老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

原発の国会事故調査報告書

2012-07-05 20:35:56 | Weblog
福島原発の報告書が出された。これまでの東電の事故報告書や政府の事故報告書のことを非難しているが、矢張り国会の行動や責任については不問にしている。
 今回の事故は人災と決めつけているが、人災の人に相当するのは国会の行動力の不足にあり、自分の責任であることをもっと明確にしてほしかった。
 福島原発の稼働後色々な津波等の新しい情報にたいして、正負や東電が対処しなかったのが原因であるかのように記載しているが、国民の幸福を願う国会であるなら、なぜ政府や東電が新しい情報に対応したしょちを取らなかったのかが問題である。
 経験を積んだ東電に政府も指導能力に欠けているなら、国会はもっと指導能力がなかったではないか。
これほど左様に事故を後から解析するのは出来ても事前に予測しても実行は難しいのである。
 数百年に一度の津波の存在が判明しても、これをベースにかいぜんするのは経済的に成立しない場合が多いのである。
高さ100mの防波堤をぉ卯地区しても寿命は100年くらいで再構築せねばならない。
 原発の寿命40年を基本と言っても毎年定期点検を実施していれば半永久に耐えるのが普通である。
ただ40年もするとさらに効率の良い安全で安心なデザイが開発されるから更新されるのである。
 非常電源の配置や多様化を進めどのように想定外の津波が来て水没しても炉心を冷却続行できれば放射能の心配はないし経済的にも可能である。
 一号機は津波以前に地震で損傷の疑いがあると記載されているが、いったん安全に自動停止したのであり、現場に入れないから疑いがある、断定が出来ないとは学者らしい言い分に過ぎない。マスコミは疑いではなく影響があったかと読み取れるような報道をして反原発を煽るような記述をするのは如何なものかと思う。
 今回の事故を教訓にして、世界の原発の発展に貢献できるのが日本の今後の使命ではないか。
 本文を良く読み、マスコミの報道に迷わされないことを希望する。JUNTARO

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