老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

自民党復党問題

2006-11-24 21:08:17 | Weblog
 造反議員復党問題で中川幹事長と政調会長との間で意見が割れている。
幹事長の踏み絵のような要求は企業で始末書の提出を求める方式と似ている。
 これはマイナス面のみが多く意味がない。
私が育った企業でも、良く始末書の提出を迫る事業部と事故や誤りを犯した場合、責任の追及よりも、今まで以上に働いていただき償いをして貰うスタイルの管理方式と二つの方式に別れていた。
 私は幸い後者のグループに所属していたので、始末書や誓約書を書かされた覚えはないが、事件の後に名誉回復もあり、懸命に仕事を果たした思い出は多々ある。
 また始末書を仮に受けとっても自分が転属するときに本人に返して不問にするのが自分の方式であった。
 どちらが良いかは異論もあろうが、事業部の成績やモラールは後者の方が遥かに優っていたと思う。
 特に事務系の管理職は良く始末書を要求する習慣が強かったようだ。
今回の造反議員達も安部政権を良しとして復党を希望しているのであり、マニフェストの遵守や阿部首相の所信方針への支持を誓約書で書かせるなど大人のやる事ではない。
 早く決着を付けないとマスコミや野党の餌食になるから、安部党首の明快な結論を問われていると思う。juntaro