正法眼蔵 仏性 ぶっしょう その3
明日から
暖かくなりそうです
ようやく
函館まで
開通しました
札幌までは
15年後です
むかし
インドに
仏教の大学者がおられました
龍樹尊者 りゅうじゅそんじゃ
といわれます
尊者は説法をします
「汝、仏性を見ようと思うのなら、まず須く我慢を除くべし」 (我慢がまん=自我=固定観念)
尊者はそういって
身をもって
仏性の相を
あらわしました
それは
満月のように
まんまるの
輪相でした
道元さまはいわれます
仏性を見るということは
自我を除くことである
自我を除くこと
こそが
仏性を見る
ということである
これを
円月の相という
これを
坐禅端坐
という
さらに
仏性をいうならば
垣根・壁・瓦・石ころ
もっというならば
頭が三つで腕が八本 (観念では理解できないかたち)
ということである
すべてのものに
仏性は
平等に
そなわっているのですが
人には
固定観念があり
そこから
なかなか
抜け出せないということでしょう
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