goo blog サービス終了のお知らせ 

都立上水高校 第1期社会科部OB・OG会公式ブログ

第1期社会科部は平成21年3月12日消滅。本ブログは現在活動中の新生「社会科部」様や都立上水高校とは一切関係ありません。

新シリーズ小笠原 第10回

2006年01月13日 12時43分17秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)
食べるつもりだった朝食

2日目(1)
朝食と気分悪化の章
 午前6時起床。夜はぐっすり眠ることができた。
 洗面をしに行ったが、揺れが激しく難儀した。おきていると大変なので、横になった。そのまま寝てしまい、8時25分頃目がさめ、朝食をとろうとしたが、ゼリー2個にとどめた。
 (つづく)(執筆:研究関連担当代表)

新シリーズ小笠原 第9回

2006年01月12日 12時35分27秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)
1日目(8)
船中泊の章
 夜になった。昼食と同じく各自で夕食である。船中ではカップ麺の自動販売機があり、給湯所もあったため、カップ麺を食べる人が多かった。私は持参した「力うどん」を食べた。
 9時くらいには雨が降り始め、少々ゆれが出てきた。船内には大変狭いシャワー室があり、ゆれの中で苦労しながらシャワーを浴び、午後10時の消灯で就寝した。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)

新シリーズ小笠原 第8回

2006年01月11日 12時42分40秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)

1日目(7)
TSL問題の章
 現在、おがさわら丸は25時間30分をかけて、東京竹芝―小笠原諸島父島二見港間を結んでいる。この後継として、テクノスーパーライナー小笠原(TSL)の就航が計画されていたが、ご存知の方が多いと思うが、大幅な赤字が生じ、公的支援も薄く採算が合わないとの理由で、就航を断念する形となった。
 すでに船体は建造完了済みで、それをどう扱うかが問題になっている。長距離用のつくりであるため転用は難しく、スクラップにしたほうが安上がりとの意見もあるそうだ。
 TSLをめぐる一連の騒動。なんとも嘆かわしいことだ。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)

新シリーズ小笠原 第7回

2006年01月07日 11時54分46秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)

船内

1日目(6)
おがさわら丸船内見学の章
 出航後、波はそれほど高くなく、順調に船は進んでいった。しかし暇なので、気が向いた時は船内を見て回ったり、甲板に出たりした。

 昼食は各自客室で取った。私は朝、竹芝のコンビニで買ったものを食べた。その後、午後2時ごろから全員で船内見学をした。

(つづく)(執筆:研究関連担当代表)

新シリーズ小笠原 第5回

2006年01月05日 08時53分35秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)
※写真に写っている人物は本校生徒とは関係ありません

1日目(4)
船内雑魚寝の章
 2等客室はとにかく人口密度が大きい。荷物を置くところにも苦労する。そのため、1人1人のスペースはたたみ一畳も無く、横になっても手足を伸したり寝返りを打つのにも一苦労である。又、男女別ではなく、男子の隣が女子ということもあった。
 まさしく「雑魚寝」である。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)

新シリーズ小笠原 第4回

2006年01月04日 16時01分18秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)
おがさわら丸

1日目(3)
開会式と乗船の章
 午前9時、開校式が始まった。駆けつけて下さった校長先生のお話などがあった。そして、いよいよおがさわら丸へ乗船。

 飛行機のように手荷物を預けるわけではなく、自分の手元で管理しなければならない。荷物は大変多かったため、重くて運ぶのに苦労した。乗船口は階段状で、船内でも2等客室まで急な階段を下りなければならないため、非常に大儀であったよ。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)

新シリーズ小笠原 第3回

2006年01月03日 09時55分55秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)
竹芝

1日目(2)
竹芝の章
 時刻は8時10分。まだ時間に余裕があるため、近くのコンビニで昼食を調達した。そして飲料水2ℓを購入した。
 先生の話によると、小笠原ではテレビはこちらと同じようにつくが、新聞は約1週間に1回、船が来る日にまとめて送られて来るとのことだった。すごい場所である。
 全員がほぼ定刻どおり到着し、9時から開校式が始まった。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)

新シリーズ小笠原 第2回

2006年01月02日 08時45分18秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)
浜松町駅

1日目(1)
山手線の章
 時は平成17年8月3日(水)。旅の始まりの日である。朝8時30分に竹芝桟橋に集合であった。私の家がいくら都心に近いとはいえ、やはり竹芝は遠い。そのため、ずいぶんはやく家を出発した。
 途中で乗車した山手線は、5ドアの車両であった。そのため、すべての椅子が収納されていた。この状態で乗車するのは初めてであり、感動した。
 荷物が重いため、浜松町駅から苦労しながら竹芝客船ターミナルへ歩いた。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)

新シリーズ小笠原 第1回

2006年01月01日 17時43分49秒 | 【連載】新シリーズ小笠原(完結)
はじまりの章
 読者諸氏、明けましておめでとう。いよいよ平成18年となった。 新春特別企画として、本日から新連載「新シリーズ小笠原」が始まる。
 本校では「小笠原アドベンチャースクール」という行事がある。これは毎年8月に実施される、希望者参加型のオプション行事である。普段は気軽に訪れることのできない小笠原で、様々な体験をすることをねらいとした行事である。宿舎などの都合から参加定員があり、書類選考を経て参加者は決定される。今年度(昨年8月)は1・2年生計35名が参加した。
 この35名の中に、本同好会構成員が3名いた(1名は当時未入部)。全体のうち約1割である。こうしたことから、この度、本校の学校行事を紹介する連載の第2弾として、小笠原諸島や小笠原アドベンチャースクールを紹介する本連載を企画した。
 昨年は8月3日~14日の11泊12日に渡って、父島にて実施された(来年度以降はどのような日程・日数となるかは不明である)。この12日間を、 私が撮影して来た様々な写真を駆使しながら、ビジュアルに描いていきたい。(つづく)(執筆:研究関連担当代表)