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愛他心 その2

無条件に、他人の利益や幸せのため

行動しようとする愛他行動(あいたこうどう)は、

愛他心(あいたしん)により起こるのだといいます。

 

仏教にもアーラヤ識という教えがあります。

アーラヤとはインドの古いことば梵語(サンスクリット)の

蔵(くら)という意味で、

一切を蓄える心のことです。

 

また、この蔵は無限大であるといいます。

この蔵に、

私たちの、身と口と思いの業(ごう-行い-)の記憶は、

種子(しゅうじ-種-)として、

薫習(くんじゅう-蓄積-)

されるのだというのです。

 

そして、その蔵に何が蓄積されているかによって、

その人の、人格や人柄や行動が決まってくる

と考えているのです。

 

愛他心も、このアーラヤ識に蓄えられているんですね。きっと。

 

ちなみに、インドのヒマラヤの

ヒマは雪ということ、

ラヤは蔵。

雪をたくさん蓄えた山という意味です

 

 

 

 

 

 

 

 

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