カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

「マルタのやさしい刺繍」

2009-07-13 19:14:30 | 映画・ドラマ
      

      左から2人目。マルタを演じたシュテファニー・グラーザー

DVDにて鑑賞。スイス映画。監督ベティナ・オベルリ。

スイスの山合いにあるドイツ語圏のある村の中の(現代の)物語です。

マルタというおばあちゃまが夫を亡くし、生前2人でやっていた小さな雑貨・食料品店を昔とった杵柄、繊細なレースで刺繍を施した高級下着の店に生まれ変わらせようとするのですが・・・
牧師である息子や村の人々にみっともないとか、いやらしい店とか言われ、さんざん意地悪されます。

スイスの村のあまりに封建的・因習的なのにびっくりしました。

考えてみれば、スイスという国は婦人参政権が認められたのがヨーロッパで一番遅かった国の1つといいます。71年にフランス語圏の数州で認められたとのことですが、スイス全土、全州で婦人参政権が認められたのは何とついこの間の93年のことなんですって。
そう考えると、何かこの映画の中の人々の態度、わかるなぁ・・・

途中まで村の人々(主に男)の態度にむかっ腹を立てつつ、はらはらしながら見ていましたが、ラスト自分を貫いたマルタにほっとし、胸がすきました。いい映画でしたわ。
と、同時にここにも、こんな保守的な村にも老人問題が頭をもたげてきているんだなぁと思わされるエピソードもあって胸が痛くなりました。


「風梨」

2009-07-13 19:12:54 | 食べ歩き
太極拳レッスン後の食事会にて美味しいお料理を頂きました。
前回と同じレストラン「風梨」にて。

一応中華料理ということなのですが、ヌーベル・シノワーズとでもいうような上品な創作料理で一品ずつ運ばれてきます。

前菜。
実際はもっと美味しそうな盛り付けなのですが、写真の撮り方が下手ですね・・・

帆立の殻の上にオーナーの釣ってきたというアジ(だったっけ)の南蛮漬け。
お皿にチキンの香草蒸し(かな?)。
もずくは三倍酢のお酢のツンとくるような感じがなく、とてもまろやか。
りんご酢を使っているか、りんごジュースを使っているようです。

帆立の殻の下には熱々の美味しいグラタンがあったのですが、写真を撮り忘れてしまいました・・ 

          

あおさのスープ
あおさってのが面白いなぁ。
          

サラダ
          

あぁ、そしてあろうことか、ここでまたぷりっぷりの海老マヨのマンゴーソース、
美味しさのあまり、写真を撮り忘れてしまったのです!

炒飯はこの間は真っ黒な炒飯でしたが、今回はオーソドックスなもの。
ぱらっぱらに炒め上がり、お味もグーでした。白米も選べます。

          

デザートのフルーツクレープ
これを手で折り畳んで頂きます。こんなデザートって嬉しいです。
写真がホント今ひとつ上手く撮れてないので悔しい!

          

                      コーヒー
                      

一品、一品に創意工夫が感じられて素敵なお店。何気ない小さなお店なのですが。

ただ1人の男性、リタイア組のおじさまが絵も描くし、クラシックも(バイオリンも弾くし)オペラも文学も、と、悠々自適。
いちばん人生を楽しんでらしてるようなのにびっくり。
私が70歳になったとして、あんな人生送れるかしらん、と???です。

太極拳のクラスは2人辞められ、今先生含めて総勢8人です。
少人数で和気藹藹。よくして頂き感謝です。
しかしやはり難しいです。動きについていくだけで精一杯。
1人でやってみなさい、と言われてもできないでしょう・・・