9月10日(火)
今秋で19年の歴史に幕を閉じるガーデン「銀河庭園」を訪れました。
実は今回の帰省旅のメインイベント。
銀河庭園のオープンを知ってから、年に一度ぐらいのペースで訪れてきました。
初めて訪れた際、このガーデンのスケールとデザインに度肝を抜かれました
広大な敷地である事、イギリスの有名ガーデンデザイナーのバニー・ギネスさんがデザインしたガーデンである事、テーマを持ったガーデンの一つ一つの完成度が高い事などなど・・・
その中にバニー・ギネスさんがデザインした「チェルシーフラワーショー」で賞を取ったガーデンがいくつかあって、チェルシーフラワーショーのレベルの高さに驚愕しました
日本ではここでしか見られない、まるでテーマパークのようなガーデン
永遠に続いてほしいと思っていましたが、施設の老朽化のせいもあり閉園が決まったようです。
一つ一つ名残り惜しみながら回りました
オープン当初はいくつかあったツリーハウスも少なくなりました。
茅葺屋根が素敵です。
アプローチの植栽は吉谷桂子さんのデザインかな。
ノリウツギが色付いていました。
この時期は様々な種類のダリアが咲いています。
花木と宿根草との組み合わせも素敵。
近年リガーデンされたエリア
ホスタの葉が少し黄葉し始めていました。
「ブラック&ホワイトガーデン」
白と黒の花で構成されていて、その発想が面白かったです。
この時期は黒系ダリアと白いアネモネ・フぺヘンシス
「トレリスガーデン」には噴水があり、水音に癒されます。
ホスタを主役にしたアプローチ
こういう考え方も当時初めて見ました。
「ローズガーデン」は以前はバラのみ植えられていましたが、吉谷さんがアドバイザーになられてからは、宿根草も植えるようになりましたし、ガーデン全体の植栽が豊かになりました。
ちょうど黒系サラシナショウマが咲き始めていました。
築山の下の穴は誰のお家だったかな
そして大好きな「ドラゴンガーデン」
札幌軟石で造られたドラゴンに恋しましたかね~
その秋の様子を動画に撮りました。
ここが無くなるのが一番寂しいです
キッチンガーデンにはセロシアと、豆の花のアーチが
丘の頂上から眺める「池の廃墟」
素晴らしいランドスケープだと感心しました
「サルベージガーデン」のドラゴン
当時は鉄さびを魅力だと感じる感性に驚きましたが、確かにカッコ良いです
茅葺でライオンを作るなんて
白樺の林もずいぶん大きくなりました。
下草のホスタとも相まって、こういう見せ方もあるのですね。
清々しくて素敵です。
石積みも凄い
このトンネルに何度潜ってみたことか。
「楽しい川辺」のお宅の前庭はいつも可愛い
家の中もテーマに沿ったレトロな設えになっていて、没入感がありました。
馬車と馬ともお別れです。
ガーデン奥では超大型カボチャの収穫にトライしているみたいです。
「ベアー・ガーデン」の流木の熊は二代目かな。
この熊にも驚きました。
サヨナラ、ベアーズ
「ボートレースガーデン」はチェルシーフラワーショーで金賞を受賞したガーデン
イギリスのボートレースの歴史を感じさせます。
ガーデンの外周は、秋はダリアが沢山咲ています。
今は緑の背景が10月ともなれば紅葉して色とりどりに
一層アプリコット色のダリアとのコラボレーションが素晴らしくなるでしょう。
ロズビィちゃんのお家も無くなります。
寂しいな~
最後に銀河庭園の外周を回るファームツアーに参加しました。
池の廃墟の上から眺めるスイレンとワニが面白いです。
ファームツアーを終えて、もう少し見て回ろうかと思ったところで雨がパラついてきたので、森のレストランTen-Man(天満)でランチすることに
草屋根が印象的な建物です。
ランチはビュッフェスタイル
ローストポークが美味しかったです
あまりに名残り惜しいので、入り口のフォトスポットで写真を撮ってもらい、銀河庭園と2024年の北海道ガーデン巡りを締めくくりました。
他にも見どころ一杯の銀河庭園
構造物が多い分、維持管理が大変なのかもしれないですね。
本当に残念でなりませんが、19年間、ガーデンデザインの面白さと楽しさと植物の組み合わせ等に、いつも刺激を受けていました
管理が行き届いていることも、訪れるポイントの一つでした。
閉園が本当に残念でなりません。
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