わたしは六百山

サイゴンでの365日を書き直す 

硬い話 Ⅱ

2005年10月11日 | 日本語教師
こちらk-603. 硬い話 Ⅱ 先月まで私は日本語教師養成所の生徒だった。 歴とした教育産業ではあろうが、ここも硬い業界だった。 確かに教師の個性はあるかもしれない、でも専任の教師は、とにかく決められた内容を、決められた時間内に、決められた文言で教えなければならない。それは見事なものだった。どの課で何を教えるのかが全員わかっているので、その課を欠席した生徒は何が未修かがわかる。たとえば、ある講義 . . . 本文を読む