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都立上水高校 第1期社会科部OB・OG会公式ブログ

第1期社会科部は平成21年3月12日消滅。本ブログは現在活動中の新生「社会科部」様や都立上水高校とは一切関係ありません。

ファイト総集編をみて

2006年03月24日 15時47分22秒 | Weblog
 連続テレビ小説「ファイト」総集編が3月上旬のBS2での放送に続いて、3月21日(火)に総合テレビで全4回が一挙放送された。当日はおしくもWBC決勝戦と重なってしまい、ご覧になった方はそこまで多くはなかったかもしれないが、録画などをしてご覧になったという方もいらしたであろう。
 話の内容について、ここで多くを書くのは「都立上水高校社会科同好会公式ブログ」の目的から大きく外れてしまうと思うので、多くは書かないが、本当にすばらしい作品であった。私のこれからの人生で、再びこのようなすばらしい作品に出会えるであろうか、と思ってしまうぐらいのクオリティーである。
 ただ、見ていて気になったのは、時間があまりにも短く話が凝縮されすぎているということである。「ファイト」本編は1回15分であるが、オープニング等を除いておよそ13.5分。これが162回あったのだから36.45時間となる。これを43分×4回の2時間52分にまとめるのだから、およそ13分の1である。これでは、話の大半が削除され筋がつかめなくなってしまう。
 このことは、「大河ドラマ」にも共通する。大河ドラマも全49回の本編のあと、総集編がある。しかし、その長さは作品によって大きく異なり、1996年の秀吉の際は5時間だったものが、2002年の利家とまつと2003年の武蔵では85分が2回の2時間50分しかなかった。
 又、総集編はその年によって、放送時間だけでなく放送日や放送回数までもが大きく異なる。
 総集編は大河ドラマと連続テレビ小説ともに、その後の再放送やビデオ販売などで活用される。しかし、内容の薄いこの質であっては、何の役にも立たない。放送は文化である。このことをよく考えて、NHKには総集編の充実を図ることを求めたい。
 私がNHKに対しても抱く不満は、このことと再放送の少なさの2点のみである。(執筆:会長)

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