老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

責任と権限の美名

2005-04-30 16:34:06 | Weblog
最近は権限の委譲を云う上長が多いが本来権限が無いから出来ないと言う人は自分の能力が無いと言うのと同じである。権限は能力に付いてまわるもので、責任は全て上長にあるのである。
これを良しとするには、常に上長との戦略の摺り合せを行い、報告をタイムリーにしておかねばならない。
一方で上長たるもの、報告が口頭であれ、メモであれ、メールであれ聞いてなかったと言うのは逃げ口上で部下の信頼を裏切るものである。日本の出先機関の責任者が評判の悪いのは、相手の要求に対して即答出来ず、本社または上司に訓令を一一仰ぐからである。
相手は出先の長は会社や国家の代表とみなしているのに、充分責任を果たせないからに所以する。
このシステムが充分機能していれば、成績査定も納得行くし、やる気も起きる事になる。
人間はロボットではない。自分の判断で遂行出来れば自然とモラルもあがるし、上長たるものは一段上の積りで戦略を練るのに時間を掛けられる。会社の地位が上がれば上がるほどそれにふさわしい仕事に没頭できる。えてして担当レベルの仕事をして充実感を持つ上長が多いのではないか。
juntaro

ゴールデンウイーク

2005-04-29 21:02:11 | Weblog
日本のゴールデンウイークは世界的に知日派には周知されてきている。しかし日本人にとって本当に黄金週間と言えるだろうか。今年は祝日の都合もあり10連休の会社も多く、成田からの海外組、帰郷する家族連れも昨年より可也多いと報道されている。事実連休初日の高速道路は90箇所で渋滞、長いところでは40-50kmの長蛇の列が夕方まで続いたようである。
海外ではこのような時ドイツの例に見られるように週ごとに時差をおいて混雑の解消を図っているところもある。
また一部の国では順番に長期休暇を与えてこの機会に代行者を決めて事業に影響を無くすると共に
担当者の不正を発見するのも一つの目標だそうである。
グローバル化した今日一工夫する必要がありそうだ。
また外圧で日本人は働きすぎといわれ矢鱈に祝祭日を増やし今や日本は世界一休日の多い国になってしまったが、云イダシッペの米国、フランスなどの労働時間は増加傾向にあり、ウワークシェアリングや夫婦共稼ぎにより実質賃金の目減りをふせいでいる。借金大国の日本も少子高齢化など元気な老人の活用により健全な国に方向転換することを望む。juntaro

エネルギー問題

2005-04-20 20:41:33 | Weblog
最近マスメデアは新エネルギーとして、風力、太陽発電、水素燃料が代替エネルギーとして環境に優しいと持て囃しているが、本当に正しいのか?
これらの発電設備を造るのに、風力発電の100mに及ぶプラステック製羽根、太陽発電に使うパネル製作に必要なエネルギー、水素を発生する省エネルギーな方法の未開発を考えると決してクリーンなエネルギー源と云えるだろうかデジタルに評価してからリポートして戴きたい。
その上風の無い日や曇りや雨の日は電力会社頼りでは、電力会社は常に余剰な設備を抱えねばならない。現在中国で日本の10倍近くの原子力発電を計画中であり、チェリノブイルの愚かな実験による事故を見ても判るように、これらの不十分な安全対策の原発が稼動して放射能を放出した場合被害を受けるのは偏西風の土埃ならず、放射能被害を受けるのは日本である。
日本の原発は5重に保護されており,はるかに安全であり、水素を原子力の熱で作るのがベストであろう。良く識者の中にはアフリカから直流送電で水力を持ってくればクリーンなどと云う人がいつが、真昼の夢ではなかろうか。セキュリテーの問題やダムを造れば下流は沃土で無くなる事をご存知であるのか?また風力では日本の海岸線を埋め尽くしても不足、太陽発電では四国全島をパネルで埋め尽くす位の覚悟が必要である。もっと現実に即した論評を期待する者である。juntaro

一病息災と健康

2005-04-14 17:10:50 | Weblog
最近癌検診のPETと人間ドックを受けて異常のない事が判った。人間ドックは30年来始めての異常皆無である。63歳になるまで太り過ぎを云はれ続け、今異常が無くても必ず成人病が出てくると云はれていたが、すべての指数は限界ぎりきりであったので無視してきたが、63才のとき冠状動脈の閉塞が見つかり、膝は水を抜いたときに感染症になり九死に一生を得た。
それ以来スポーツジムでの軽いトレーニング、プール内の水泳と膝に負担のかからないアクアビックス、ゴルフとストレッチを続け、国内外の旅行や俳句に親しみ、ボケ防止をした結果,ようやく
異常なしの健康体に戻る事ができた。歯も名医に恵まれ3ヵ月後との手入れで全部自分の歯である。戦後の食糧難を経て今日同窓の仲間からも羨まれる状態になれた。70半ばで健康は珍しいとの事。大病に罹った後の気持ちの持ちようで、今後はお釣りの人生、社会に迷惑を掛けたくない事が大きな原動力で、始めてから暫くたつとこれらが生活のリズムになり、苦痛では無くなる事、加齢すれば無茶な飲み食いの欲望も消えることもこれらを支えたともいえるが、段階の世代の諸氏も今から生活習慣に留意すれば、これから楽しい人生が待っていること間違いないよ。juntaro

中国、韓国問題

2005-04-11 16:47:33 | Weblog
最近中国、韓国で不穏な動きが活発化している。靖国参拝、教科書、国連常任理事国,離島の帰属問題が主要な原因であるが、日本の外交姿勢は小学生が暴力団に対応しているか、いじめにあったひ弱な優等生状況を何時までも続けてよいのだろうか?
勝てば官軍のような、東京裁判、日本を焦土と化した大空襲などいずれもジュネーブ条約違反である。日本の対中国『満州』、朝鮮の統治は産業を起こし、教育を普及し、鉄道や電力のインフラを整備して残して来た世界中に例のない政策であった事をもっと世界に発信すべきである。
小泉内閣のように郵政のみを問題意識として、他の案件にはすべて穏やかにしろと繰り延べしていては、日本の将来が思いやられる。
今からでも歴史認識を正しく教育し、日本国としての世界における今後の位置づけやヴィジオンを明確に打ち出し前進すれば、尊敬され共存共栄する21世紀のリーダーになる事も可能で、NIEETやフリーターなども自然と消滅するものと思う。現在の為政者は戦後の日教組の教育を受けて育つた方々であり、これを是正するのが老人と云われる我々の責務ではないか?juntaro