若人に与う（海軍五省）

来る５月２７日は海軍記念日である。国民の大部分は忘れている事だと思う。私も軍隊に入るには
年齢が足りず勤労動員の戦中派であるが、海軍の五省をこの際読み直してはいかであろうか。
海軍五省
至誠にもとるなかりしや
言行に恥ずるなかりしや
気力に欠くる無かりしや
不精にわたるなかりしや
努力に恨みなかりしや
今の若者はニートなぞと呼ばれている者もいるが、この五省を就寝前に読み，一日の初めに読めば
自分の為すべき事、取り組む姿勢も明確になると思う。
恨むらくは国家のヴィジオンや進むべき方向の明示されていないことである。
これらは軍国主義とは無関係に人の道を説いたものである。　　　juntaro

資源ごみ回収と東京都

定年後ゴミだしは私の仕事になっている。今日は新聞紙と空き缶の所謂資源ごみの回収日である。
朝新聞紙を所定の場所に出すと必ず小型トラックが回収してしまうし、空き缶はホームレスの人が小型運搬車でさっさと回収してしまう。アルミ缶など一トン一万ＫＷＨの電力に値するから当然良い収入源になる。新聞紙なども相場により変動するが再生紙にするほうが，木のチップより作成するより効果的な省エネルギーの代表例である。
問題は地方自治体が税収減により財政難なのに、これらを都民がその一助として提出しているのに、他の業者に漁夫の利を得られても無視していることである。
東京都はこの事を如何に考えているのか？
この方が都にとっても便利なのか、盗人にはいられている事をしらないのか？零細業者やホームレスの暮らしを助けているのか？もし見逃しているのならホームレスは減らない事につながる。
この辺の見解を聞きたいものである。アルミの相場は安定しているが、古紙の相場は変動があり安い時には小型トラックは来ないのである。税源と考えていないのか見解を聞きたいものである。
juntaro

JR西日本事故と報道

福知山線の脱線事故は多くの死傷者を出し痛ましいあってはならない事故であるし、次々と社内の綱紀の緩みが報道されている。マスコミが事実を報道するのは当然の責務であるが、いかにも社長を退陣に追い込まんばかりの、一部の繰り返し繰り返しの報道とコメンテイターの過激な追求は如何なものであろうか。
社長にとっては責任を取り辞職するのが一番楽な処し方であり、残留して事故の再発防止、被害者への償いをする方が遥かに厳しい茨の道程であると思われる。事故防止の事前点検は社会的義務として当然であるが、事実として事前点検で見つけることは至難な場合が多く後追いになる場合が多いのも事実である。云うは安く事故経験やヒヤリ事故の多くの積み重ねがベカラズ集のような形で、社内や業界で公にして積み重ねて事故の未然防止にするのが常道であると思う。
報道によりマッチポンプのようになった国際問題等の例もあり、報道の中立性とこれを知った国民の判断が今後の方針を政治に反映させるのが、民主主義の基本であると思う。マスコミが事故発生以前に危険箇所を指摘出来るくらいの努力もあって然るべきではなかろうか。
juntaro