旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

さよならドラゴン I miss you! ~銀河庭園

2024年09月15日 10時05分52秒 | 北海道ガーデン巡り

9月10日(火)

今秋で19年の歴史に幕を閉じるガーデン「銀河庭園」を訪れました。
実は今回の帰省旅のメインイベント。

銀河庭園のオープンを知ってから、年に一度ぐらいのペースで訪れてきました。
初めて訪れた際、このガーデンのスケールとデザインに度肝を抜かれました
広大な敷地である事、イギリスの有名ガーデンデザイナーのバニー・ギネスさんがデザインしたガーデンである事、テーマを持ったガーデンの一つ一つの完成度が高い事などなど・・・
その中にバニー・ギネスさんがデザインした「チェルシーフラワーショー」で賞を取ったガーデンがいくつかあって、チェルシーフラワーショーのレベルの高さに驚愕しました
日本ではここでしか見られない、まるでテーマパークのようなガーデン
永遠に続いてほしいと思っていましたが、施設の老朽化のせいもあり閉園が決まったようです。
一つ一つ名残り惜しみながら回りました

オープン当初はいくつかあったツリーハウスも少なくなりました。
茅葺屋根が素敵です。

アプローチの植栽は吉谷桂子さんのデザインかな。
ノリウツギが色付いていました。

この時期は様々な種類のダリアが咲いています。

花木と宿根草との組み合わせも素敵。

近年リガーデンされたエリア
ホスタの葉が少し黄葉し始めていました。

「ブラック&ホワイトガーデン」
白と黒の花で構成されていて、その発想が面白かったです。

この時期は黒系ダリアと白いアネモネ・フぺヘンシス

「トレリスガーデン」には噴水があり、水音に癒されます。

ホスタを主役にしたアプローチ
こういう考え方も当時初めて見ました。

「ローズガーデン」は以前はバラのみ植えられていましたが、吉谷さんがアドバイザーになられてからは、宿根草も植えるようになりましたし、ガーデン全体の植栽が豊かになりました。
ちょうど黒系サラシナショウマが咲き始めていました。

築山の下の穴は誰のお家だったかな

そして大好きな「ドラゴンガーデン」
札幌軟石で造られたドラゴンに恋しましたかね~

その秋の様子を動画に撮りました。
ここが無くなるのが一番寂しいです


キッチンガーデンにはセロシアと、豆の花のアーチが

丘の頂上から眺める「池の廃墟」
素晴らしいランドスケープだと感心しました

「サルベージガーデン」のドラゴン
当時は鉄さびを魅力だと感じる感性に驚きましたが、確かにカッコ良いです


茅葺でライオンを作るなんて


白樺の林もずいぶん大きくなりました。
下草のホスタとも相まって、こういう見せ方もあるのですね。
清々しくて素敵です。

石積みも凄い
このトンネルに何度潜ってみたことか。

「楽しい川辺」のお宅の前庭はいつも可愛い
家の中もテーマに沿ったレトロな設えになっていて、没入感がありました。

馬車と馬ともお別れです。

ガーデン奥では超大型カボチャの収穫にトライしているみたいです。

「ベアー・ガーデン」の流木の熊は二代目かな。
この熊にも驚きました。
サヨナラ、ベアーズ

「ボートレースガーデン」はチェルシーフラワーショーで金賞を受賞したガーデン
イギリスのボートレースの歴史を感じさせます。


ガーデンの外周は、秋はダリアが沢山咲ています。

今は緑の背景が10月ともなれば紅葉して色とりどりに

一層アプリコット色のダリアとのコラボレーションが素晴らしくなるでしょう。


ロズビィちゃんのお家も無くなります。
寂しいな~

最後に銀河庭園の外周を回るファームツアーに参加しました。
池の廃墟の上から眺めるスイレンとワニが面白いです。


ファームツアーを終えて、もう少し見て回ろうかと思ったところで雨がパラついてきたので、森のレストランTen-Man(天満)でランチすることに
草屋根が印象的な建物です。

ランチはビュッフェスタイル
ローストポークが美味しかったです


あまりに名残り惜しいので、入り口のフォトスポットで写真を撮ってもらい、銀河庭園と2024年の北海道ガーデン巡りを締めくくりました。

他にも見どころ一杯の銀河庭園
構造物が多い分、維持管理が大変なのかもしれないですね。
本当に残念でなりませんが、19年間、ガーデンデザインの面白さと楽しさと植物の組み合わせ等に、いつも刺激を受けていました
管理が行き届いていることも、訪れるポイントの一つでした。
閉園が本当に残念でなりません。

 

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秋も見どころ一杯~花の拠点はなふる

2024年09月14日 11時03分38秒 | 北海道ガーデン巡り

9月10日(火)

帰宅日、この日は二つのガーデンを巡るので、朝8時からガーデン巡り
といっても、一つ目はホテルの前にあるんですけどね

昨夕、夕陽に輝いていたホテルの前庭はグラスと宿根草のナチュラリスティックなガーデンです。

タリクトラムが沢山咲いていました。

背の低いアスターとサクシサもグラスに紛れて咲いていましたよ。


芝生エリアの一角にカラフルな一年草花壇が作られていました。
明るい花色のクレオメやジニア、銅葉、銀葉など組み合わせが、見事に季節の華やかさを演出しています。
正面の建物は今回泊まったフェアフィールドバイマリオット恵庭

「はなふる」には北海道の有名ガーデンのガーデナーたちが作った七つのエリアがあります。
「モリノミチ」から歩きます
ガウラが迎えてくれました。

樹木とグラスと下草と宿根草で構成されているのかな。
歩きながら木々とグラスの足下にお宝発見
この一寸した光景を探すのも楽しい

林の中の開けた地は、林床然としています。
宿根草のシードヘッドが茶色く残って、秋らしいです。


続きで「虹色の鳥」へ
ノリウツギが赤く色付いているのが、羨ましすぎる

シードヘッドも綺麗に残っていました。

秋バラもチラホラ咲いて

そんな「虹色の鳥」エリアは動画で是非
「はなふる」のスケール感が伝わると思います。

 
 
 
 
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「えこりん村キッチンガーデン」ではアスパラが色付いていました。

大型の真っ赤なセロシアとケールは存在感がありますね。


ここで朝ごはんタイム
ガーデン内のスターバックスで頂きました。
前庭も綺麗に植えこまれていますし、道の駅に飾られたハンギングバスケットも可愛い
花と緑を眺めながらの朝食は贅沢


食後は「プレイグラウンド」へ
グラスの草紅葉が見事です

小川の辺では、アヤメの花が終わってシードヘッドになっていました。


下って上って「グラベルガーデン」へ
砂利敷きと思えない植物の育ち様と咲き様です

チカラシバがモコモコワサワサと揺れていました。

秋の宿根草のレイヤーが素敵です

個性的な花も可愛らしい花も、剣葉も、と盛りだくさんです。


「暮らしを恵む庭」は家庭のガーデンがコンセプト
レベル高すぎ

リグラリアを中心としたコーナーは、実家庭の参考になりそう。


最後は「大きなカステラが焼けるお庭」へ
赤い椅子のテーブル内のハーブ類がモリモリ育っています。

水色の椅子のテーブルでは、違うハーブが育っていました。
ハーブを千切りながら食事したいな。

ここの同色系グラデーションの宿根草エリアが好き
実は風がビュ~ンビュ~ンと強かったのですよ

 

朝食タイムを入れて1時間45分ほど歩きましたが、それでも足りないのよね。
七つの個性あるガーデンはどれもしっかりしたテーマのもと植栽され、その上管理が行き届き、本当に気持ちの良い時間が過ごせます
でも先を急ぐので、一度ホテルに戻って小休止して、タクシー(恵庭市内利用券2000円分付き)で次の目的地へ

最後のガーデンの秋を目に焼き付けるために


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一足先に秋を感じる~Fビレッジガーデン

2024年09月13日 13時06分13秒 | 北海道ガーデン巡り

9月9日(月)
いよいよ帰宅の道すがら、実家からバスと列車を乗り継いで北広島へ
北海道ボールパーク・F ビレッジに立ち寄りました。
私が道北のガーデン巡りを終えてから、一週間ほどしか経っていませんが、道央のFビレッジガーデンは秋の装いになっていました。
「ゲイトウェイガーデン」のグラスの穂がそう感じさせたのでしょうか。

でも14時を過ぎていたので、ガーデンを巡る前に腹ごしらえ
昼食の時間帯は混んでいて入れないけど、この時間は空いていた「トリュフベイカリー」のレストランで遅いランチ
エスコンフィールド北海道を眺めながら、エゾシカバーガーのスープカレーを頂きました。
エゾシカバーガーが美味しい
このベーカリーの名物の白トリュフの塩パンが売り切れだったのが残念でした。


英気をやしない、いざガーデン散策へ
「ゲイトウェイガーデン」ではオミナエシも風にゆさゆさ揺れていました。

エリアの骨格を作る宿根草たち
ヘレニウム、オミナエシ、アガスターシェ、グラスの穂
どれも一株が大きくて、存在感を放っています。
このグラスの名前は何かしら
初めから色褪せているのかな。

そんな植物の組み合わせが、他の植物のシードヘッドや緑葉とで、ワイルド感をかもしていますかね~
素敵な秋のレイヤーです。

このブッシュの中に小花たちあり
埋もれていますが、不思議と目に飛びこんで来るのよね~


ウドの花が咲いている池の周りを一回り

ススキとナガホノワレモコウかな
ここでも秋らしい風景に出会いました。

 

折角なので「クボタ・アグリフロント」へ
アプローチには背の低いヒマワリが列植されていました。
すでに花が終わり俯いていました。

途中には岩見沢農業高校の生徒さんが作ったポタジェガーデンがありました。
地元の高校とのコラボレーションとは、良い取り組みですね。

「クボタ・アグリフロント」の前庭でも、たくさん秋の花が咲いていました。

ランチの量が少し足りなかったので、「クボタ・カフェ」でデザートタイム
アップルパイ、美味しい
コーヒーの量が多くて嬉しい。

一寸まったりした後「ワンダー・ガーデン」へ
今回は上りです。
ヤローのシードヘッドとロシアンセージの組み合わせとか、

ラムズイヤーのシードヘッドとロシアンセージとか、

ネペタとエキナセアのシードヘッドとか、茶色とシルバーリーフの組み合わせが面白いです。

そんな大きな株の中に、バーベナボナリエンシスのボーダーがあったり、多肉植物や背の低いグラスなど植えられています。
セダムの花が綺麗に咲いていました。

今年はファイターズもクライマックスシリーズに参戦しますかね~

すっかり秋の雰囲気のFビィレッジガーデンでは、トンボが見送ってくれました。

オープンして二年目のFビィレッジガーデンは、まだまだ発展途上ではあるものの、宿根草が育ち、秋の風景を楽しめるようになったかな。
これからのガーデンの成長過程を見るのも楽しみです。
また来年来るからね~


北広島を後にして恵庭へ
今回は宿をフェアフィールドバイマリオット恵庭に取りました。
部屋にバスタブが無いのが残念ですが、目的に合った立地なので

夕刻の「はなふる」
一寸だけマジックアワーを楽しみました。


朝のガーデン散歩へ続く

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歴史的建造物でランチして北彩都ガーデンでバスを待つ

2024年09月09日 18時53分00秒 | 北海道ガーデン巡り

9月3日(火)
旅行前、旭川市に歴史的建造物はないものかと調べていたら、重要有形文化財の建物があると知りました。
「旧岡田邸」は「北の誉」という酒造のオーナー宅として昭和8年に建てられ、そのお宅が動態保存されていて、現在は「おかだ 紅雪庭」というお蕎麦と料理のお店になっているよう。
これは一度訪れてみないと

裏玄関から拝見
洋風建築のようです。

窓の面格子はレトロな雰囲気

正面玄関の前庭にモミジが沢山植えられていて「紅葉館」と呼ばれていたそうです。

なので「おかだ 紅雪庭」なのかしら。
雪国らしい名前です。

玄関扉は木製でステンドグラスがはめ込まれています。

室内側から見ると、光が透けて綺麗
ガラスの中に楕円形のステンドグラスが埋め込まれていて、建築当時はさぞ贅沢だったことでしょう。

建具も凝っています。

明かり取りの格子窓の意匠が素晴らしくてビックリ
右側は投網で、小さな船も。

二階の広間の窓には富士山も

当時のままの照明は、どれも工芸品のようで、欄間も凝っています。

二階の階段上から踊り場を眺めると、照明やはめ込み窓などカッコ良いですし、階段が重厚で重々しいです。

旭川市は戦前は「軍都」で、酒造メーカーは軍に重用され相当儲かったそうで、その財で飛行機を二機、軍に寄贈したのだそうです。
建物は二年をかけて建てたとの事で、相当の拘りがあったのでしょう。
他にも見どころ沢山でした。

ランチに鴨せいろ蕎麦を頂きました。
漆のお椀は100年前の品だそうです。
今もしっかり使われているのですね。

このお屋敷は一般財団法人「旧岡田邸200年財団」により運営されています。
2009年有志の方々が手弁当で集まり、動態保存に向けてのプロジェクトが始まったそうです。
歴史的建造物の保存は、一筋縄では行かないということでしょうか。
入場料がわりに、またお蕎麦を食べに行きたいです。


実家へ向かう一日一本の高速バスは旭川駅前から出ています。
夕方の出発まで北彩都ガーデンを回りました
ナナカマドの実が色付き始めていました。

駅側のガーデンはグラスの穂が綿菓子のようにふんわりと茂っていました。

季節の宿根草とグラスの穂の共演は、とても新鮮な面持ちです。

赤いペルシカリアが特に目立ちます。

ガーデンセンターまで歩きました
途中の斜面ではノリウツギが色付いて綺麗なピンク色に

鏡池では水生植物が咲いていました。
青い花が可愛らしいです。

ガーデンセンター前に到着

季節の宿根草がモリモリ育っていました。
一つの花のまとまりが大きいです。

宿根草に囲まれてコキアも
秋遅くなって赤く色付くと、また風景も変わるでしょうね。

一株のグラスの大きい事

アプローチボーダー花壇も緑あふれて~

この辺りはメドウガーデンになるのかな。
グラスの穂とガウラのコンビが草原を思い起こさせます。

層のような植栽が面白いです。

セダムのピンク色の花が鮮やかに咲いていました。

あっと言う間にバスの時間になり、慌てて駅に向かいました
今回はガーデンだけでなく、歴史的建造物も訪問でき、旭川の楽しみ方が増えた気がします。
二泊三日の帰省旅、盛りだくさん過ぎる時間でした

何度でも訪れたいガーデン群が道北にある
そう思うだけで、道北出身者として、ちょっと嬉しい


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新たなガーデンとの出会いを求めて旭川近郊の町へ

2024年09月08日 11時03分03秒 | 北海道ガーデン巡り

9月2日(月)
陽殖園の武市さんから「上野ファームに向かう途中にある公衆トイレの一輪挿しに飾られた花を、是非見て欲しい」と言われたので、高速道を愛別インターで降りた後、公衆トイレを探しながらドライブ
当麻町に入って看板を見つけたので駐車場に車を停め降りると、目の前にガーデンが
これは要チェックだわ

当麻町は旭川市の北側に隣接する町
「くるみなの庭」と名つけられたガーデンは当麻町の公園でした。
季節の宿根草がモリモリ咲いていました。

植物のシードヘッドも残されていて、ちょっと普通の公園と雰囲気が違います。

周囲の緑や茶色の葉の中でロシアンセージが輝いているよう

斑入り葉のフロックスが満開でした。
調べるとこのガーデンは、子供たちの花育の場でもあるよです。
可愛いバンガローが数件建っていました。
波打つような輪っか型の大きなベンチがナチュラルな風景に似合っています

ベンチの内側の植栽もナチュラル
ナチュラリスティックといっても間違いないでしょうか。

斜面に作られた植え込みでは、グラスが多用されていました。

植え込み方も興味深いです。
どうやらグラスの迷路になっているみたい。
これは子供たちのかくれんぼにも楽しそうですね

トンネルの周りにも様々な種類のグラスが植えられていて、風にユサユサとなびいていました。

クライミングの練習もできるのね

公共の公園でこんなに大胆なランドスケープと植栽がなされている場所は初めて見ました。
丁度植栽の手入れをしている方がいらしたので、誰がデザインしたのか訊いてみたら、植栽デザインは上野砂由紀さんだそうです。
なるほど納得
上野ファームと雰囲気が違いますが、それはTPOに合わせてのデザインなのでしょう。
公園のガーデンのレベルの高さを感じたのでした

そして公衆トイレの一輪挿しには、アリストロメリアとアネモネ・フぺヘンシスが活けられていました。

武市さんはきっと、私にこのガーデンを知って欲しくて、謎かけのような言葉を伝えたのかな
きっとそうに違いない
新しいガーデンと幸せなの出会いを、ありがとうございました

その後上野ファームに寄り、更に車を走らせて


旭川市の東側、旭川空港のある東神楽町へ
本年初夏にオープンした「はなのわガーデン」を見に行きました。
「はなのわガーデン」は、東神楽町の新しい複合施設の前庭という位置づけでありながら、それはもう、広~い宿根草ガーデン
敷地はテニスコート12面分ぐらいあるそうです。

東神楽町は数十年にわたって「花の町」として町造りをしていて、この度複合施設の前庭にシンボルとなるガーデンを作ったのだそう。

デザインは上野ファームの上野砂由紀さん
3年かけてデザインを考えたそうです。
初夏に植えたと思えないほど、植物がモリモリ育っていました

色、形、背丈等の違う200種類ぐらいの宿根草が植えられているそうです。
植え付けたばかりなので、来年になると雰囲気が変わってくると思いますが、季節季節に次々花が咲くガーデンであることは、この段階でも良く分かります。

アネモネ・フぺヘンシスはきっと大きくなるでしょうし、

ノリウツギも大きくなって存在感を出すでしょう。
今後が楽しみで仕方ないガーデンです

複合施設の基本設計は、世界で活躍する同町出身の建築家、藤本壮介氏

館内のデザインも、お洒落でカッコ良いです。
これが役場とは
感性が磨かれるような気がします。

国道沿いに置かれた大型のコンテナガーデンも、花の町らしさを感じさせます。


旭川市近郊の二つの町の公共のガーデン
どちらも上野さんのデザインながら、こうしたデザインを取り入れようとする自治体の姿勢が素晴らしいと思います。
さすがガーデンアイランド北海道
花の輪が大きく広がっていくよう、願わずにはいられません。


夕刻、予定時間内にレンタカーを返せてホッと一息。
星野リゾートOMO7旭川のカフェでしばし休憩
よく運転したな~と自分を褒めながら、スフレチーズケーキとラテを頂きました。
お客さんが少ないので、ほんと落ち着けるんだわ~


仕事が終わった弟と待ち合わせて夕食へ
買物公園側の「和心洋才 睦月」へ行きました。
写真左上:八寸 写真右上:刺身
写真左下:ごぼ天 写真右下:鯛茶漬け
どれも美味しいし、細工が美しいの
大満足


密度の濃い、最高に楽しく、発見もある充実した一日でした。

最終日へ続く

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秋のノームの仕事ぶりを見に上野ファームへ

2024年09月07日 10時18分21秒 | 北海道ガーデン巡り

9月2日(月)
大雪森のガーデンを後にしてさらに南下し、向かったのは上野ファーム
ガーデンに入ってすぐのウエルカムボードには、咲きだしたダリアが飾ってありました。
ダリアが咲くと秋だな~と感じます。

水盤に飾られた季節の花々が綺麗
訪れる季節によって変わるので、毎回新鮮な気分で見られます。

冬になると上野ファームのInstagramでよく見かける木の精霊
面白いですね~

黄金のノームも迎えてくれました。


マザーズガーデンエリアではフウチソウが見事にフサフサ
黄金葉は庭を明るくしますね。

白、ピンク、濃いピンク、紫と4色のフロックスが咲いていました。

北海道では今が秋バラの季節なのでしょうか。
バラが返り咲いていました。

灌木の実が赤くなり枝が垂れさがってトンネルのように。

ピンクのダリアとカクトラノオ(ハナトラノオ)のコンビ
カクトラノオって北海道でも今頃咲くのですね。

カフェのテラスに面したエリアでカラーが咲いていました。
宿根しているのよね~寒さに強いという事かな。

ヒマワリとバーベナ・ボナリエンシスとコスモスの咲く一年草のボーダーガーデン
珍しい色のコスモス~可愛らしい

アプリコット色のダリアと黄色のヘリオプシス、ヘレニウム等、背の高い植物が林立しているエリアは、とにかく明るい

白いカスミソウのように見える花はタリクトラム

薄ピンク色のタリクトラムが霞のように咲いていました。

近くに寄れないので望遠機能で撮りましたが、私のカメラでは、これぐらい拡大するのがせいぜい。
可愛らしさが伝わるかしら。

上野ファームの見どころの一つ、ミラーボーダーガーデンの秋の様子を動画に撮りました。
訪れる度に季節ならではの植物が入れ替わり立ち代わり咲き、季節季節の美しさを感じさせてくれます。

上野ファームの秋の始まり


そしてノームの庭へ
ノームの庭は秋色になりつつあります。

ハスの花が咲いていました。
蕾も多し

宿根草の花々の重なり合う風景がとてもナチュラルで好みなのです。

グラスの穂も良い仕事をしています。

一年草のヒマワリでしょうか
秋らしい色合いに一役かっていますかね~

アネモネ・ドリーミングスワンも咲いていました。


射的山を登る時間が無かったけど、オオウバユリの様子を確かめたくて中腹まで
見事なシードヘッドをつけて林立していました
こんなにあるとは思わなかったな~
この花の咲く時期に一度は訪れたいな。


ガーデンの受付前の庭にはクレオメが咲いていました。

先を急ぐのでカフェでゆっくりできず、ドリンクをテイクアウトして車へ
今回はスケジュールを欲張りすぎたと此処で反省。

時間はないけど、買うものは買いましたよ

上野ファームのノーム(小人さん)は、猛暑の夏もがんばって広い庭を守ってくれたのね。
旭川は連日真夏日だったので、庭の維持はご苦労だったと思います。
素晴らしい仕事ぶりです
秋も見どころ一杯の上野ファーム

来年また来るからね~

レベルの高い公共のガーデンへ続く

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旅する蝶をさがしに大雪森のガーデンへ

2024年09月06日 15時19分07秒 | 北海道ガーデン巡り

9月2日(月)
滝上町を後にして南下しながら道北のガーデン巡りへ
車で一時間半ぐらいの場所にある「大雪森のガーデン」に寄りました。
駐車場から入口に上る坂道に、新しく看板ができていました。

ガーデン内はまだまだ宿根草の花盛り。
とにかくモリモリ育っていました。

ゲラニウムも綺麗に咲いていました。

白樺林を背にした大型のホスタ(ギボウシ)の風景がダイナミック
こうしたダイナミックな風景がこのガーデンの素晴らしさの一つだと思います。

ガーデン内はエゾトリカブトの季節

色が薄かったり二色に見えたり・・・個体差なのでしょうか

ガーデン内のアチコチに群生していて、殺人事件が起きそうな雰囲気~
可愛らしい花ですが、エゾトリカブトは猛毒を持っていますからね。

晩夏の花と初秋の花とが入り乱れて咲いていました。

ピンク色のペルシカリアが楚々として可愛らしい

アスターが、まるで霞がベンチを囲むようにふんわりと咲いていました

赤いペルシカリアの花が斑入りのグラスと組み合わされて、一層鮮やかに見えるような


ガーデン内には蝶を呼ぶ花が沢山咲いていました。
黄色い花はリグラリア

この赤紫色の花は何かしら

フロックスとユーパトリウムの周りにも多くの蝶がやって来ていました。

クロアゲハとアゲハチョウ

立ち寄った目的は風景意外に、この日の2、3日前に大雪森のガーデンのInstagramにアップされていたアサギマダラ
もの凄く沢山の蝶が舞い踊る中、目を凝らして探しましたが肉眼では見つけられませんでした
しかし写真をくまなくチェックすると、これ(右上方の縞模様)はもしかして
希望的観測か

サラシナショウマにも沢山の蝶が集っていました。

そんな様子を動画に撮りました。

 


大雪森のガーデンは今年で10周年なのだとか。
ガーデン中ほどに記念のフォトスポットが出来ていました。

森の中でキレンゲショウマに出会いました。
陽殖園では咲いていなかったけど、ここでは何とか。

森の奥にはアナベルの群生が

 

ガーデンは秋らしい風景になりつつあります。

これからはトンボの季節でしょうか


丁度お昼ごろだったのでガーデン内のカフェ「緑丘茶房」にてランチ
上川産チーズドリアとブラッドオレンジジュースを頂きました。


お目当ての「旅する蝶」は、その後のガーデンのInstagramでもアップされています。
私はきっと「目が蝶」になっていなかったのでしょう。
出会っていても見えないときってありますから。
もっとゆっくり探せば良かったのだろうけど、何せ先を急ぐ旅であり・・・
それにしても、この季節の花に集まる蝶の多い事
新しい発見でした。
ガーデンは花だけにあらず。
空気と風景と多くの自然とで成り立っているのだと思います。
アサギマダラ、いつの日か会えますように

南下は続く

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森の妖精に会いたくて陽殖園へ

2024年09月05日 15時58分49秒 | 北海道ガーデン巡り

9月1日(日)
今回の帰省旅は道北から始まります。
羽田空港から紋別空港へひとっ飛び
空港でレンタカーをして、まずは陽殖園へ、いざ参らん
14時半までに入場しなくていけないらしく、飛行機が小一時間遅れたので焦りました。

庭主の高橋武市さんに挨拶し、熊鈴をつけて巡ります
山へ登る道へフロックスがいざなってくれました。

山の斜面の一角ではハギやススキが咲き始めていました。

小鳥池の周りのミソハギは花が終わり、小山ではノリウツギの花が色付いていました。

咲き始めたハギにモンシロチョウが~

薄紫色のアスターが満開
早咲き種なのかな。

そんなアスターがたわわに咲いて風景を作っていました。

白いアスターも可愛らしい

ツルアジサイや黄色の小花とのコラボも秋らしいです。

園内のアチコチで沢山の蝶を見かけましたが、大型のユーパトリウムは特に人気のようです。

ミズヒキソウの花が一層赤く感じるのは、やはり寒暖差のある地方だからでしょうか。
北海道は発色が良いと思います。

まるで自然に生えてたかのような小花たち

鬱蒼とした山庭に似合います。

でも、そんな山庭の中で突然目に飛び込んでくる園芸種。
今回の一番の驚きであり喜びはフクシアが咲いていた事
しかも、この一本だけ

そういう園芸種も沢山植えられているのがとてもユニークで、それが武市さんがつくるこの庭の魅力でもあります。

そして羨ましいのは、アジサイが綺麗に色付くこと
暖地ではあっと言う間に茶色になりますからね

秋らしい光景を見つけては足が止まります

モミジの赤いプロペラが可愛い

なんとキタキツネと目が合ってしまいました。

園内ではレンゲショウマが花盛り
「森の妖精」と呼ばれるのも納得の可愛らしさです。
レンゲショウマを気にしながら、気ままに歩いていたら一寸道に迷ったか

すると斜面にレンゲショウマの群生が
レンゲショウマの花が降り注ぐような美しい風景に感動して、涙が出そうでした。
やっぱりこの時期にも訪れて良かった

動画はこちら

そろそろ帰り路へ
エゾクガイソウのシードヘッドとフロックスのコンビに出あったり、

灌木の赤い実のトンネルをくぐって進みます。

彼方此方寄りながら、帰り道到着
同じ道だけど、行きと帰りの風景が違うのが面白いです。

 

他にもたくさんの草花や蝶や実に出会いましたが、紹介しているとキリがないので、今回はこの辺で。
武市さん曰く「花の咲き始めから終わりまで二週間あるとして、ピークは中の一週間」
今回のレンゲショウマは、その一週間に出会えたのでしょう。

いつ来ても、一つとして同じ風景が無い陽殖園
他のガーデンには無い、決して真似できない、そんな魅力的なガーデン
「北の造園遺産」なのも頷けます。

来年は70周年なのだとか。
「何か特別な事をするのですか?」と尋ねると
「俺にとってはただの通過点だから」と80オーバーの武市さんにあっさり言われてしまいました


この日は滝上町の「ホテル渓谷」に泊まりました。
部屋には「武市の夢の庭」と、支配人さんが作った冊子が置かれていました。

食事つきプランで申し込む(電話のみ)と、紋別空港まで送迎してくださるそうです。

旭川まで都市間バスもあるので、自分で車の運転がしんどくなったら、お願いしようかと思います。
紋別から旭川まで142キロありますから~

翌日は南下しながらガーデン巡り
帰省旅はまだまだ続きます

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北海道ガーデン巡り2024秋~前半のハイライト

2024年09月03日 19時50分07秒 | 北海道ガーデン巡り

9月1日
羽田空港から紋別空港へ
レンタカーをして、私の北海道ガーデン巡り2024秋~前編が始まりました。
とり急ぎハイライトをご紹介

レンゲショウマが降り注ぐように咲く滝上町の花園を訪れ、

翌日(2日)は南下して蝶々舞う森のガーデンで旅する蝶を探し、

立ち寄った公衆トイレの目の前に広がるグラスと宿根草のガーデンに出会い、

秋色に染まるミラーボーダーを通り抜け、

本年初夏に植栽したと思えない花一杯の新役場の広い前庭を散策し、

レンタカーを返した翌日(3日)は歴史的建造物でランチして

駅裏のガーデンで帰省ための都市間バスを待ちました。


我ながら、なんという密度の濃いガーデン巡りだったでしょうか
これからボチボチ写真を整理しながら、素晴らしい北海道(道北)のガーデン等をご紹介しようと思います。
実家では庭仕事が優先なので、更新が途切れがちになると思いますが、楽しみにお待ちください

 

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公園ガーデンとバラ園と歴史的建造物と

2024年07月12日 14時41分31秒 | 北海道ガーデン巡り

7月6日 
宿を札幌大通公園の近くに取ったので、朝散歩に~と大通公園を訪れると、すでに7月下旬から行われるビアガーデンの準備工事でバリケードが張り巡らされていました。
なので、花壇コンテストの見学は中止して「ガーデニング リラの会」がメンテナンスしているミニガーデンを見に行きました。
「ホップの小道(南)」
ホップのアーチが面白いです


宿根草がメインのガーデンですが、一年草との組み合わせで華やかになっているコーナーがありました。

「北国の花壇(南)」


イトススキをはじめグラス類を使った植栽とピンクアナベルとのコントラストが効いています。

「ホップの小道(北)」
黄色のヘリオプシスが大きく育っていました。

この植物の組み合わせは実家に庭の参考になるかしらん

「北の花壇(北)」


葉の色と形の組み合わせがお洒落です~

どの花壇も清潔感がありお洒落で、組み合わせに個性が光ります。
湘南の自庭では気候的に出来ないような植物の組み合わせができるのが、北海道ならではなのかな
メンテナンスも素晴らしく、だから植物が輝いているのでしょう。
ガーデニングへの愛を感じました


今回の目的の一つは大通公園のバラ園を見ることで、時期的に何とか間に合った感じかな

つるバラはほとんど終わっていましたが、遅咲きのバラが綺麗に咲いていました。

この白系のバラ、好きだな

この辺りのバラと宿根草の組み合わせもスッキリしていて好みです。

今回の札幌泊の一番の目的の建物が見えていますよ


そして札幌市資料館へ
Julietさんのブログを拝見し、次回は是非訪れてみたいと思っていました。
札幌市資料館は旧札幌控訴院で、大正15年に建てられた札幌軟石を使った歴史的建造物です。
裁判所ということで正面には目隠しをした女性の顔が。
正義の女神テミスかな

黒光りするドアーや

シーリングメダリオンのある様々なシャンデリアとか

ステンドグラスなど、名建築好きにはたまりません

メインの裁判所内へ
控訴院時代の雰囲気を感じさせる法廷を復元したそうです。
このテーブルに判事や書記官などが座って裁判を行っていたのだとか。
正面の鏡は八咫鏡で、雷紋は幸運を表すのだとか。



裁判といえばNHK朝ドラ「虎に翼」
当時の法服のレプリカが貸し出されていると知って、私も着てみることに
気分は寅子か


楽しい経験もさせて頂いた札幌資料館
おおば比呂司記念室も拝見し、その後ぐるりと建物を一周
外壁は様々な軟石が組みあわされており、その一つ一つを観察するのも楽しかったです。
解説員の方によると道内には様々な「札幌軟石」と呼ばれる石を使った建物がありますが、すべて札幌の石山で掘られたわけではなく、各地の石を使っていて、それらを総称して「札幌軟石」と言うそうです。
増毛町なら「増毛軟石」があったのでしょうか
今回も興味深い発見のある面白い旅になりました

いよいよマイオロロンガーデンへ
除草が待っていることでしょう。
いざ参らん

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