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唯識 ゆいしき その3

唯識

ようやく梅が

咲き始めました

山からは

ウグイスの

声も聞こえます

 

4月号「傘松」で  さんしょう

藤田一照師は

道元さまの

「自己」  じこ

「他己」  たこ

という表現について

 

他己というのは

「他者の自己」という意味でしょう

他者も自分と同じく

自己として存在している

という認識でしょう

いわれています

 

唯識では

「人々唯識」

「一人一宇宙」

といういい方をして

すべてのひとが

それぞれ

自己のアラヤ識から

自己と世界を

作り出しているといいます

 

アラヤ識

宇宙創成以来の

記憶の世界を

たどっていくと

すべてが

一つということになります

自己と

他己との間に

対立がなくなると

悟りの世界となるのでしょう

 

 

 

 

 

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