goo blog サービス終了のお知らせ 

motto² jucon 

jucon Solo Exhibitions
 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

屋内待避地域

2011-04-12 15:42:22 | 震災
田村市常葉町にいます。
原発から30キロくらい。

屋内待避地域、ゴーストタウンのようなイメージをしていたんですが、お年寄りから子供まで、普通に生活しています。
お昼時には、飲食店も満員。


20キロ圏内から避難して来てる方がたくさんいるそうです。


目に見える被害は、屋根瓦が落ちてブルーシートが張られた家や、ひび割れた道路、ショーウインドーが割れたお店。



地震も頻繁に起こります。
でも多少の揺れでは、会話も止まりません。

驚くほど冷静です。
遠くから、情報だけに一喜一憂している僕たちが、情けなく感じました。




jucon

今から福島に向かいます。

2011-04-11 21:25:45 | 震災
個人的急用で郡山まで行きます。
夕方、地震があったので、高速が使えない?
すでに出発してるので、状況がわかりません。

高速の状況を調べられる方がいらっしゃれば、コメント欄に状況を書いていただけると助かります。

用事次第では、しばらく帰れないかも知れません。
その間、何かボランティアが出来ればしてこようかと思っています。

ブログ書けるようでしたら、また書きます。

jucon

(続)チャリティイベントに参加して来ました。

2011-04-11 17:24:23 | 震災
今回のチャリティイベント、チャリティーは任意。

その中で、積極的にチャリティ企画を打ち出していたのが、中野書道會さん。

≪森の書展~想い~≫ 
被害に遭われた方へのメッセージ・今の想い・願いを書で表し、その作品を“森の書展”に展示するワークショップ。



僕もこちらのワークショップにポケットマネーで参加させていただきました。



これとは別に、juconのチャリティボックスには・・・

午前中、全く売上げがありません。



おう~、このままでは「チャリティに参加するなんていちゃって、全然貢献出来ない・・・」
なんて、思っていたんですが、お昼前くらいから徐々にお客さんがいらっしゃって、ちょっとずつ寄付金が集まり始めました。


中野書道會の先生、生徒さんにもご協力をいただきました。


また、同じ出展者、花と犬さんの犬さん?が「ブログ見ました!」って言って、チャリティボックスにお金を入れてくれたんです!




その他に、今回会場でライブをしてくれたbarboraさんも、1回目のライブ終了後、ポケットマネーからチャリティボックスに寄付をいただきました。








ライブはこんな感じで2回ありました。






また、この唄声がやさしいんです。
舞い散る桜の花びらと、彼の唄声が会場を温かく包み込んだ瞬間でした。


この他にも、たくさんのお客様と楽しい時間を過ごすことが出来ました。


最後はウォーキングの途中で、お金をちょっとしか持っていないという方が、そのちょっとのお金でお買い上げ。
今回のイベントの様子をブログにも書いていただきました。



今回のイベントは、いつもとはちょっと違った感じで出展したせいか、人と人の出会い、繋がりをいつもよりすごく感じた1日でした。

けっきゃく、juconの売り上げは2万5千円くらい。
これに「花と犬」さんと、「barbora」さんの寄付があったので、2,930円をseiseki sun marcheさんにお預けして来ました。

この後、seiseki sun marcheさんから赤十字さんの方に寄付されます。
この日、全体でいくら集まったかは、seiseki sun marcheさんのブログで報告されることになっています。


久しぶりのイベント、すごい楽しい時間でした。
楽しいことが、誰かのためになったかと思うと、さらにうれしさアップ!(笑)


でも、これをここで終わらせちゃ、いけません。
このあとも、継続的に支援したり、現実をちゃんと見ていかなければと思います。


震災が起きてから、今日でちょうど1か月です。
原発事故の問題は何も解決されていません。また大きな余震も続いています。被災者の方々の苦労は計り知れないものでしょう。



これからも何が出来るのかを考えながら、仕事を楽しんで行きたいと思っています。



今回、お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました!
また、皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

そして、その時は今よりもずっといい日本になっていることを信じて・・・





http://www8.plala.or.jp/jucon





チャリティイベントに参加して来ました。

2011-04-10 20:29:06 | 震災
聖蹟桜ヶ丘(東京都多摩市)で行われたseiseki sun marcheに出展しました。




道志村ではまだ梅が咲き始めたばかりだというのに、東京ではもう桜なんですね~。




本来なら、このseiseki sun marcheには、先月出展するはずだったんです。


ところが、開催直前にあの大震災が・・・




1か月の間に、いろんなことに対する考え方が変わりました。
それは、きっと僕だけではなく、たくさんの方々もそうではないでしょうか?



そんな気持ちで迎えた今回のイベント。
今回は売上げの10%を被災者の方々への支援金として寄付することにしました。




おかげさまで、思っていたよりも多くの売上げがありました。
そして、たくさんの出会いも。


楽しいことがいっぱいあったので、詳しくは明日書きたいと思います。



お買い上げいただた方、お話しさせていただいた方、出展者のみなさん、スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。






http://www8.plala.or.jp/jucon




まずは「行動」でしょう!

2011-04-09 11:44:17 | 震災
僕がサラリーマンを辞めて、この仕事をするようになって、本当によかったなって思えるのは、僕を作ったものを直接お客さんにお渡しできること。
サラリーマンの時は、誰が作ったものかもわからず、誰が使うのかもわからないで売るということが日常的にありました。

だから、この「直接」っていうのが、すごいいいなって。
使う人のことを考えながら作り、実際に使っている様子を見たりも出来る。


そして、その仕事の成果を、お金と言う形でいただく。
このお金は、僕が一生懸命モノ作りをした結果であり、とても大事なお金なんです。


だから、このお金を支払って、マズイものを食べた時、すぐ壊れるものを買っちゃった時、すご~く後悔するんです。
頑張って稼いだお金を、無駄なモノに使っちゃったような気がして・・・・





震災の被害に遭われた方々の募金活動があちこちで行われています。
孫さんは100億円も寄付した!素晴らしいと思います。


でも、僕はお金を寄付するのに抵抗があります。
寄付したお金の行方がよくわからないからです。
そして、そのお金がどのように使われるのかを知らないで寄付するということは、その場限りの自己満足で終わってしまうような気がするんです。
「あ~、僕はいいことしちゃった!」みたいな。
でも、それじゃあ、ちょっと無責任?

一生懸命働いた得たお金が、何に実際使われるのかわからない(支援に使われるのはわかります)のは、どうも気が進まない。
そして、そのお金がいろいろなルートで、誰かに渡るというのは、サラリーマン時代の感覚に似ています。
本来なら、今の仕事のように「直接」渡したいところ。自分の大事なお金を寄付したら、こんな人のこんなことに使われているって知りたい。






でも・・・
だったら、被災地に直接乗り込んで支援すればいいんです。


でもね、今の自分では往復の燃料や、その間の食料にかかるお金、また仕事を休んでまでして支援に行くだけの余裕がないです。



募金もしない、支援にも行けない。
けっきょく、何にもしないんじゃん。
あれ、これって最低じゃない?

だったら、「僕、いいことしちゃった」の方が、まだましじゃないの? だって誰かのためになっているんだから・・・

「jucon、ゴチャゴチャ言っている前に、まず何かしろ!」






というわけで明日、聖蹟桜ヶ丘で行われるseiseki sun marcheのチャリティーイベントに参加することにしました。売上げの10%を支援金として寄付します。






10%だから、たいしたお金にはならないと思います。
3000円しか売れなかったら300円。
でも、風呂がない僕にとっての300円は温泉に1回行ける貴重な金額なんです。たぶん、みなさんの300円と違うと思います。


実際に、juconに寄付している余裕なんてあるの?
とも、思いますが、今行動しないでどうするの!

まあ、風呂なんて1回入らなくても死にはしません。僕にはドラム缶風呂もあるし!(笑)


「寄付」という本来はどうかな?って思うことを、今回しようと思うのは「今、何かしなくちゃ」って気持ちです。
ぶっちゃけって言えば、被災者のためというよりも、自分のためかも。
自分の気持ちを納得させるためにやるのだと思います。
それが被災者のためにもなるならば、この寄付は僕にも被災者の方にも良いことではと思うんです。




でも、根が貧乏性なので、一度ポケットに入ったお金は出したくなくなる可能性が・・・(笑)
だからブログに書いちゃったし、こんなのも作りました。
















売上げがあったら、すぐその場でこの箱に10%入れます。
それだったら、僕もちゃんと寄付出来ます。(笑)



急な出展ですが、お時間がある方は、明日ぜひ遊びに来てください。
juconの作品をお買い上げいただかなくて、募金箱にお金を入れてもらうだけでもOKですよ。(笑)





自分のために行動することが、誰かの役に立つ時もあると思います!








http://www8.plala.or.jp/jucon

震災を通して・・・

2011-04-05 21:19:35 | 震災


都内某所。音楽プロデューサー蔦谷好位置氏のスタジオです。
東日本大震災によって、このような状況になってしまったということです。

この時にメインデスクの脚が折れてしまい、新しいデスクをということで、打ち合わせにお伺いして来ました。




事前のメールのやり取りでは、機能性、強度に重点を置いたモノを作りたいというお話しで、色についても黒っぽいイメージという感じでした。


蔦谷さんはavexさんから、juconを紹介していただいたということで、juconがどのような家具を作っているかは、あまりご存じなかったんだと思います。

たぶん、蔦谷さんのイメージと、juconが実際に作っている家具はちょっと違っているなと思いながら打ち合わせに行ったんです。(笑)


で、やっぱり「木」という自然素材でデスクを作るということに特別こだわりを持っているわけではなかったみたいなんです。


でもね、せっかく「木」で作るんだから、一応「木」の魅力についてもお話ししたんです。
そしたら、すご~く興味を持っていただけたようで、実際に材料のサンプルを持っていたのもよかったみたいなんですが、juconっぽいテイストでデスクを作る方向に話が進んだんです!色についてもナチュラルな感じでという風に。


もちろん、機能性も強度もデザインも大切にします。でも、そこにjuconならではの個性を入れられれば、それはjuconが作る意味があるというものです。(笑)


まだ今は、ご相談の段階で、実際にオーダーいただけるかどうかは図面を書いて、お見積りを出してからになりますが、蔦谷さんが「木」に興味を持っていただたこと、またjuconのコンセプトを受け入れられたことにうれしく思いました。



震災によって、たくさん被災された方々がいます。
被害の大小はあれ、蔦谷さんもそのお一人。
今度は、強度のあるもの、長く使えるものにしようと思われたんだと思います。

ものを大事にする、良いものを長く使う。
震災をきっかけに、そういうライフスタイルに多くの方がチェンジしていっていただければなと思います。






http://www8.plala.or.jp/jucon

















地震の影響

2011-03-22 22:49:24 | 震災
日に日に震災、原発の情報が減ってきている感じで、テレビ、ラジオも通常の番組を放送するようになって来ました。
他の方のブログを拝見していても、徐々に日常の話題へと移り変わってきているようです。

しかし、原発はまだまだ予断を許さない状況ですし、復興支援もこれからが本番でしょう。





ここ、道志村では計画停電のエリア外のようで、今まで停電は一度もありません。
もし、ニュース類を一切見聞きしなければ、震災前と何も変わらないようでもあります。


しかし実際には、震災前にオーダーした木材が入荷して来ません。
また、各地でクラフトフェアが中止になっています。
材料がない、売る場所もない。
もし、このままの状況が続くようだと、juconの仕事はかなり危機的状況になってしまいます。



それでも、何とかしなくては。

こんな時だからこそ出来ること、そういうものがきっとあると思います。


今は目の前のオーダー品をきっちり仕上げること。これが最優先です。
そして、その先は・・・


頑張ります!
きっと何かあるはずです。





http://www8.plala.or.jp/jucon










少し落ち着いて来ました

2011-03-20 17:25:34 | 震災
うちの風呂はドラム缶風呂。
薪がなくなれば、風呂には入れない。


そんな時は温泉に行くんですが、温泉に行くにもガソリンが必要。
貴重なガソリンを使って温泉に行くのか?



そんな時は電気ポットでお湯を沸かす。うちのは3リットル入るやつ。
3リットルのお湯があれば、大人1人なら頭も体も洗えちゃう。(水を足すのでお湯の量は4~5リットルくらい?)
疲れを取るというのは難しいですがスッキリはする。


通常、風呂で使う水量はおおよそ200~300リットル。それを40度前後までに温めるのはかなりのエネルギー。
それを思えばけっこう省エネ。(笑)


でも、やっぱり湯船に入りたい。

というわけで、昨日は久しぶりに温泉に行ってきました。
温泉も時間を短縮して営業していました。

やっぱり湯船に浸かるっていうのはいいですね~。

温泉に来ている長老たちも、話すことは原発の話ばかり。みんな気にしているんです。






でも、今日久しぶりに街に買い物に出かけたら、ガソリンスタンドには列が出来ていませんでした。
食料品も買いたいものがほとんど買えました。
だいぶ、落ち着いてきた様子。


地震発生から約1週間。
徐々に普通の生活に戻りつつあります。被災地じゃないのに何時間も並んでガソリンを買った方、ご苦労様でした。(笑)
カセットボンベも売っているところありましたよ。



被災された方々、亡くなられた方々のためにも、この教訓を次の災害に生かすことが大事だと思います。


まだまだ復興には時間がかかると思いますし、原発の問題も予断を許しません。
でも、前に前に進まないと。

一人一人が冷静に判断して、パニックに巻き込まれないでください。


僕はいろいろ調べるのが苦手だから、自分の思ったことしか言えないけれど、このブログによくコメントしてくれるpapaさんのブログを読んだら、皆さんももう少し冷静になれるのかな?と思ったりして。やっぱり数字で見せるのは説得力がある。


でも、この情報も本当かどうかは、ご自分で判断を!(笑)







http://www8.plala.or.jp/jucon








冷静に

2011-03-18 08:34:54 | 震災
寒いです。

寒いので、山道を散歩してきました。散歩しているといろんなことを考えます・・・





もう何日も車に乗っていません。
ここで車に乗らないということは、買い物に行けない、温泉に行けない・・・(うちには風呂がありません)


灯油は底をつきました。
幸い、ポリ缶1本の差し入れをいただきました。
助かります。ありがとうございました。人の優しさが身にしみます。


食料は道の駅まで歩いて買いに行きます。



いつもは最低でも5~6台は停まっているんですが、昨日は駐車場に車が一台も車が停まってませんでした。


道の駅の中も閑散。
それでも棚には地元産の野菜が少々。価格はちょっと高め。2~3日必要な分だけ買いました。


こんな不便なところでも、車に乗らなくてもしばらくは生活出来ます。




買占め。

当面必要でないモノまで買ってしまう。何かあった時にそれを持って逃げられるの?
もし自分が被災した時に、その買い占めた食料・エネルギーを周りの方々にわけてあげることが出来るのでしょうか?自分さえ生き延びられればいい?

確かに自分が生きるためにいろいろ準備することは必要です。本能的には正しい行動でしょう。

動物的に生きようとすれば、必要以上の買い占めも当たり前?
でも、僕たちは人間。人間は理性もあります。

今、動物的に生きるのか?それとも人間的に生きるのか?


被災していない地域の人が動物的に生きるには、まだ早いんじゃないの?




幹線道路に、路地から出ようとしている車が歩道にまたがり、車の頭をちょっと出して合流のタイミングを見計らう。
ちょっと出た頭を避けるため、幹線道路を走っている車がスピードを落とし、車の間隔が詰まって、ますます合流するタイミングがなくなってしまう。歩道の歩行者も車に邪魔されて前に進めない。

停止線で、幹線道路の状況を見て合流した方がスムーズに入れるのに・・・


買占めしている人たちは、幹線道路にちょっと頭を出して待っている車と一緒なのでは?
あなたたちの行動が、全体の流れを乱している。

一歩下がって全体の状況を見ることでスムーズに合流出来る。けっきょくは自分のためになる。そうは思いませんか?


海外メディアが日本人のモラルを賞賛している。
そんな日本人が買い占めをすることで、被災地に物資が届かない状況を作っている。
被災してない人が、そんなことでは、この賞賛の言葉も無意味になってしまう。




枝野さんが働いていて、管さんは働いていない。
みたいなことがささやかれている。

枝野さんはメディアに報告する係だから、すごく仕事をしていることがわかるのだろうが、管さんだって、自衛隊だって、東電だって、いろんな人が一生懸命働いているはず。こんな時に手を抜いている人なんているわけがない。


目に見える所だけでモノを言うのはやめた方がいいと思う。みんな絶対頑張っています。






山道の散歩はいろんなことを考えられる。
体はホットになり、心はクールになる。

今は冷静な判断が必要な時。
juconはまだ人間的に行動出来ていると確認出来る時間だ。






http://www8.plala.or.jp/jucon












山梨では・・・

2011-03-18 06:51:44 | 震災
大阪で被災者の受け入れをしてるならば、山梨ではどうなんだ?


東北地方太平洋沖地震等の被災者に対する県営住宅の一時的入居について



各地でこのような受け入れがあるようです。



しかし、他の地域に避難するにもガソリンがなければ、どうしようもありません。

普段、車を使ってない人までガソリン必要ですか?




ガソリンを含め必要なモノが、本当に必要としている人に届きますように・・・








http://www8.plala.or.jp/jucon


混乱

2011-03-14 19:02:15 | 震災
いったい何が正しいの?




そんなの誰もわかるわけがない。だって、今まで経験したことのない非常事態が起きているんだから。



全ての人が納得出来ることなんてあるわけない。
そんなことが出来れば、とっくの昔に戦争がなくなっているでしょう。


みんな、一生懸命頑張っているんです。
それが誰かにとって都合の良くないことでも、今はそれが一番いい方法だと思うからやるのでしょう。


過去に経験したことないことを乗り越えようとしているんです。常に正解の行動がとれるわけがない。
でも、みんな頑張っている。


だから、安易に批判するのはやめましょう。
今、頑張っている人たちは、僕たちよりはるかに考え、行動し、疲れている。


徐々にベストの方法が見つかるはず。




*宮城の先輩の無事が確認されました!




http://www8.plala.or.jp/jucon