旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

モリス・ローズ

2013年09月30日 15時01分00秒 | ライフスタイル

あっと言う間に9月も最終日になり、朝晩グッと涼しくなり、秋も本番になりつつあります。

この一か月、旅行の他は、ほぼ、新しい家の外装やら内装やら・・・の決め事に時間を費やしました。
昨日ほぼ必要事項が決定し、後は最終確認を残すのみとなり、今はヤレヤレといったところ。

この度の家作りの中で私の一番のこだわりポイントは、長らく憧れていたウィリアム・モリスの壁紙
今もイギリスで一枚一枚手作業で彩色されている壁紙です。
幾つか有名な柄がある中で、私が選んだのは「モリス・ローズ
次の家の庭で、どんなバラを育てられるか、まだ未知数ですし、たぶんアーチの真っ赤なバラ「アンクル・ウォルター」は移植できないと思うので、その思い出もかねて、この柄を選びました。
二階のトイレに貼るつもりで見積もりを取ってもらったら、小さなスペースにも拘らず、価格が予想よりかなりお高くなって焦りました
しかし、意を決して貼ることに。
トイレには勿体ない壁紙ですが、花柄嫌いの夫に文句を言われずに済みそうな場所が見つからず、其処になりました。
「この家の中で、一番エレガントな場所になりそうですね、二階のトイレが。」とは、インテリアコーディネーターさんの言葉。
私だけの癒しの場になるでしょう。


壁紙やカーテンを選ぶのは、本当に大好きな作業です。
ローラ・アシュレイの壁紙はメーカー側の都合で貼れないのが残念でしたが、他は満足のいく選択ができて嬉しい限りです。
これでやっと自庭に手が付けられそう

庭ではハマナスが秋の花を咲かせています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、少し時間が出来たのでヘレボルスに薄い液肥を与え、鉢は陽のあたる場所に移動しました。

次の季節の準備も怠りなく、ね

 

 


リコリス・アルビフローラ!

2013年09月19日 08時41分51秒 | 旧庭(~2014March)

台風一過、急激に季節が変わった様に感じるのは私だけではないはず。
目っきり秋らしくなり、乾燥した秋晴れが続いて嬉しい

台風後の昨日、庭に出て気づいた秋を知らせる変化が
リコリス・アルビフローラが咲いていました


昨年は全く見かけなかったのに、今年は7本も花が立っています。
諦めていたので嬉しい驚き
「彼岸花は毎年は咲かない」と聞いていたのですが、こうも違うとは

 

アルビフローラは「白彼岸花」と表現されますが、実際はクリーム色です。
これは絶対に掘り上げて、新しい庭に植えましょう

 

の設計が大方決まってきて、今週末からインテリアの詳しい打ち合わせに入ります。

打ち合わせのない日も、水回りのの設備に関してはショールームに足を運んだり、
壁紙や照明等々について色々調べものをしたり、
階段の踏み面の幅や高さなど納得のいくまで考えたり問い合わせたり・・・
費用を考えると頭が痛いし、家に関して趣味の違う夫とのすり合わせに、神経がすり減る


さらに今月中に3度テニスの振り替えに行かねばならず、毎日忙しく暮らしています。
そのせいでなかなか庭とブログに手が付けられませんが、今は家の方を頑張らねば


シンガポール旅行 ~セントーサ島と夜の街歩き編

2013年09月13日 12時02分35秒 | ガーデンの旅~海外編

以前テレビの旅行番組で観たセントーサ島へも行きました。
番組でタレントさんがとても楽しそうに紹介していたから。
島全体がテーマパーク。

長いゴンドラに乗りました。一寸したスリルがあって楽しかった

大きなマーライオンが出迎えてくれます。
このマーライオンの中は登れ、空いた口の場所が展望台になっています。

シンガポールの名物は「チリ・クラブ」
しかし、私も次女も辛い物は苦手なので、「チリ・・・」は食べられません
しかし「クラブ(蟹)」は食べたいと思い、セントーサ島のレストラン「ファイティング・クラブ」で尋ねてみると、辛くない「クラブ」がありました
1キログラムの大きさで、二人分ぐらいかな。
実はシンガポールでは、独特の香辛料に私も娘も参ってしまって、現地の料理が口に合わず、食事を楽しめていなかったの
でも、このレストランで、やっとホッとした食事ができました

セントーサ島は、世界で一番大きな水族館や、美しいビーチや、ユニバーサル・スタジオや、水を使ったアトラクションやプールや・・・色々あるのですが、この日はスコールが激しく、雨がおさまらず、楽しみにしていたアウトドア・イベントが全くできず、残念な一日になりました。
にしても、此処はどっちかと言うと、子どもや若者向けですかね~。

 


               

 

最終日の夕方、シンガポール航空のCAさんに勧められたシンガポール川沿いの飲食店ストリート「クラーク・キー」へ。
昼間より、断然夜の方が賑わう通り。

運河沿いにレストランやカフェやバー等が並んでいます。
しかもアウトドア―。
お店のテントが所狭しと並んでいます。
中華ありイタリアンあり和食あり・・・と多国籍な屋台のような店が沢山


次第に陽が暮れ、お店に次々明かりが灯る中、私たちも一杯引っかけに
この日は金曜日とあって、地元で働く外国人たちが、アチコチのカフェやバーで飲食していました。
まるで夜の六本木
どこのお店もフレンドリーな感じで、通り全体が楽しそう
タイガービールは地元シンガポールのビール。軽い味わいで飲みやすかった


ほろ酔い気分で続く「ボート・キー」へブラブラと
振り返ると運河沿いが綺麗にライトアップされているみたい

目指すベイエリアの方角にある老舗ホテルもライトアップ
夜の散策が一層楽しくなります

 

そして更にブラブラ歩き、丁度ベイエリアで行われる夜のレーザーショウに間に合いました
この夜はお天気が良くて、レーザーショウの光も夜の帳に映えていました
毎晩行われるこのショウは必見です。
最終日の素敵な思い出になりました

 

シンガポールの治安は良いそうですが、スリや置き引きといった被害はあるそうなので、注意が必要とのこと。
それさえ気をつければ、タクシーも安く、地下鉄(MRT)も使いやすく、観光客でも安心して街歩きができる国だと感じました。

シンガポールの外せない観光地は漢字3文字で表せるのだとか。
観覧車、水族館、植物園、そして動物園。
今回、動物園は行けませんでしたが、次女はいつか行けるかもしれません。

こうして、過去に尋ねた国や街の変貌を見に行くのも、面白い旅となりますね。

お土産は、ラッフルズ・ホテルのカヤジャム(中)とチリクラブヌードルとバテックのスカーフとタイガービール等々。
バティックはお土産屋さんの方が品ぞろえが好みだったので、そこでシンガポール航空のCAさんの制服の様な柄を買いました。
タイガービールは日本のお土産サイトで注文したもの。持ち込み禁止だし重いので、多少割高でもそちらの方法を選びました。

秋はこのバティックのストールを羽織って、どこかへ出かけたいものです。

 

長々と、旅の記録にお付き合いくださり、ありがとうございました
少しでも旅の参考になれば幸いです。

 

お終い



 


シンガポール旅行 ~歴史あるホテルと下町編

2013年09月13日 10時20分02秒 | ガーデンの旅~海外編

30年前、連れ(夫)が二の足を踏んだため叶わなかった夢を果たすべく、ラッフルズ・ホテルへハイ・ティー(アフタヌーン・ティー)をしに行きました。
なかなか予約が取れないと聞いていたので、到着して早々に予約をし、万全の態勢(ちょっとお洒落して)でイザ、憧れていた白亜のホテルへ

イギリス植民地時代に建てられた、今では珍しくなったコロニアル様式の建物です。

ラッフルズのマークのステンドグラス。

ハイ・ティーができるのは一階のロビー側のティフィン・ルーム(Tiffin Room)。
白い内装に金色のシャンデリアが映えて美しい

此方のハイ・ティーでは、初めにテーブルにお菓子がセッティングされていて、飲み物は紅茶の他にコーヒーも選択できます。
更に、ビュッフェ形式になっており、お菓子が足りなくなったら自分で好きな分だけとりに行けるし、ボーイさんが「もう一皿食べますか?」と訊いてくれ、持って来てもくれます。
お菓子やサンドウィッチのほかに、飲茶に出てくる焼売などの小さな中華総菜が用意されていました。
どれも美味しい~
ティーは自分で注ぐ機会がないぐらい、ボーイさんたちが注いでくれるし、サービス抜群
なのでミルクティーとともに、娘と二人、たらふく食べました

宿泊客だけしか利用できないエリアはとてもシックな装い。

先月公開された映画『謎解きはディナーの後で』のロケでも有名になったラッフルズ・ホテル。
ギフトショップにはロケのニューズを報じる日本の新聞が展示されていました。

そして、ホテルの中庭で、次女と、『謎解き・・・』のキメポーズで写真を撮りました

             

 

ラッフルズ・ホテルとはひと味違う、シンガポールの下町へオプショナルツアーで行きました。
タンジョンパガーは昔風の建物が残っている通りだそうで、可愛らしショップが並んでいました。
この様な古くからある建物はほとんど取り壊されて、今ではずいぶん少なくなっているそうです。


シンガポールは多民族国家で、現在では中国系が70%を占め、他にマレー系やインド系の人々が暮らしているそう。
その昔、マレーシアやシンガポールにやって来た中国系移民が、現地の女性と結婚して生まれたのがプラナカンと呼ばれる人々。
今ではずいぶん少数になってしまった民族のようです。
その人々の文化を知ることのできる博物館へも行きました。
プラナカンの女性たちの民族衣装が綺麗でした

 

お土産にバティックを買いたくて、お店を探しに行ったアラブストリート
アラブ系の人々が住んでいる地区のようで、モスクがあり、丁度お祈りの最中だったのか、街にお念仏が流れていて、ちょっと混沌(カオス)

 

東洋と西洋、東洋と東洋が交じり合って文化を作ってきた街なのですね~シンガポールって。

 

続く

 




 


シンガポール旅行 ~ボタニック・ガーデン編

2013年09月12日 10時15分41秒 | ガーデンの旅~海外編

どの国に行っても、植物園は訪れたいと言う訳で、シンガポール植物園(ボタニック・ガーデン)へ行きました。
あまりお天気が良くなくて、雨が降ったり止んだりだったので、広大な植物園を回りきれなかったのですが、見どころは抑えたつもり。

蘭の花に囲まれた鶴の彫像と噴水。背景は椰子の木。南国

園路のアチコチにローズピンク色や白のデンファレが植えてありました。
たぶん綺麗に咲いている株を、定期的に入れ替えているんじゃないかしら。
白いデンファレの咲く鏡の通路の前でパチリ

ガーデンショウで見たことのある大型の花も園路に。
此方は普通に季節の花の様に咲いている感じ。綺麗

大きな木から滝のように垂れ下がっているモールの紐のような植物をみかけたり、

垂れ下がる大型の尖った花を見つけたり。
(これはヘリコニア・ロストラタ。和名はオウムバナと言うそうです。)


ボタニック・ガーデンの見どころの一つが世界最大規模の蘭園「ナショナル・オーキッド・ガーデン
このガーデンのみ有料です。

園内にはあちこちに蘭が植えられています。
見事な黄色のアーチに感動し、このオンシジウムのアーチの前でパチリ
アーチの大きさが伝わるでしょうか
30年前にシンガポールに行った際、お土産にオンシジウムの切り花を買い持って帰ってきましたが、今ではどうなんでしょう
オーキッド・ガーデンの売店では、蘭の苗を販売していましたから、買えはするのでしょうけれど。
もちろん成田空港で植物検疫が必要です。

花びらにソバカスの入った蘭が気に入りました

 

小雨の降る中大急ぎで「ジンジャー・ガーデン」へ。

この花がジンジャーの花とは思えなかった「トーチジンジャー」
ジンジャー=生姜という発想はいけませんね

右はへリコニア。左はなんという花かしらん

突然、リス発見
これは、なんという名のリスなのでしょう。タイワンリスに似ていましたが・・・


ボタニックガーデンは52ヘクタールの広さだそうです。
日本の公園だと、どこと同じぐらいなのでしょう。とにかく広い
結局まわりきれずに、雨が強まる中、次の目的地に向けてサヨナラしました


ボタニック・ガーデンのギフトショップで、足の痛くなった次女がトラベル用の簡易シューズを買いました。
そこでレジ袋をもらおうとしたら、商品を入れるレジ袋はあえて使っていないとのこと。
環境を守る活動の一環なのだとか。

それにしても、もう少し長居したかった~
お天気も今一つだったし、連れが植物にあまり興味のない次女だったので、強くも言えず・・・ウウッ

続く


シンガポール旅行 ~近未来の街編

2013年09月11日 14時09分09秒 | ガーデンの旅~海外編

 9月3日

シンガポール航空SQにて、成田空港を飛び立ち一路シンガポールへ。
SQには一度乗ってみたいと思っていたので、ワクワク
期待通り、日本の航空会社に比べると、エコノミークラスの座席が若干広く、エンターテイメントも沢山あり、サービスも充実していて(日本映画あり)、満足のいく往き帰りとなりました

四半世紀前とは打って変わっていたシンガポールの街。
近代的を通り越して、近未来的なマリーナベイ・エリア地区からご報告。

テレビの海外旅番組やSMAPのコマーシャルで何度か目にしているシンガポールの現代の象徴「ホテル・マリーナ・ベイ・サンズ
早速、展望台「サンズ・スカイパーク」へGO
地上200mは、私と次女には高すぎたみたいで、ちょっとフラフラしましたが、眺めは抜群でした

「スカイ・パーク」からはるか下の眺めは一見の価値あり
青と黄色と赤と…のスタジアムの客席みたいに見えるのは、9月下旬から始まるF1グランプリの観客席ではないかしら。

世界最大の観覧車「シンガポール・フライヤー
28人乗りのゴンドラで、一周するのに30分以上かかります。

予約すると、中でお食事ができるというサービスもあるほど広いゴンドラ。
ゆっくり上がっていきます。

フライヤーの中からは、「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」や「マリーナ・ベイ・サンズ」が良く見えます。


 

港の沖に見えるのは沢山の貨物船。
流石、世界有数の貿易港です。
手前に見える緑多い広大な公園は「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」。近未来の植物園です。
左手の二つの貝殻状の建物(ドーム)は巨大な温室。
右手の林立する塔は人口の巨木「スーパーツリー」。

 スーパーツリーを行き来できる空中回廊「スカイ・ウエイ
なかなかスリルのある空中散歩。
見晴らしも良く、風も心地良く、足の下にガーデンを眺めるなんて、今まで味わった事の無いガーデン散策となりました。

 片方のドーム温室には壁面緑化された山から流れ落ちる滝が
この緑の塔の頂上は標高2000mの高地を再現していて、エレベーターで昇り、ぐるりと歩いて降りるようになっています。

壁面緑化された壁に沢山の花が咲いていました。
高地の設定だけあって、空気がひんやりとして、霧もかかっていて、気持ちが良い

 

もう一つのドームの中は、打って変わってドライガーデン。
二つのドームを正反対のコンセプトで作っているのですね。

オーストラリアのような乾燥した地に育つ植物や、カラフルな花々で一杯でした。


此方は花が多くて、明るく賑やか

そして面白い植物を発見
招き猫の手のような、尻尾のようなサボテンの仲間。

 

ガーデンを覆う独特の甘い香りはこの花からかな。
プルメリア

 

「 ガーデン・バイ・ザ・ベイ」はまるで「世界花博」の会場のような雰囲気でした。
あまりに広くて、まだまだ見どころ沢山だったのですが、時間が無くてまわりきれず心残りが
ガーデン好きの方には、一日時間を取って巡ってほしいと思います。

正直、シンガポールが此処まで経済発展を成し遂げ、世界の先端を行くような風景になっているとは考えもしませんでした。
そして、こうした施設を作る発想力にも驚きました
世界各地から観光客を呼び込む国策の一環なのでしょうね。
約7時間かけて来た価値があったと思いましたもの。

「シンガポール・フライヤー」の中でご一緒した香港から来たカップルが「香港はすっかりシンガポールに追い抜かされてしまった」と言って、ちょっとガッカリした様子だったのが印象的でした。

 

続く

 

 


シンガポールなう

2013年09月05日 10時56分45秒 | お出かけ先の庭と花

次女とシンガポールに来ています。
約30年ぶりのシンガポールは、いっそう近代的な都市になっていました。

マーライオン・パークができて、昔よりう~んとカッコ良く見えるマーライオン

 

近年できたガーデン・バイ・ザ・ベイは、近未来のガーデンの様相

 

マーライオンパーク側から眺めたホテル・マリーナ・ベイ・サンズ。
イルミネーションとともに毎晩レーザーショーが行われます

 

有名な歴史あるラッフルズ・ホテルのバーで、次女とともにシンガポール・スリングを

 

詳しい旅の模様は帰国後に

 

素敵な街シンガポールなのですが、お天気がいまひとつ良くなくて、昨日は午前中一杯スコール
今日は夕方までスコールが続くみたい

これから次女と旅のスケジュールの練り直しです。

 

 


9月になりました。

2013年09月01日 11時58分33秒 | 旧庭(~2014March)

今日も朝から真夏並みに暑いです
9月も「夏」という季節に入れても良いんじゃないでしょうかね~

夏に伸びた枝先に一輪白いハマナスが花を咲かせました。
小さな花ですが、一応房咲きに蕾をつけています。


一期咲きのオールドローズのコンプリカータの実が、緑色からオレンジ色に少しずつ変化しています。
チョッピリ秋

玄関の階段脇を覆っているコバナランタナは、モリモリ育って、また花をつけ始めました。
夏休みはお終い

 

振り返ってみて8月は、庭仕事もブログもなかなか手に付きませんでした

実は、7月半ばから、この地区の区画整理事業が本格的に動き出し、8月初旬には市と移転契約をし、我が家の移転時期も本決まりとなりました。
それに伴って次の家を建てるため、8月下旬にはハウスメーカーとも契約し、来年の4月以降には引っ越すことになりました。
ソンナコンナに伴う、モロモロの段取りにより、この一か月気ぜわしくしておりました
これから9月一杯は毎週のようにハウスメーカーとの打ち合わせがあり、更に忙しくなりそう。

にも拘らず、これほど忙しくなると思っていなかった6月に予約してしまった次女との海外旅行に、明後日から出かけてきます

そして今月も、公園のボランティアやYEGのガーデンサポーターの作業日があり、自分の庭にまで心をくだけない日々が続きそう・・・

なので、ブログの更新は8月同様飛び飛びになってしまいそうです


 

ともあれ、動きの鈍ってきた体とノウミソを叱咤激励してしばらく頑張り続けなければ

ユウウツっちゃ~憂鬱
タノシミっちゃ~楽しみ

どちらにしてもグチャグチャな感じは否めない

 


庭作り講座~晩夏から晩秋のガーデンの管理 in YEG

2013年09月01日 11時10分26秒 | ガーデニングセミナー

8月29日(木)に横浜イングリッシュガーデンのガーデンサポーター向け庭作り講座へ出席してきました。
内容は、これから晩秋までのガーデンの管理について。
講師は河合伸志さん

草花類は花がら摘みなどこれまでの管理に加え、伸びすぎた枝の切り戻しと追肥を行う事。
植物によって、切り戻しより先に追肥した方が良い植物もあるし、切り戻したのち追肥した方が良い植物(ダリア他など)もあるし、涼しくなってから追肥する方が良い植物(宿根ネメシア、ゼラニューム他など)もあるそうです。
追肥一つとっても、なかなか一括りにはできないものなんですね

9月下旬から11月は多くの宿根草の株分けの適期なのですが、芍薬などは本格的に咲くようになるのに3年かかるしピークになるのは6~7年後だそうで、必要以上に株分けしない方が良いそうです。
晩秋になり地上部が枯れる宿根草は、自然に枯れるまで放置し、寒さに弱い宿根草は地上部が枯死してもそのままの状態で春まで残した方が越冬対策に有効とのこと。

他に低木、中高木の管理等についても、品種名をあげて、皆さんの質問にも答えてくださり、詳しく教えていただきました。

そして、バラの管理について。
メインは夏剪定と追肥です。
河合さん曰く、「秋の一時期に、揃ってバラを咲かせる必要のない一般家庭の庭では、この時期の剪定は特別には必要ない」とのこと。
また「背丈が低いバラの場合も、同様」とのこと。
ただし、一般家庭においても背丈の調整や花期の調整を必要とする場合は、下葉の残っていることが前提で、夏の剪定を行います
剪定のタイミングは、四季咲き性のバラで、春早く咲いたバラは夏遅い時期に切り、春遅く咲いたバラは早め(8月中旬)切ると、バラが同時期に咲き揃うのだそうです。
秋に花を咲かせる株や大きく育てたい株は、早めに追肥を行うこと
夏バテした株は気温が低下したら肥倍を開始すること。
他に台風対策や秋花の花後の管理等々、これからの作業について学びました。

他にもいくつかこれからの庭での作業について聴いた後、ガーデンに出て講義の内容を実物でチェック。

手前のバラはすでに夏剪定を終えた株。
奥の花をつけているバラは、これから剪定を行う株。
こうしてバラの種類によって剪定時期を分けている等々のお話をされる河合さん。
思ったよりバラの背を高く残しているように感じましたが、それも下葉の残り具合に関係があるようです。


夏バテ株では、バラの葉が色が抜けて黄変している。
しかし病気ではないので、摘まずに残すとのことでした。

 

毎回感じるのは、バラは一本一本個性があって違うので、その個性に合わせた育て方をしないといけないという事。
やはり、バラ栽培は奥が深いんだわ~