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 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

古時計の解体

2018-03-02 22:34:03 | Weblog
今日も風が強かった。
小心者の僕は、いつ家が吹っ飛ぶんじゃないかとビクビクです。
風の強さにもビビってますが、家のボロさにもビビってます(^^;)


強風にビビりながら始めた今日の作業は、古時計の解体でした。
僕は子供のころから小心者だったので、直せなかったらどうしようとビビってしまい、何かを分解するということをほとんどしたことがありませんでした。
しかし、この仕事をするようになったせいか、直せなくてもいいやって思うモノは解体してみることもあります。

実は先日、Green Grainさんの荒川さんに古時計をいただいたんですね。
もう壊れちゃって動かないらしいのですが、メカの部品が使えるかな~って思ってね。




モノを減らしたいのに、「あげる」って言われると、ついついもらっちゃうんですよね~(笑)
もしかしたら、直せるかもしれないし???


まずは針を外しました。



文字盤のこの劣化具合がステキです!(笑)


続いて文字盤もはずしてみました。



アンティーク品ではないですが、昭和の香りのする時計です。マイナスのビスが使われているので、まあまあ古いんだと思います。
ところどころ、プラスのビスが使われているのは、修理をした証拠でしょう。


本体はだいぶ痛んでいて、使い物はなりません。



ここで、解放してあげたせいか、動かなかった歯車たちが、急に動くようになりました!


壊れた古時計


しかし、早過ぎる~
こんなに早く時が進んだら、あっという間に死んじゃいます(笑)
右のバネがどんどん膨らんでいきます。

これは、もう僕には直せないと思い、当初の予定通り、解体することに決定!



味わいのあるパーツがたくさん手に入りました。
いずれ、これらを作品の一部として使う日もくるのではないでしょうか(^^)

ところで、古時計の修理と言えば、Green Grainさんの荒川さん。
過去には、見事に135年前の時計を直したという実績があります!

その様子は過去のブログに書いてありますので、ご興味のある方はご覧ください(^^) →振り子時計

手っ取り早く、動画で見たい方はこちらをどうぞ~

時計の修理1




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