老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

参議院選のに思う

2007-07-31 10:36:32 | Weblog
 参議院選は民主党の圧勝で終った。
そもそも参議院は衆議院の法案を良識の府としてチェックするのが、本来の役割で2院制度の存在価値があったのである。
 ところが今回は与党野党の激突がそのまま参議院選に持ち込まれ多数派を目指したので、政権交代論なども取り沙汰されている。
 本来ならば良識の府として高所大所から政策を論議できるような方が新しく代議士になったであろうか?職業に貴賎はないが、プロゴルハーのお父さんのような鬘の宣伝にはお似合いでも、どう見ても国家の舵取りに相応しい方が元々候補者に少なく、当選した方々は、国政とは程遠い部門での有名人が当選している現実をどう見るか?米国でも元は俳優でも大統領や市長になった方もいるが、それなりに地方の政治で経験を積んで出てきているのである。
 一票を投じる国民のレベルも問われる。民主主義はセカンドの政治体制でベストは独裁政治であると言われているが、残念ながら相応しい人が居ないのが現実である。
 提案として、参議院は政党を離れ中立の立場で広く深く国政を審議して、衆議院をリード,調整するのが望ましいと思うが、民主党はこの勢いで国民の審判が出たと参議院の多数派勢力を悪用して政界の運用を混乱させ衆議院の解散総選挙と政権交代のみを狙うのは如何なものであろうか?ここで日本が瞑想する損失が将来に残す禍根は計り知れないほど大きい。
 地方との格差をちじめるために、農家に補助金を出すなどバラマキ政策では日本は決して良くならないし、600万円以上の年収の会った人に基礎年金を支払わないなどは、今後勤労意欲を削ぐのみでプラスにはならない。juntaro

安心と安全(原発と地震)

2007-07-29 17:20:43 | Weblog
 柏崎狩羽原発の地震被害が誇張されて、遂に原子炉に孔があいたのどと欧州で報道され、外務省から的確な報道するよう在外公館や報道各社に通達されたようであるが、イタリアのサッカーチームの来日が中止されるに至ったのは残念である。
 エネルギーを造る場所は何処でも危険を内臓しているのである。
 火力発電所でも高圧高温のタービンに繋がる蒸気管が破裂すれば、作業員はたちどころに蒸し焼きになるし、水力発電所でもペンストックから水が噴出すれば、発電所内は水没してしまうし、リチュームイオン電池でさえもソニーは工場火災を起した経験もあり、未だにパソコンなどで被害が出ているのである。
 原発の場合はどんな天災や飛行機が墜落してくるような事故でも危険な原子炉だけは溶け出さないように造られているのであり、今回も運転中の発電所は安全に自動停止をしているのであり、表彰されても然るべきなのに、一部の所内用の小型変圧器の消火用水賀、地盤の不等沈下により断水して燃えたがマスコミがヘリコプターから延々とテレヴィ報道したり、天井クレーンは落下しないように特別の装置がついえおり、炉心上に落下したわけっでもないのに、フックを上下させるクランクの破損を炉心の真上で毀れたことのみ報道して、危機感を煽りすぎたのは安全と安心の区別がなされていないからである。電力会社も平素のPR不足は否めないが
経産省も自分の認可した設計基準の更新が不十分な事を棚上げして、独り電力会社
を攻めるようなお上の態度で接する姿勢が情けない。
 飛行機や新幹線等は故障を起しても人命や環境破壊に至らないようにするのが使命であり、原発は炉心のメルトダウンが起きないのが第一義の目標である。
チェルノブイリのように制御棒も着けていない発電所と数本の制御棒が脱落した発電所とは基本適に違う事を判りやすくPRすべきだ。
故障と事故、安全と安心を区別して無用な混乱を起さないように注意して戴きたい。juntaro

柏崎刈羽原発と地震(マスコミの過剰反応)

2007-07-25 20:15:07 | Weblog
 今回の地震について、マスコミの過剰反応が海外にも及びイタリアのサッカーチームの来日まで中止され、放射能の風評被害で宿泊取り消しが、48,000件も起きたと報道されている。
 2,000トンの水が滞留したといっても全く人体に影響の無い微量の放射能である事がはっきりしており、床の放射能を作業員がモップで洗浄する程度のものなのに、天井クレーンのシャフトが破損したと言っても点検作業がやり難いだけのことであるのに、一般の方々は専門知識が無いため不安に思うのを煽り立てるような事ばかしを書き立てるのか?
 非常用のジーデル発電機の停止命令を一時解除するのも当然の事で、所内の動力用の変圧器がダクトのずれで燃えたのであるから、当然の処置である。
 原子炉が臨海に達してシンドロームが如何にも発生するかのような国民の不安を煽り、経産省もそれを認めるかのような認識を示すに至っては弱いもの虐めを楽しんでいるのかと言ひたくなる。
 炉心が規定以上の地震にもめげずに安全を守った事を褒めるべきである。もっと
基本的に地震の強さを震度ではなく、加速度や周波で表現すべきである。
 柏崎市も被害総額1兆4千億円と言っているが、その内の半分は原発関係と言っているのは、原発の停止命令を出したので、出力見合いの地方税が入ってこないからであり、国に激震災害の援助を求めるのは天に唾を吐くようなものである。猛反省を望む。juntaro
 

中越沖地震と大学と参議院選挙

2007-07-22 20:30:51 | Weblog
 中越沖地震による原発についても、心臓部の耐震設計は当局の指針の倍の値で設計されており、ビクトモしなかったのに、報道や野党は過大報道して恐怖を煽っている。流れ出た放射能を含む水は飲んでも全く問題ないような水であり、ドラム缶の横転も作業した手袋や作業着を入れて保管した低レベルのもので、真夏の太陽より遥かに少ない放射線である。燃えた変圧器も主機の500分の一位の配電要変圧器なのに以下にも130万kwの主機のように報じられている。
 炉心以外場所まで炉心なみの設計を要求するのは、経済性を全く無視した話で、そこまで要求するなら現在でも復旧しない、がス、水道なども同様に責任を追及されるべきである。
 IAEAが査察を希望してきたのも、今後の参考にするための調査であり、停止勧告のためではない。
 社民党を初め野党もけしからんと選挙前で針小棒大に非難しているが、寧ろけしからんのは普段黙っている大学教授が後付け理論で知ったかぶりで解説しているが、何故自身前に瓦屋根の家は危険だとか、この地帯は液状化現象が起きるから立ち退けなどの勧告もせずにいて、今頃点数稼ぎをするのか理解に苦しむ。

好調すぎる就職戦線(野党の言うことは嘘か)

2007-07-20 19:50:12 | Weblog
 この三年大学卒の就職戦線は売り手市場で、入社内定先が決まっている学生は50%を卒業7ヶ月前に決まっているそうである。
 しかも一人で数社からの内定を貰って居る者も可也いるようであえる。
これ即ち殆どの卒業生が大企業に就職出来る事を意味する。野党が正規雇用の減少フリーターの増加などと喧伝しているのは、何を根拠に言っているのか?
 大企業は予定人員の確保困難を心配し、中小企業は大学卒を採用できない事を心配しているのである。
 団塊の世代の定年を65歳まで延長しても、同じ状況が5年後に起きるみこみだそうで、この状況が少なくとも10年くらいは続きそうである。
 企業の利益が増加傾向で落ち着いた結果であり、自民党の景気底上げ戦略が上手く行っていることを示している。
 心配なのは大学は早くも夏休みに入り、学生達の多くは遊ぶためのアルバイトをしたり、海外旅行をしたり、相変わらず日本の大学は入学すれば後は天国で、これではgローバル化した諸外国と立ち打ち出来ないことである。
 大学と学生の猛省を期待したい。juntaro