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正法眼蔵 古鏡 こきょう

今朝は

また冬に

逆戻りです

 

古鏡とは

古くから受け継がれた

鏡のことです

この鏡とは

絶対の仏ということです

絶対の仏とは

神の世界のことです

神の世界とは

光の世界のことです

この

鏡の光によって

すべてがあらわれるのです

 

道元さまは

胡がくれば胡があらわれ (中国胡の人=迷い )

漢がくれば漢があらわれ (中国漢の人=さとり)

過去がくれば過去があらわれ

現在がくれば現在があらわれ

仏がくれば仏があらわれ

祖師がくれば祖師があらわれるのだ

といわれます

 

さらに

鏡を見るものと

鏡に映ることも

鏡そのものも

一つの世界

であるといわれます

 

私たちは

鏡のなかに

生まれ

生き

映され

死んでいくのでしょう

 

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 雪解け 改修工事 »
 
コメント
 
 
 
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2016-02-22 11:12:01
人は鏡という投影の法則を思い出しました
あの人もこの人もあなたの一部である。
全てあなたの内側にあるものを教えてくれている。
森羅万象が鏡の中にあるのなら、自分もあの人も、動物も植物も鉱物もないのでしょうね

魂の迷いで鏡と分離しないよう、ありのままを受け入れて、心の中に動揺を持たず、平静に、リズミカルに、感謝を忘れず丁寧に
理想は果てしないです(笑)
 
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