老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

「ヤラセ」が何故悪い

2011-10-14 20:58:50 | Weblog
原発誘致にからんで公聴会などで、賛成票を投じたり、賛成意見を述べる「ヤラセ」が政治問題化している。
これ程滑稽な話は無い。昔から日本には「さくら」なる言葉は戦前からある。元々の意味は芝居で役者に声を掛けるようにたのまれた無料の見物客や、露店で客の購買意欲をそそる者の意味である。
 今「やらせ」のやらない世界は何処にあるだろうか?
株主総会なども前列数列は株主社員が選挙して、「異議なし」とか「議事進行」など大声でさけんでいるのも桜であれば、選挙演説などで延々と賛成演説を打つのも桜である。
 経済産業賞の大臣が九電の「ヤラセ」に目くじらを立てて怒っているのは滑稽噴飯物である。
議員だけでなく多くの場合級長の選挙なども先生の誘導による「やらせ)が当たり前、教師の邪魔をする者が級長になられては面倒だからである。
 シレント マジョリテーのインテリ階級は関わると面倒臭いのが日本の美徳ではなく悪しき習慣なのである。JUNTARO