福井 蕎麦
福井といえば
これを
忘れることが
できません
越前おろしそばです
これは
市内の
蕎麦打ちの
名人といわれる方が
打った
お蕎麦です
福井県出身の
宇野重吉さんも
こよなく愛した
越前おろし蕎麦
福井には
美味しい
おそば屋さんが
たくさんあり
人口に対する
おそば屋さんの
件数でも
堂々の
全国第3位です
もうじき
9月
北海道は
新そばの季節となります
福井 文殊山
福井市内から
鯖江の方角に
文殊山を
望むことができます
左の窪んだところが目
その右に鼻 口 あご
遠くから見ると
文殊菩薩さまが
寝ているように
見えます
越前五山のひとつ
標高365㍍で
ハイキングコースと
なっています
福井 ボルガライス
福井県
越前市の
武生に
ボルガライスという
ソウルフードがあります
うわさには
聞いていましたが
このたび
はじめて
食べる機会に
恵まれました
これが
ボルガライスです
オムライスの上に
カツが乗っている
不思議な
たべものです
武生駅周辺には
ボルガライスのお店が
十数件あります
武生にお越しの際は
ぜひおためしください
山水経 その3
中国 唐代の禅僧
雲門大師は
「山は是山 水は是水」
といわれました
これは
私たちが見る山を
山というのではなく
仏さまが見る山を
山といい
水というのだ
ということです
本当の山を見
本当の水を見なさい
ということでしょうか
とはいっても
なかなかむずかしいのです
人は
先入観 固定観念から
容易に
ぬけだせないものです
紀野先生は
山を見ること
水を見ることは
自己を見ることです
ですから
山は山を見
水が水を見
自己が自己をみるのです
ひいては
仏が仏を見る世界です
山水は
常識を越えたところに
おおらかな
すばらしい世界を
教えているのです
ですから
道元さまは
山水経 さんすいきょう
山水は教えを説く
お経である
といわれたのでしょうか
といわれています
山水経 その2
道元さまは
中国 雲門大師は
「東山水上行」と 東山は水の上を行く
いわれた
その意味は 諸山はみな東山であり
すべての東山は「水の上を行く」のである
そのゆえに九山迷盧が実現したのである くせんめいろ
この「東山水上行」とは仏祖の精髄である
もろもろの水は東山のふもとに実現している
水は天に上りて雨露となる
水が行きつかない所があるというのは外道の教えである
水は火炎の中にも 心意・思慮・分別の中にも入っていく
さとりの智慧や仏性にも入っていくのでる
地に下りては江河となる 江河の精よく賢人となる
仏祖の行くところには水も必ず行く
水の行くところには仏祖も必ず実現するのである
仏祖は必ず水を拈じて身心とし思慮としてきた
水の道は上下縦横に通達するのである
雲門大師は
「東山は水の上を行く」といわれた
道元さまは
その意味は
東山とは
須弥山であり (九山迷擄)
すべての世界で
あるといわれます
そして
その下に水がる
さらに
水は
火の中にも
心の中にもあり
江河の精から賢人が生まれる
つまり
水の上に我々の世界があることを
忘れてはならないといわれます
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