わたしは六百山

サイゴンでの365日を書き直す 

間引き、人間の

2005年10月06日 | 背伸び
こちらk-603. 人間の間引き。 ここまで書いてくると、次はどうしても人間の間引きに移行します。(今回は丁寧体) 茨城県のある博物館で、母親が生んだばかりの我が子を殺している絵を見たことがあります。江戸時代の絵です。手前に灯明、そのむこうに横たえられたあかご、その顔に濡れた布をかぶせる髪を乱した母親、その向こうの衝立に映っているのは母親の影、その影の髪の間から突き出る二本の角(ツノ)。陰惨な絵で . . . 本文を読む