蒟蒻。
KATO製103系一般形サハ103-180(ラシ333F-2)は手元からKATO製床板が尽きかけた時期に竣工した。
まだグリーンマックス製103系サハ103形初期形冷房改造車がリリースされる前の事である。
止むを得ず廃車体にグリーンマックス製サハ103形用床板を組合せる変則構造を採用した。
JR103系サハ103-180(ラシ333F-2)。
種車が廃車体であり大幅に手を加えても構わないと考えた。
グリーンマックス製TR-200床板を組み込むには車体内側のリブを切除する必要があった。
加えて嵌合爪を新設しなければならずリブは全て切除した。
その結果車体の剛性が極端に下がり形状維持が難しいほどの状態に陥っている。
しかしサハ103形初期形冷房改造車の増備はラシ333F組成に欠かせなかった。
車体剛性を高めるため屋根板と側面窓セルの一体化を図り車体へ直接固定し補強を兼ねさせた。
どうにかグリーンマックス製TR-200床板を嵌合させられる剛性までは確保出来た。
ただ塗装に失敗した廃車体が種車であり加工時の負荷に耐えられず貫通扉に亀裂を走らせている。
不安要素が余りに多く同一構造を採用する予定だったサハ103-198(ラシ333F)は変則3pcs式床板へ改めた。
モハ102-227(ジャンク車両)。
サハ103-180の竣工後は小加工こそ行ったが基本構造に手が入れられなかった。
長らく車体更新対象車には挙がっていた。
しかし作業中に車体を破損させたサハ103-212(ラシ305F-3)の更新が急遽優先されている。
次期車体更新車は車体亀裂を埋め込んだサハ103-196(ラシ305F-3)で決定しておりサハ103-180は現状維持となった。
更新種車のモハ102-227(黄色5号:ジャンク車両)が回着し低剛性車体から脱する機会を迎えた。
入工中のモハ102-227,サハ103-180 (ジャンク車両,ラシ333F-2)。
サハ103-180はその車体構造が災いし流用可能な部品が殆ど無い。
そのため車体更新ではなく車両更新となる。
グリーンマックス製TR-200床板装着車の更新であり種車はサハ103形が望ましかった。
都合良く事は進まずモハ102-227が充当される。
ジャンク車両にしては車体状態が非常に良く導入に踏み切る一因となった。
独自構造が災難の基だったサハ103-180。
車両更新には別途サハ103形用床板の調達を要する。
この課題は後に廻しモハ102-227の標記印刷消去へ取り掛かった。
通常通りラプロス#4000を当てたところ全て車両番号が消え去ってしまった。
モハ102-227は現行LOT品である。
旧LOT品はラプロス#6000による印刷の完全消去が恒例だった。
標記文字そのものも線が細く改番には現行LOT品が向いているのかもしれない。
[モハ102-227]。
印刷消去時の擦過痕も余り目立たなかった。
但し他箇所とは明らかに塗装被膜が異なるため消しゴムと磨きクロスで均している。
改番編入準備を済ませ元モハ102-227を分解した。
さすがに現行LOT品だけあり経年が低く各部品の状態は良い。
このうち屋根板,現行LOTベンチレーター,モハ102形用床板,DT33非動力台車は予備品に廻す。
車両更新工事施工車化を終えた元モハ102-227]。
サハ103-180は車両更新工事施工車だった。
窓サッシ:ガンダムマーカー,側扉窓支持:油性ペイントマーカーガンダム戸袋窓支持:マッキーで各々を再現している。
なお妻面はKATO製103系量産冷房車と同様に成形色で残した。
Hゴムモールドや窓サッシに印刷が施されていないKATO製一般形は全てへの色挿しが必要となる。
手間と思える作業ではあるが未更新車,車両更新工事施工車に関わらず種車へ起用出来る利便性を持っていると思う。
サハ103形用床板供出車となったサハ103-198(ラシ333F-2)。
更新種車がモハ102-227だった上に手持ちのサハ103形用床板が無く手配に困った。
在籍するKATO製サハ103形(一般形)はサハ103-196,サハ103-212を除き塗装変更車で占められている。
何れは車体更新を行う予定で塗装状態の悪いサハ103形からの転用に決定した。
該当車両には同じラシ333Fを組むサハ103-198が挙がった。
早速分解しサハ103形用床板を捻出した。
床板を供出するサハ103-198は新たな床板捜索が必要になる。
その間ラシ333Fは離脱する。
↓
部品を入れ替えたサハ103-180。
ひとまずサハ103形用床板は用意出来た。
残る問題は屋根板である。
側面窓セルを固定したサハ103-180の屋根板は流用不能で交換するしかない。
サハ103-212発生品の屋根板は後付けのランボードが更新効果を相殺してしまう。
マイクロエース製103系用屋根板は旧モハ102-2040(ジャンク車両)の装着品が残っていた。
しかしサハ103-198の車体更新時にマイクロエース製103系ジャンク車両を導入し見附を揃えたくなる欲求が湧く。
保管品を探るとKATO製モハ102形量産冷房車用屋根板を発見した。
これを転用しAU75冷房改造車に仕立てる。
[[サハ103-][1][8][0]]:2-4位側。
KATO製一般形と量産冷房車は屋根板の寸法が異なる。
発見した屋根板は既に一般形用に詰められていた。
恐らくクハ103-93(ミツ6F←クハ103-105)の非冷房車化で予備品に廻ったと思われる。
屋根板端部の仕上げは雑で波を打っていた。
その代わり厳ついランボードから脱却出来るため採用となった。
ゴム系接着剤を屋根板全周に塗布し車体へ固定している。
最終工程は車両番号標記インレタ転写となった。
無標記からの転写であり同一台紙さえ起用できれば破綻の確率は低いと考えた。
[サハ103-]が残る古インレタを探し当てサハ103-180へ改番する。
組合せは1-3位側:[サハ103-]+[1]+[80],2-4位側:[サハ103-]+[1]+[8]+[0]となった。
2-4位側は[サハ103-180]が詰まり気味になったもののインレタ残数都合で打ち切っている。
無事車両更新が完了したサハ103-180 (旧サハ103-180,新サハ103-180)。
サハ103-180は冷房改造時に側面行先表示器が新設された。
KATO製一般形の側面行先表示器再現は専らKATO製ステッカーに頼っている。
よって車両更新を終えた新サハ103-180でもステッカー再現が踏襲された。
側面行先表示器ステッカーは旧サハ103-180からの流用である。
ねずみ色1号塗装済KATO製現行LOTベンチレーターと並び数少ない流用品となった。
↓
サハ103-180(モハ102-227 サハ103形編入)。
※車体更新。
竣工した新サハ103-180は屋根板を除き純正品同等に変わった。
車体剛性の不安は緩和され走行安定性も向上すると思われる。
ランボードは屋根板成形へ改まり屋根上見附の向上に繋げられた。
変則構造が仇となった旧サハ103-180の車体は用途不要になる。
一方グリーンマックス製TR-200床板は転用可能で保管品とした。
KATO製サハ103形初期形冷房改造車の置き換えをグリーンマックス製サハ103形で進める事も考えている。
サハ103-212(ラシ305F-3:マイクロエース製屋根板装着AU75冷房改造車)。
KATO製サハ103形(一般形)の車体,車両更新車は3両目が登場した。
まだ少数派に留まるが何れも別形態に至った。
車体更新第1号のサハ103-212はマイクロエース製屋根板を起用したAU75冷房改造車である。
屋根板の収まり具合が良くサハ103-180は敵わない。
サハ103-196(ラシ305F-3:AU712冷房改造車)。
車体更新第2号はAU712冷房改造車のサハ103-196だった。
屋根板はAU712冷房機搭載が幸いしKATO製一般形用のまま旧サハ103-196から流用している。
ちなみにAU712冷房機とランボードはグリーンマックス製である。
今のところ非冷房車の竣工例は無いが何れはサハ103-94,サハ103-97(ミツ6F-1)を車体更新車へ改めたい。
サハ103-180+モハ103-417 (ラシ333F-2:KATO製一般形+KATO製量産冷房車)。
側面行先表示器は当分ステッカー依存となる。
KATO製量産冷房車用ステッカーを起用している関係でモールド成形より一回り小さくなる弱点を抱える。
切り出し線をHゴム支持に見立てても天地不足が否めない。
貼付位置を調整し少しでも馴染むようにしたつもりである。
KATO製103系一般形サハ103-180(ラシ333F-2)は手元からKATO製床板が尽きかけた時期に竣工した。
まだグリーンマックス製103系サハ103形初期形冷房改造車がリリースされる前の事である。
止むを得ず廃車体にグリーンマックス製サハ103形用床板を組合せる変則構造を採用した。
JR103系サハ103-180(ラシ333F-2)。
種車が廃車体であり大幅に手を加えても構わないと考えた。
グリーンマックス製TR-200床板を組み込むには車体内側のリブを切除する必要があった。
加えて嵌合爪を新設しなければならずリブは全て切除した。
その結果車体の剛性が極端に下がり形状維持が難しいほどの状態に陥っている。
しかしサハ103形初期形冷房改造車の増備はラシ333F組成に欠かせなかった。
車体剛性を高めるため屋根板と側面窓セルの一体化を図り車体へ直接固定し補強を兼ねさせた。
どうにかグリーンマックス製TR-200床板を嵌合させられる剛性までは確保出来た。
ただ塗装に失敗した廃車体が種車であり加工時の負荷に耐えられず貫通扉に亀裂を走らせている。
不安要素が余りに多く同一構造を採用する予定だったサハ103-198(ラシ333F)は変則3pcs式床板へ改めた。
モハ102-227(ジャンク車両)。
サハ103-180の竣工後は小加工こそ行ったが基本構造に手が入れられなかった。
長らく車体更新対象車には挙がっていた。
しかし作業中に車体を破損させたサハ103-212(ラシ305F-3)の更新が急遽優先されている。
次期車体更新車は車体亀裂を埋め込んだサハ103-196(ラシ305F-3)で決定しておりサハ103-180は現状維持となった。
更新種車のモハ102-227(黄色5号:ジャンク車両)が回着し低剛性車体から脱する機会を迎えた。
入工中のモハ102-227,サハ103-180 (ジャンク車両,ラシ333F-2)。
サハ103-180はその車体構造が災いし流用可能な部品が殆ど無い。
そのため車体更新ではなく車両更新となる。
グリーンマックス製TR-200床板装着車の更新であり種車はサハ103形が望ましかった。
都合良く事は進まずモハ102-227が充当される。
ジャンク車両にしては車体状態が非常に良く導入に踏み切る一因となった。
独自構造が災難の基だったサハ103-180。
車両更新には別途サハ103形用床板の調達を要する。
この課題は後に廻しモハ102-227の標記印刷消去へ取り掛かった。
通常通りラプロス#4000を当てたところ全て車両番号が消え去ってしまった。
モハ102-227は現行LOT品である。
旧LOT品はラプロス#6000による印刷の完全消去が恒例だった。
標記文字そのものも線が細く改番には現行LOT品が向いているのかもしれない。
[モハ102-227]。
印刷消去時の擦過痕も余り目立たなかった。
但し他箇所とは明らかに塗装被膜が異なるため消しゴムと磨きクロスで均している。
改番編入準備を済ませ元モハ102-227を分解した。
さすがに現行LOT品だけあり経年が低く各部品の状態は良い。
このうち屋根板,現行LOTベンチレーター,モハ102形用床板,DT33非動力台車は予備品に廻す。
車両更新工事施工車化を終えた元モハ102-227]。
サハ103-180は車両更新工事施工車だった。
窓サッシ:ガンダムマーカー,側扉窓支持:油性ペイントマーカーガンダム戸袋窓支持:マッキーで各々を再現している。
なお妻面はKATO製103系量産冷房車と同様に成形色で残した。
Hゴムモールドや窓サッシに印刷が施されていないKATO製一般形は全てへの色挿しが必要となる。
手間と思える作業ではあるが未更新車,車両更新工事施工車に関わらず種車へ起用出来る利便性を持っていると思う。
サハ103形用床板供出車となったサハ103-198(ラシ333F-2)。
更新種車がモハ102-227だった上に手持ちのサハ103形用床板が無く手配に困った。
在籍するKATO製サハ103形(一般形)はサハ103-196,サハ103-212を除き塗装変更車で占められている。
何れは車体更新を行う予定で塗装状態の悪いサハ103形からの転用に決定した。
該当車両には同じラシ333Fを組むサハ103-198が挙がった。
早速分解しサハ103形用床板を捻出した。
床板を供出するサハ103-198は新たな床板捜索が必要になる。
その間ラシ333Fは離脱する。
↓
部品を入れ替えたサハ103-180。
ひとまずサハ103形用床板は用意出来た。
残る問題は屋根板である。
側面窓セルを固定したサハ103-180の屋根板は流用不能で交換するしかない。
サハ103-212発生品の屋根板は後付けのランボードが更新効果を相殺してしまう。
マイクロエース製103系用屋根板は旧モハ102-2040(ジャンク車両)の装着品が残っていた。
しかしサハ103-198の車体更新時にマイクロエース製103系ジャンク車両を導入し見附を揃えたくなる欲求が湧く。
保管品を探るとKATO製モハ102形量産冷房車用屋根板を発見した。
これを転用しAU75冷房改造車に仕立てる。
[[サハ103-][1][8][0]]:2-4位側。
KATO製一般形と量産冷房車は屋根板の寸法が異なる。
発見した屋根板は既に一般形用に詰められていた。
恐らくクハ103-93(ミツ6F←クハ103-105)の非冷房車化で予備品に廻ったと思われる。
屋根板端部の仕上げは雑で波を打っていた。
その代わり厳ついランボードから脱却出来るため採用となった。
ゴム系接着剤を屋根板全周に塗布し車体へ固定している。
最終工程は車両番号標記インレタ転写となった。
無標記からの転写であり同一台紙さえ起用できれば破綻の確率は低いと考えた。
[サハ103-]が残る古インレタを探し当てサハ103-180へ改番する。
組合せは1-3位側:[サハ103-]+[1]+[80],2-4位側:[サハ103-]+[1]+[8]+[0]となった。
2-4位側は[サハ103-180]が詰まり気味になったもののインレタ残数都合で打ち切っている。
無事車両更新が完了したサハ103-180 (旧サハ103-180,新サハ103-180)。
サハ103-180は冷房改造時に側面行先表示器が新設された。
KATO製一般形の側面行先表示器再現は専らKATO製ステッカーに頼っている。
よって車両更新を終えた新サハ103-180でもステッカー再現が踏襲された。
側面行先表示器ステッカーは旧サハ103-180からの流用である。
ねずみ色1号塗装済KATO製現行LOTベンチレーターと並び数少ない流用品となった。
↓
サハ103-180(モハ102-227 サハ103形編入)。
※車体更新。
竣工した新サハ103-180は屋根板を除き純正品同等に変わった。
車体剛性の不安は緩和され走行安定性も向上すると思われる。
ランボードは屋根板成形へ改まり屋根上見附の向上に繋げられた。
変則構造が仇となった旧サハ103-180の車体は用途不要になる。
一方グリーンマックス製TR-200床板は転用可能で保管品とした。
KATO製サハ103形初期形冷房改造車の置き換えをグリーンマックス製サハ103形で進める事も考えている。
サハ103-212(ラシ305F-3:マイクロエース製屋根板装着AU75冷房改造車)。
KATO製サハ103形(一般形)の車体,車両更新車は3両目が登場した。
まだ少数派に留まるが何れも別形態に至った。
車体更新第1号のサハ103-212はマイクロエース製屋根板を起用したAU75冷房改造車である。
屋根板の収まり具合が良くサハ103-180は敵わない。
サハ103-196(ラシ305F-3:AU712冷房改造車)。
車体更新第2号はAU712冷房改造車のサハ103-196だった。
屋根板はAU712冷房機搭載が幸いしKATO製一般形用のまま旧サハ103-196から流用している。
ちなみにAU712冷房機とランボードはグリーンマックス製である。
今のところ非冷房車の竣工例は無いが何れはサハ103-94,サハ103-97(ミツ6F-1)を車体更新車へ改めたい。
サハ103-180+モハ103-417 (ラシ333F-2:KATO製一般形+KATO製量産冷房車)。
側面行先表示器は当分ステッカー依存となる。
KATO製量産冷房車用ステッカーを起用している関係でモールド成形より一回り小さくなる弱点を抱える。
切り出し線をHゴム支持に見立てても天地不足が否めない。
貼付位置を調整し少しでも馴染むようにしたつもりである。