「風のガーデン」のフォトチャンネル(スライドショー)はお楽しみいただけましたか?
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「風のガーデン」を訪れるのは2度目。
一度目は一昨年の夏でした。
その頃は夏の草花が背高く茂っていましたが、今回は、初夏の宿根草などの咲き始め。
全く様子が変わっていて、同行していた母は雰囲気の違いにとても驚いていました。
風がそよ吹くガーデン入り口。

庭内はいくつかスイカズラ類(ハニーサックル類)のアーチがあり、満開のものやら、まだ蕾のものやら。
長く楽しめるよう種類を変えて植えているのでしょう。

黄菖蒲が綺麗に咲きそろっていて、紫の草花、白い新芽の・・・なんだっけ~
と私好みのコントラストになっていました。

白っぽく見えるゲラニウムの花は薄い紫と白の縞模様。
紫の花はネペタ・グランディフローラ"シックスヒルズジャイアント"。貞三先生の花言葉は「天使ガブリエルの飼い猫」
左の赤い花はノーティア(赤花マツムシソウ)。

右手紫の花はバプティジア・オーストラリス(ムラサキセンダイハギ)。貞三先生の花言葉は「沈黙の天使」。
アリウムがグ~ンと伸びて、まもなく咲きそうでした。

薄いピンクのゲラニウムと黄色の小花が可愛らしく、リシマキアの銅葉とハッキリしたコントラストになっています。
左の野生的な低木の名前を聞き忘れましたが、実家あたりでも目にする植物のような気が。

左側の紫色と白の花はルピナス。中はバプティジア・オーストラリス。
その隣の白花はデルフィニウム。右側の水色はアンチューサー。

池のそばにも植えてあったサリクトラム・アキレジフォリウム。
花言葉は「最近、髭に白髪ができまして」。

池の側には濃いローズピンクのクリンソウと白いカンパニュラ・プンクタータ・ウエディングベルも。
プンクタータはまだ咲き始め。花言葉は「孫娘を嫁に出す日」

グリーンハウスの側にもブルーの花。右側の中ほどはゲラニウム・ジョンソンズブルー。
花言葉は「大天使ガブリエルの悲しいあやまち」。
濃い紫色はデルフィニウム。水色はアンチューサー。

ハウスの中から庭を見ると、ドラマの世界に入り込んだような気がします。
押し花やロッキングチェアーもそのままに。

2年前には無かったソフトクリーム屋さんが、ガーデン奥に出来ていました。
「蛍のそふとくりん」との命名は倉本先生。
この日は雨の予報でしたが、ガーデン到着時はスッキリと晴れて、気温も上がってきたので、ハスカップのシロップをつけてもらって、一つ頂きました
日陰に休憩場所も出来て、ガーデン巡りを一休み。

送迎バスの停留所そばに可愛らしい巣箱が。
林の中が絵になりますよね~

めん羊の牧場もありました。
丸太の木柵の組み具合が面白い。

帰りはチラッとニングルテラスをウインドウショッピング。

苫小牧、恵庭、旭川とプロのガーデンを見てきましたが、ここが一番管理が行き届いていて、どこを見てもスッキリと美しく植物が育っているような気がしました。
母も、以前夏に来た時は、自分の背より高い植物に多少うんざりしておりましたが、今回は「綺麗にしているわ
」「前より好きだわ
」を繰り返していました。
背丈150cm強の母にすれば、高性の草花に圧倒されてしまうのかも。
私(160cm)はそのほうが好きなんですけどね
2週間もすれば、またガラッと雰囲気が変わってしまうのだろうな~。
大きな構造物もバラも無く、植物の高低差や色合い、雰囲気を素敵に組み合わせて、しかも皆生き生きしている、このガーデンはやっぱり大好き
いつまでも記憶に残る倉本ドラマ。
その世界を体感できる富良野と、それを守り続ける人々。
商業主義と言えばそうなんでしょうけど、雰囲気を壊さずに在り続けるって、観光地では結構難しいものだと思います。