スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’10 夏 アンダルシア 38

2010年09月23日 | ’10 アンダルシア



元は1,000本あったと言われている 円柱の森。


歴代の王は、人口の増加と共にメスキータの拡張を図っていきました。

外壁を壊しながら、多柱の空間を水平に拡張していったそうです。
最終的に、外周は約175m × 135m となり
2万5千人もの回教徒を収容する規模まで達しました。







各所から持ち寄られたといわれる柱のデザインはまちまちです。

ここは3色のものを色合わせをしているのでしょうか







壁にこんなレリーフを見つけました。

綺麗なアラベスク模様の下に取り付けられています。
レリーフにはイスラムらしい星型が刻まれています。







メスキータを一回りしてきました。

出口の手前の壁には ステンドグラス がはめ込まれています。
かなりはっきりしたデザインです。

教会に付随するもののデザインとは、少し違う気がしました。







長らく見てみたかった ” メスキータ ” を後にします。

こういったカットを見せられて、いつか訪れたいと感じていました。
今回の旅立つ理由のひとつを訪れました。







ふたたび オレンジの中庭 へと戻りました。

ここはもとは沐浴の場でした。

オレンジの並木は、礼拝の間の柱がそのまま連続して、
外部につながってゆくように規則的に配されています。

かつては、ナツメヤシ、月桂樹の並木だったそうです。
ここで信者は、水によって五感を清め、流れるように礼拝の間へ進んでいったそうです。







メスキータの外部へと出てきました。

バラシオ門 です。

内部をイメージさせる細かいデザインがされています。







アルカサル へと向かうことにします。

もと来た方角に戻ることになります。
先にアルカサルに訪れた方が効率的に感じました。

これから訪れる方はぜひアルカサルからメスキータのルートとってください。


そのほうがロスが少ないと思います。



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