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お彼岸 その5

お彼岸

6日目です

 

菩薩さまは

自分が

お彼岸へ渡る前に

すべての人を

さとりの世界へ

渡すことを

誓願としています

 

道元さまは

利行  りぎょう (利他行=人に利益を与える) 

につてい

中国の故事をひかれて

いわれます

 

晋の時代

孔愉  こうゆ

という軍人が

籠の亀を

買い取り

川へ

放してやりました

亀は

よろこんで

何度も振り返り

泳いでいきました

孔愉は

その報いにより

高官に出世しました

 

後漢の時代

楊宝は  ようほう

山で傷ついた

雀を家で介抱し

山へ

かえしてやりました

その報いにより

楊宝の子孫は

四代にわたり

繁栄しました

 

人に利益を与えることは

自身をふくめた

世界すべてが

利益を得ることなのです

 

道元さまは

それが

利行なのだ

といわれます

 

 

 

 

 

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お彼岸 その4

お彼岸は

片寄りのこころを

中立に戻す

週間です

 

昨日の

杉田知子さん

曽山良一さんの

ヴァイオリンと

ギターの音色は

こころが

おだやかになり

リフレッシュしました

 

杉田さんは

知覧の

特攻の母

鳥濱トメさんの

冨や旅館で

演奏され

亡くなられた

多くの魂を感じたそうです

その思いを

「蛍の光」の曲に込めて

鎮魂の

演奏をしていただきました

 

曽山さんは

お父様を亡くされ

遺影を

譜面台に

飾り

また

お父様手作りの台に

PAの機材を乗せて

演奏していただきました

 

お堂にお集まりいただいた

すべての御霊と

ご参拝の

みなさまのこころが

1/f ゆらぎの中

おだやかに

すぎていきました

 

 

 

 

 

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お彼岸 お中日

秋分の日

お彼岸の

お中日です

11時半 昼食  広間で婦人会手作りのご飯をお召し上がりください

 1時  法要  本堂にてお彼岸法要とご先祖塔婆供養が修行されます

 1時半 コンサート  法要終了後ヴァイオリンとギターの演奏会をおこないます     

 

道元さまは

「菩提薩埵四摂法」で  ぼたいさったししょうぼう

愛語 あいご (心のこもったことば)

について

 

世間でも

安否を問う

儀礼がある

仏道にも

「珍重」  ちんちょう (おだいじに)

「不審」  ふしん (ごきげんいかがですか)

といって

礼儀をつくすのである

 

慈悲のこころから

ことばをかけることを

愛語という

 

そして

その

愛語は

天子の (国を治める君主)

思いも

変えてしまうほどの

大きな力がある

といわれます

 

 

 

 

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お彼岸 その3

本日も

よく晴れました

 

彼岸の世界に

渡るには

布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の

ふせ・じかい・にんにく・しょうじん・ぜんじょう・ちえ

六波羅蜜の  ろくはらみつ

行いが

大切であると説きます

 

道元さまは

布施について

布施とは

むさぼらないこと

へつらわないこと

であるといわれます

 

つまり

布施をする側も

布施をされる側も

対等である

ということです

 

布施する功徳

布施される功徳が

もうすでに

そなわっているのです

 

さらに

道元さまはいわれます

むかし

砂遊びをしていた子どもが

仏さまに

砂のご飯を

お供えし

その功徳で

のちに

王位をえた人がある

 

人のこころを

仏の道に

ふり向け

さとりの道へ

みちびくのが

菩薩さまの

願いであり

慈悲のこころである

それには

必ず

布施から始めなければならない

 

 

 

 

 

 

 

 

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お彼岸 その2

お彼岸2日目

寒気が去って

ようやく

お天気になりました

 

昨日は

剣淵町

神龍寺さまの

お彼岸会「落語会と新蕎麦まつり」の

お手伝いに

行ってきました

 

 

 

 

 

 

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