樹業人~風の通心

持続可能な社会や森林・建築・木製品について、気ままに こそっと考える為のネタ帳です。

カブトムシと  樹液 と 蟻  1

2007-07-10 | ひとり言
コメントは残してくれないが 熱心にブログを読んで頂いている
工場長( あだ名です)から 調子が出てきたが たまには
季節ネタで カブトムシと樹液の話なんかいかがかと
お題を頂いた。

が カブトムシと樹液が繋がらない。

実は、小さい頃 製材をしていた工場(今もしているが)は
近所のカブトムシ好きには ちょっと 有名だった。
その頃は、栗の木を家の土台にしていたので おが屑の中に
幼虫から成虫になるまでのカブトムシが ワンサカいた。

ダンボールに何杯も捕れた。

おごそかに 虫取り網などで捕まえたりしなかったのだ。
木に すがり付いているカブトムシは見た事がない。
カブトムシは手で掘って手に入れる。

おかげで 黒く光って飛ぶ昆虫は 平気である。

大学の時に、教室にゴキブリが現れた時に
「キャー」言って逃げなかったのは 京都の旅館の娘と
私だけだった。彼女は、モデルもしていてとてもかわいかったが
とっさに持ったのは ほうきだった…。

飛んでる様子もあの光方も カブトムシもゴキブリも一緒だ。
家にゴキブリはいなかったので カミキリムシとカブトムシの
あいのこ位にしか思っていなかったが みんなの反応を見て
さすがに素手では みんなに嫌われると判断したようで
紙コップを持っていた。

かなり 私的にはカルチャーショックだったが 
今から思うと きっと他の学生の方が二人の姿を見て
ショックだったに違いない。

・・・・・・・・

一時期、ほとんど地元の木を製材する事がなくなったので
カブトムシも見なくなったが 
最近 近くの山の木を伐採して、天然乾燥して家を建てると
いう事に取組み始めたので 広葉樹も製材している。

もしかしたら また ワンサカ出るようになるかもしれない。
あの頃は 売る事など考えもおよばなかったが
今なら・・・・・ うっしっし 
 
長くなるので 次に 続く・・・


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