老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

議して決せず(民主小沢党首のファッショ)

2008-11-18 19:59:34 | Weblog
 民主党小沢党首は国会運営委員会の決定事項を無視して、国会の審議には応ずるが採決はしない事を表明した。(第二次補正予算の提出までに)
 何れも重要案件が山積しているのに、このような政権狙いの嫌がらせ、横槍をする小沢民主に政権をまかしたら、どのような事になるのか?
 高速道路は無料、健康保険の一元化、農民に対する個別補償いずれもとってもツケは全部子孫に残るのである。
 しかも国連が認めた件ならば派兵をも辞さずで日本の独立国の地位を保てるのか?
 今は80年に一度の不況と恐慌が吹き荒れている国難が世界中に吹き荒れている時で、政局争いをしている時ではない。 
 米国のようにオバマ新大統領はゲーツ現国防長官を変えないとの噂もあるくらいで、共和党からも新政権を支持する姿勢を見せているのに、何故日本は民主党は自民と協力すれば、給付金のような無駄な公明党案に惑わされる事なく、もっと練れた国民の目線に会い、将来を見据えたビジョンの元近未来と直面する難題の解決に
当たれる筈である。juntaro

文民統制は安全か

2008-11-13 21:19:08 | Weblog
 田母神幕僚長の懸賞論文にたいして、文民統制を強化して再発を防止すると繰り返し政府は答弁している。戦争中育ちの私には何を今更との感が強い。
 これは第二次世界大戦への突入の反省として、軍部の政治への介入が原因とする思いから出た戦後のしそうである。
 現場を知らない文民統制が果たして全知全能であるだろうか?昨今の金融恐慌に端を発した世界的不況は文民統制の結果ではないか?これによる世界経済への影響は戦死者こそないが、第二次大戦以上の損失を与え回復するのにはもっと長期の年月を要するであろう。
 防衛省でも文官も制服組も平等に充分論議して結論を出すべきであり、民主党の言うように国連で決まれば派兵も辞さずは国家の呈をなさないし、憲法9条改正を棚上げにするようでは独立国家とは言へない。
 多くの企業は事業部長や社長を選ぶ条件として、例えばメーカーであれば、製造、技術、営業3部門のうち少なくとも2部門の経験を条件とし、スタッフを使いこなすのが経営者の持つ能力でなければならない。
 現在の政党のように政府の作文を読み上げる前に、方針を与えて文章化を依頼するのは恥ずべき事ではない。
 戦前の官庁は技術系出身者は局長以上にはなれない慣習があったのである。
 大学で3-4年勉強した事より、卒業は始まり也で、社会に出てから広く将来を見据えて勉強や見識を持つ事が大切であり、文民なる考え方にそもそも時代錯誤を感ずるし、権限と責任は自ずから備わるもので、権限が無いと言うのは自分が無能と言うに等しく、責任のがれはこれまた女々しい限りであるが、米国のように歯医者も復活できる雰囲気が欲しいものである。juntaro
 

前航空幕僚長の更迭と言論の自由

2008-11-07 19:35:26 | Weblog
 田母神幕僚長が懸賞論文に投稿して更迭辞任した。これでも言論の自由な日本と言えるであろうか?本来民主主義は多くの意見の中から決まった事には自説と違っても従うのが本旨と心得ている。
 戦前の帝国大学紀要には国家に枢要な学問を修めると記載されてをり、反国家主義の多くの有能な学者が拘束された苦い思い出がある。
 幕僚長が公式な場所で発言したのなら、更迭も止むを得ないが懸賞論文に発表して、何故悪いか理解に苦しむ。
 寧ろ朝日系の報道のような拉致された人の伝言をスクープとして鬼の首を取ったように発表して、誰が拉致された人の身の安全を保障出来るのか聞きたい。
 反日的な言論の自由は保障され、国の将来や過去について親日的発言が日本の報道では、限定されたり、大きく取り扱われないようでは、日本の独立国を疑いたく
なる。原爆投下の補償や南京大虐殺の真実などは,堂々と論じられてこそ日本の地位の向上や世界平和に貢献すると思うのである。
 また政府も幕僚長の投稿を不適切、文民統制で万全を期すなどと発表するのは諸外国に馬鹿にされるのみである。
 欧州諸国の植民地政策にくらべて、日本の統治とは基本的に違う点などももっと主張すべきである。            juntaro

オバマ政権と日本(熱し易く醒め易い米国国民)

2008-11-06 08:38:28 | Weblog
 オバマ政権の誕生が確定した。日本への影響を考えてみたい。
①誰が補佐するか決まっていないが、そう簡単に国際協調路線に単独覇権主義から偏向出来るとは思えない。
②低所得者重視の政権であり、同盟国の関係は維持しても、日本、ドイツなどに核保有を許し、軍事費節約のために米国は駐留から撤退するかも知れない。
③1929年の大恐慌が第二次世界大戦で漸く集結したように、根強く戦争待望論がある。仮想敵国として、ロシア、中国、下手すれば核武装をした日本かも知れない。
④イラクよりアフガンに注力するようだが、そう短期間に片付けられず、やがて米国民の過熱は醒めるし、環境保護や消費者保護の規制を緩めすぎた、金融恐慌に続き不況が長期化し、対策のための公金が急増、財政赤字は益々拡大するであろう。
⑤ロシアや中国が強くなり、米国と略同等な地位を築けば、不安定ななかの安定が
勝手の冷戦時代と同じく続くであろう。
⑥ゴマスリ的に本は親米一辺倒で片思いをしても、米中蜜月の方が強いであろう。
 日本の国際的地位は低下する一方であろう。
⑦軍と産業の複合体の米国の地位は低下し、つれて日本の地位もダウンすると欧州あたりで観測し始めている。
⑧日本はバブル後の対処の経験や、環境問題の技術などで世界に貢献する事をアッピルせよとの声が国内では大きいが、世界に冠たる物を持っているわけではない。自惚れも甚だしい。
⑨地道に過去の負の遺産を改め徐々に日本が諸外国からレスペクトされるように
努力を継続すべきで、民主党になったら即可能と言うほどの易しい状況にない事を認識するのが先決。juntaro