家族崩壊から家族再生へ

　残念なことに今の日本では二分に一組の離婚や、児童の虐待は一日に百件にのぼっていると云う。
　経済成長が戦後最長と言はれていいるが、企業の利益は増加しているが、これは従業員一人当たりの収入が減収すると言う日本では初めての事態であるが、１９８０年代の米国ではこの現象が起こり夫婦共稼ぎがより一般化した事があるが、この現象が日本にもやって来たのである。
　その結果０歳児から保育園に預け昔ながらの３歳までは母の手で育児は神話化され、家族の絆も薄らいで来ているから、親子間の殺人などまでが社会問題に大きくクローズアップされてきている。
　米国ではそれから２０年たった今共和党、民主党共に『家族の価値』と言うスローガンを使い家族の崩壊を食い止めつつあるのである。
　阿部首相の『美しい国へ』の中にも織り込まれているが、家族の絆の再生のためには米国と同様な国民の強力な草の根運動が必要である。
手始めに三世代住宅建築に減税するなど具体的な方法は如何なものであろう。元気な爺婆は孫の面倒も看れるし、孫子も爺婆の死に直面して命の尊さも身近に感じ取る事ができ、人生はゲームのようにリセットは出来ないことを教えないでも身につくであろう。juntaro