カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

はらんきょうのジャム

2009-07-06 09:27:14 | 小さな食卓
スーパーの中にある地元農家の出店コーナーにて、
”はらんきょう”という小ぶりの赤い果実が安く出廻っていたので買ってきました。
チェックしてみたら、すももの仲間らしいです。”はたんきょう”(巴旦杏)、それに”アーモンド”の別名がっ!

          

生でかじってみたら少し癖があって今ひとつ甘くない。
ジャムにしてみることにしました。
タネを抜き、皮つきのまま重さの半分ほどの砂糖を入れて煮てみました。



出来上がり。とても美味しかったです。明日はヨーグルトに入れてみましょう。




抜いたタネです。これがいわゆるアーモンドらしいんです。
なるほど、それらしい形。これの薄皮を剥いて煎ればいいのかしら?



花は桜のような感じで可憐な薄ピンク。実もタネも花もとなれば一石三鳥ですね。
庭に植えてみようかな~ 懲りないワタシ♪






「マンデラの名もなき看守」

2009-07-03 22:21:48 | 映画・ドラマ


監督のビレ・アウグストはデンマーク生まれ。

反アパルトヘイトの反政府運動を組織・扇動したとして27年もの気の遠くなるような長い間、
南アフリカの刑務所に収監されていたネルソン・マンデラと彼の看守ジェームズ・グレゴリーの物語。
ジェームズ・グレゴリーは原作者である。実話を元にしたもの。

ジェームズの妻役はダイアン・クルーガー。

このダイアン・クルーガー。私は南アフリカ生まれの女優だと勘違いしていた。
なんたってクルーガー金貨というくらいだもの。本当はドイツ出身だそうだ。
南アフリカ生まれはシャーリーズ・セロンだった。

ジェームズ・グレゴリーが最初に赴任した刑務所のある島にマンデラは収監されていた。
子供時代にコーザ族(マンデラもそうだ)の少年と遊んでいたジェームズはコーザ語ができたから、
上の人々からも収監者宛ての手紙の検閲係として、また諜報員として重宝されたし、
マンデラからも親しみを持たれた。
ジェームズもマンデラの思想に強く惹かれるようになる・・・

ジェームズがずっとマンデラ付きの看守であったというわけではなく、
島を出てから再びマンデラとの橋渡し役を申しつけられるまで、長い年月があった。
その間、「黒人好き」との烙印を押され爪弾きにあい左遷させられ、
息子を亡くしとジェームズ一家にも苦渋の日々があった・・・

もっとお話がドラマチックに盛り上がるのかと思っていたら、むしろ淡々と展開してゆく話で、
却ってこの淡々さがよい感じだ。静かな感動で心が満たされ熱くなる映画である。








松の剪定とヒマラヤ杉を切ってもらう 

2009-07-02 18:12:49 | 
今日は植木屋さんがやって来た。門前の松の芽摘みをお願いしていたのだった。

いつもは梅雨に入る前に来てくれていたと思うが、今年は梅雨に入ってもなかなか来ない。
体の具合でも悪いのかしらん、入院でもしてしまったんじゃないかしら、と気になり、
電話してみたらなんのことはない、商売繁盛で忙しそうなのだった。

2階の窓から見た松。きれいに芽を摘んでもらいました。



ヒマラヤ杉は子供たちが小さいときに、クリスマスツリーにするため買ってきて、
飾りつけた後のを庭に植えたら大木になってしまった。
元々は70cmくらいだったろうか。小さいものだった。
それが今は雲を突くような大木に育ち上がり、庭は暗くなってしまうし、
ガレージの屋根に枝が垂れ下がり、何だか今年私の鼻が詰まったり調子が悪いのは、
この杉の花粉のせいじゃないかしらん、とも思い始めて切ってもらうことにしたのだ。

植木屋さんは上の方から枝をはらい少しずつ切っていって、
最後は幹の根元をチェーンソーでばっさりとあっけなく切った。
もうあまり生えなくなるように切り口に黄色いクリームのような除草剤を原液のまま塗りつけた。
杉は痛いんじゃないかしら、苦しいんじゃないかしら、とちょっと気が咎めた。
木はちょっと心ない人の飼うペットに似ている。小さい時は猫っ可愛がりするが、大きくなるともてあます。
酷い人は保健所にやったり捨てたりする。これから木を植えるときはよくよく考えよう。

植木屋さんは気が咎めるなら切株に塩を撒いてお祓いしたら、と冗談を言う。

切り倒されて庭一杯に横たわるヒマラヤ杉。



梅雨明けになったら消毒をしてもらうことにしているが、ここのは普通の農薬による消毒ではなく、
漢方薬を使うもので、人体にも害があまりないそうだ。
料金的にも良心的で、植木屋さんのお人柄もいいので、剪定から何から何まで今はここにお願いしている。

下の写真は庭にこれまた植えてブッシュ化したローズマリーを使ったじゃがいものカリカリ。
拍子木に切ったじゃがいもをさっと茹でてから、刻みにんにくをたっぷりめのオリーブ油で炒めた中に
ローズマリーと入れて炒め焼く。
外はカリカリ。中はふわっとして美味しい。