土俵際。
グリーンマックス製京成3700形3768F後期仕様後期リニューアル工事施工編成(3次車:3768F)は3788F(3次車)への仕様変更に仮決定した。
先に3761が3781へ改番されその第一歩を踏み出した。
改番入場2両目の3768は3788F出場への可否を下す分岐点となる。
京成3700形3768 3次車 後期仕様 後期リニューアル工事施工車(元3768F)。
3761の先発入場はインレタ転写条件の違いに拠るものだった。
次発する3768に備え背水の陣を敷いたつもりだったが上手く纏められてしまった。
まだ前面車両番号標記インレタに数的余裕のあった3761は改番試験を兼ねていた。
ところがまさかの一発転写に成功してしまった。
本番となる3768の改番は3788用前面車両番号インレタを失っており継ぎ接ぎ転写で当たるしかない。
一応製品印刷の[3768]が転写目安にはなる。
しかし[3]+[7]+[8]+[8]を綺麗に並べるには難航が予想された。
入工中の3768。
基本的な工程は3781と同様とする。
インレタ転写は前面を終えた後に側面へと移る。
側面車両番号板インレタ転写も平行維持が難関だった。
それ以前に前面車両番号を改番しない事には先へ進めない。
より重要度の高い作業を先発させ3788への改番が実現に至るかの踏み台とした。
仮に前面車両番号標記を[3788]へ改められなかった場合には作業を即中止し3788F化も断念する。
第二候補の3758Fを選ぶか3768Fに戻すかはその時に考える。
先ずは3768の改番に集中した。
赤文字標記化を待つ3768。
3781では旧3798F現行仕様を改番した3758,3751現行仕様(3次車:3758F)より前面車両番号標記周囲の乱れを抑えられた。
この結果を受け3768も前面の[3768]を赤マッキーで点状になぞり[3768]へと塗り潰す。
マッキーのインクは銀色塗装に対する定着力が低く油性ながら原形復帰が可能だった。
厚めに塗り固めても消しゴムで除去が行えるほど被膜が弱い。
塗布中もペン先が乾くと塗ったばかりのインクを剥がす有り様で3768に容易く戻せる。
1両が欠車した元3768Fだがマッキーでの赤文字標記化が復活の根拠であった。
赤帯を侵さずに[3768]へ塗り潰した前面車両番号標記。
[3768]の赤文字標記化は[3761]より上出来だった。
しかしこれが余計に転写をし難くさせる要因となる。
殆ど銀文字標記を覆ってしまったが故に目安を失わせてしまった。
ジオマトリックス製インレタは製品印刷の車両番号標記に比べ太さか僅かに細い。
3761では被膜が薄く仕上がり台紙から[3761]が透過して見えた。
ところが[3768]は転写位置が掴めなくなりバラ標記を合わせる事自体が困難になった。
古インレタの前面車両番号標記は3758Fの転写修正で[37XX]を失ったものが多かった。
そのため[37]+[8]+[8]の組み合わせは最終手段として温存される。
ここはもう少し自身の技量を考えるべきだった。
消しゴムでマッキーを一部除去した[3768]。
インレタ転写は早くも出だしの[3768]で躓く。
全体的に右へ偏位させた上に標記も歪ませてしまった。
まだ[3788]が残されており暗雲が立ち込める。
ただ引きではぎりぎり我慢できる状態に留まったと思え[3768]の転写に移った。
目安が掴み難い状況は[3768]も変わらない。
前途の通り[37XX]が使用済のインレタが多数を占めたため再転写回数に限界があった。
結局[3768]も左下がりで一旦打ち切らざるを得なくなる。
このまま続行するには余りに効率が悪い。
そこで[3768]を消しゴムで軽く払い銀文字標記を復活させた。
酷い結果に終わった改番直後の[[3][7][8][8]]。
残る[3788]には[37X8],[3808],[3801]が転用できる。
転写目安も設けられ多少はましになると思えた。
そう計算通りに進まないもので今度はインレタの崩壊が続出した。
瞬く間にインレタは減少の一途を辿り瀬戸際へ追い詰められる。
生憎プロトタイプを3788Fに据えたために生じた揃目も災いした。
どうにか[3788]まで漕ぎ着けたものの一発転写で終えられた3781とは雲泥の仕上がりになってしまった。
ただ3788の改番は道が拓けてきたように思える。
[3788]も[3788]と同様に転写は切り上げられた。
TR-180床板貸与車に抜擢された3724 (3724,元3768)。
側面車両番号板転写は少しでも車体剛性を高めるためTR-180床板に交換する。
3781では3721中期仕様(1次車:3728F-1)を起用したが復旧時の前尾灯非点灯に襲われた。
M2c車からの一時借用は取り止め借入車を3724中期仕様(3728F-1)に変更している。
たまたま手元に置いていた3728F-1が伴走車となった。
3726は動力ユニット搭載車でありM1車系の3727,3725もPT-4804形パンタグラフへの余計な負荷を避けた。
M'2車がTR-180床板貸与車に挙がったのは偶然でしかない。
元3768にTR-180床板を組み込み側面車両番号板インレタの転写へ移行する。
↓
[3788]:ジオマトリックス製インレタ(海側)。
[3788]:ジオマトリックス製インレタ(山側)。
3788用側面車両番号板インレタは1組しか残っておらず失策が即計画変更に繋がる。
これが前面車両番号標記の乱れを残したまま次の工程へ移る要因にもなった。
転写機会は一回きりのため片側すら失敗出来ない状況に置かれた。
平行を出せれば理想的であるものの技量がそれを許す訳がない。
救いは3781で生じさせた傾斜だった。
ある程度の乱れが許容でき基準を下げて[3788]の転写に当たる。
予想通り海側,山側とも平行を保てなかった。
特に最期の[3788]を転写した山側は右下がりになっている。
もうインレタが尽き再転写は出来ないが幸い3781の山側と同程度に留められたと思う。
ひとまず3788Fを出場させる方向で考えたい。
3768から改番された3788。
まだTR-180床板を履いているうちに前面の[3788]を修正する。
いまいち見付の悪い[3788]に納得が行かず残り少ないインレタで再転写を行った。
ところがこの作業中に[3781]が残されていると気付いた。
3781は2組残っていたうちの1組で改番を終えている。
しかも使用したのは古インレタであり経年の浅い[3761]は出番が無かった。
よって修正は[3788]を差し込み転写で凌いだ後に[3788]をバーニッシャーで整形する簡易式へ変更した。
↓
3788 [A07 特急 成田空港]:3768改番施工。
3781 [A07 特急 成田空港]:3788F(3761改番車)。
改番は初めから[3]+[7]+[8]+[8]のバラ標記転写と決め付けていた。
3781の改番が一度で成功するとは思わず未使用の[3761]は頭から消え去っていたらしい。
随分と手間を掛け[3]+[7]+[8]+[8]を並べたが[376]+[8]の組み合わせで通過できたかもしれない。
[3788]の修正を簡易式に改めたのは再々改番準備のためである。
1つでもインレタを温存し施工時の負荷軽減を狙った。
ただ必ずしも再々転写が成功するとは限らない。
現在の[3788]も修正施工でそれなりの配列に至っており3758Fと同等の水準に達したと思える。
取り敢えずは現状維持とする予定だが気に入らなければ即再入場させ対応する。
↓
3788後期仕様後期リニューアル工事施工車(3788F:3次車 3768 改番)。
TR-180A床板へ戻し3788の第二次整備が終わりを迎えた。
自ら悪い方向に進めてしまったのは大失敗だった。
それでも3年振りの改番施工にしてはましな方だと思う。
側面車両番号板の乱れは3758Fでも生じており誤魔化せるだろう。
3767以下6両(元3768F)も足並みを揃えられない確率が高い。
余り欲張らずに3788F化を進める。
グリーンマックス製京成3700形3768F後期仕様後期リニューアル工事施工編成(3次車:3768F)は3788F(3次車)への仕様変更に仮決定した。
先に3761が3781へ改番されその第一歩を踏み出した。
改番入場2両目の3768は3788F出場への可否を下す分岐点となる。
京成3700形3768 3次車 後期仕様 後期リニューアル工事施工車(元3768F)。
3761の先発入場はインレタ転写条件の違いに拠るものだった。
次発する3768に備え背水の陣を敷いたつもりだったが上手く纏められてしまった。
まだ前面車両番号標記インレタに数的余裕のあった3761は改番試験を兼ねていた。
ところがまさかの一発転写に成功してしまった。
本番となる3768の改番は3788用前面車両番号インレタを失っており継ぎ接ぎ転写で当たるしかない。
一応製品印刷の[3768]が転写目安にはなる。
しかし[3]+[7]+[8]+[8]を綺麗に並べるには難航が予想された。
入工中の3768。
基本的な工程は3781と同様とする。
インレタ転写は前面を終えた後に側面へと移る。
側面車両番号板インレタ転写も平行維持が難関だった。
それ以前に前面車両番号を改番しない事には先へ進めない。
より重要度の高い作業を先発させ3788への改番が実現に至るかの踏み台とした。
仮に前面車両番号標記を[3788]へ改められなかった場合には作業を即中止し3788F化も断念する。
第二候補の3758Fを選ぶか3768Fに戻すかはその時に考える。
先ずは3768の改番に集中した。
赤文字標記化を待つ3768。
3781では旧3798F現行仕様を改番した3758,3751現行仕様(3次車:3758F)より前面車両番号標記周囲の乱れを抑えられた。
この結果を受け3768も前面の[3768]を赤マッキーで点状になぞり[3768]へと塗り潰す。
マッキーのインクは銀色塗装に対する定着力が低く油性ながら原形復帰が可能だった。
厚めに塗り固めても消しゴムで除去が行えるほど被膜が弱い。
塗布中もペン先が乾くと塗ったばかりのインクを剥がす有り様で3768に容易く戻せる。
1両が欠車した元3768Fだがマッキーでの赤文字標記化が復活の根拠であった。
赤帯を侵さずに[3768]へ塗り潰した前面車両番号標記。
[3768]の赤文字標記化は[3761]より上出来だった。
しかしこれが余計に転写をし難くさせる要因となる。
殆ど銀文字標記を覆ってしまったが故に目安を失わせてしまった。
ジオマトリックス製インレタは製品印刷の車両番号標記に比べ太さか僅かに細い。
3761では被膜が薄く仕上がり台紙から[3761]が透過して見えた。
ところが[3768]は転写位置が掴めなくなりバラ標記を合わせる事自体が困難になった。
古インレタの前面車両番号標記は3758Fの転写修正で[37XX]を失ったものが多かった。
そのため[37]+[8]+[8]の組み合わせは最終手段として温存される。
ここはもう少し自身の技量を考えるべきだった。
消しゴムでマッキーを一部除去した[3768]。
インレタ転写は早くも出だしの[3768]で躓く。
全体的に右へ偏位させた上に標記も歪ませてしまった。
まだ[3788]が残されており暗雲が立ち込める。
ただ引きではぎりぎり我慢できる状態に留まったと思え[3768]の転写に移った。
目安が掴み難い状況は[3768]も変わらない。
前途の通り[37XX]が使用済のインレタが多数を占めたため再転写回数に限界があった。
結局[3768]も左下がりで一旦打ち切らざるを得なくなる。
このまま続行するには余りに効率が悪い。
そこで[3768]を消しゴムで軽く払い銀文字標記を復活させた。
酷い結果に終わった改番直後の[[3][7][8][8]]。
残る[3788]には[37X8],[3808],[3801]が転用できる。
転写目安も設けられ多少はましになると思えた。
そう計算通りに進まないもので今度はインレタの崩壊が続出した。
瞬く間にインレタは減少の一途を辿り瀬戸際へ追い詰められる。
生憎プロトタイプを3788Fに据えたために生じた揃目も災いした。
どうにか[3788]まで漕ぎ着けたものの一発転写で終えられた3781とは雲泥の仕上がりになってしまった。
ただ3788の改番は道が拓けてきたように思える。
[3788]も[3788]と同様に転写は切り上げられた。
TR-180床板貸与車に抜擢された3724 (3724,元3768)。
側面車両番号板転写は少しでも車体剛性を高めるためTR-180床板に交換する。
3781では3721中期仕様(1次車:3728F-1)を起用したが復旧時の前尾灯非点灯に襲われた。
M2c車からの一時借用は取り止め借入車を3724中期仕様(3728F-1)に変更している。
たまたま手元に置いていた3728F-1が伴走車となった。
3726は動力ユニット搭載車でありM1車系の3727,3725もPT-4804形パンタグラフへの余計な負荷を避けた。
M'2車がTR-180床板貸与車に挙がったのは偶然でしかない。
元3768にTR-180床板を組み込み側面車両番号板インレタの転写へ移行する。
↓
[3788]:ジオマトリックス製インレタ(海側)。
[3788]:ジオマトリックス製インレタ(山側)。
3788用側面車両番号板インレタは1組しか残っておらず失策が即計画変更に繋がる。
これが前面車両番号標記の乱れを残したまま次の工程へ移る要因にもなった。
転写機会は一回きりのため片側すら失敗出来ない状況に置かれた。
平行を出せれば理想的であるものの技量がそれを許す訳がない。
救いは3781で生じさせた傾斜だった。
ある程度の乱れが許容でき基準を下げて[3788]の転写に当たる。
予想通り海側,山側とも平行を保てなかった。
特に最期の[3788]を転写した山側は右下がりになっている。
もうインレタが尽き再転写は出来ないが幸い3781の山側と同程度に留められたと思う。
ひとまず3788Fを出場させる方向で考えたい。
3768から改番された3788。
まだTR-180床板を履いているうちに前面の[3788]を修正する。
いまいち見付の悪い[3788]に納得が行かず残り少ないインレタで再転写を行った。
ところがこの作業中に[3781]が残されていると気付いた。
3781は2組残っていたうちの1組で改番を終えている。
しかも使用したのは古インレタであり経年の浅い[3761]は出番が無かった。
よって修正は[3788]を差し込み転写で凌いだ後に[3788]をバーニッシャーで整形する簡易式へ変更した。
↓
3788 [A07 特急 成田空港]:3768改番施工。
3781 [A07 特急 成田空港]:3788F(3761改番車)。
改番は初めから[3]+[7]+[8]+[8]のバラ標記転写と決め付けていた。
3781の改番が一度で成功するとは思わず未使用の[3761]は頭から消え去っていたらしい。
随分と手間を掛け[3]+[7]+[8]+[8]を並べたが[376]+[8]の組み合わせで通過できたかもしれない。
[3788]の修正を簡易式に改めたのは再々改番準備のためである。
1つでもインレタを温存し施工時の負荷軽減を狙った。
ただ必ずしも再々転写が成功するとは限らない。
現在の[3788]も修正施工でそれなりの配列に至っており3758Fと同等の水準に達したと思える。
取り敢えずは現状維持とする予定だが気に入らなければ即再入場させ対応する。
↓
3788後期仕様後期リニューアル工事施工車(3788F:3次車 3768 改番)。
TR-180A床板へ戻し3788の第二次整備が終わりを迎えた。
自ら悪い方向に進めてしまったのは大失敗だった。
それでも3年振りの改番施工にしてはましな方だと思う。
側面車両番号板の乱れは3758Fでも生じており誤魔化せるだろう。
3767以下6両(元3768F)も足並みを揃えられない確率が高い。
余り欲張らずに3788F化を進める。