馬と同じ馬番が続いて出現する場合を見てみます。まだ2日前、6月16日の東京競馬はけっこうこのパターンが出ました。以下に1Rから12Rまでの3着以内の馬番と単勝人気を並べてみます(馬番は左から右へ向かって1、2、3着、〇数字 は単勝人気です)。
1R 2① 1⑥ 4④
2R 10⑧ 6② 4①
3R 12② 7① 15⑥
4R 10④ 1① 16⑤
5R 9① 11② 2⑥
6R 14④ 10⑧ 9③
7R 3② 13④ 8①
8R 5① 8② 2⑤
9R 5① 6⑤ 7③
10R 7② 6⑩ 8⑤
11R 8② 14⑧ 12④
12R 8① 5③ 14④
11レース中、何と7つのレースでこのパターンが現れていますが、これは突出して多いという程ではないようです。この約1ヶ月のレースで見てみると(6月8日を除いて)、東京競馬では、
5/25(土)=7レース、5/26(日)=5レース
6/ 1(土)=4レース、6/ 2(日)=4レース
6/ 9(日)=8レース
6/ 15(土)=3レース
でした。1日平均では5.4レースです。同じく京都競馬ではこの間、1日平均5.0でした。2R以降の11のレースで半分くらいはこのパターンにあてはまる計算になりますので、これは意識して馬券を買った方がいい気がします。特に、16日の東京競馬で言えば、9Rで2着だった馬番の6番は、次の10Rでは⑩人気で2着して三連単11万超馬券をアシストしていますので、これは看過できません。
他方、②の±10した馬番の方はどうでしょうか。これは、たとえば、前のレースで3着以内に入った馬番が3番ならば、次のレースでは+10の13番が来たり、あるいは、同じく15番が来ていたら、次は-10で5番が来たりするケースのことですが、16日の東京競馬でこのパターンはあまり出現していません。この1ヶ月でも多くて5、6回、平均すると3~4回という日ばかりでしたが、6/15(土)の京都競馬は後半戦で、このパターンが続いて、11・12Rではちょっとした波乱になりました。
1R 13⑧ 9① 6⑦
2R 2① 9⑦ 4④
3R 16② 9⑤ 7①
4R 1① 14④ 13⑤
5R 8② 7① 4⑩
6R 13① 11⑤ 3②
7R 3② 8① 6③
8R 14① 8③ 12⑩
9R 10④ 6① 3②
10R 13② 4① 9④
11R 2④ 14③ 15⑩
12R 4① 12⑬ 8④
特に12Rで2着に入った6枠12番のビバップは、前走は減量騎手が乗って⑧人気で15着、その前々走では③人気に推されてましたので、来られてしまうと、まあそれもあり得るかなあと思えますが、このレースでは⑬人気で、この「馬番作戦」を意識しても私にはちょっと手が出せませんでした。でも、当日の馬券成績がよくて気持ちに余裕があれば、買えた可能性もゼロではありません。
こんな「根拠」もよくわからない馬券作戦はどうも……という方は多いと思いますが、私などは当たり馬券に近づける道があるなら何でもありだと思っているので、こういうのも一つの方法として気に留めています。偶然でも当たり馬券を1つ拾えるだけで、収支が一変しますし、当たれば気持ちも変わってきます。
ということで、本日もアナログな話にお付き合いいただきありがとうございました。明日は去年個人的に大きな馬券を当てて運気を上げた天保山Sを検討してみます。また大波乱となるか、ちょっと楽しみです。
今日は朝から雨ですが、どうか無事な一日でありますように。
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