何年前だったかなぁ。
多賀の木や森のことを ちよっと考えてみようよって 何人か集まった中に 滋賀県立大の学生が半分位いたのかな。おもしろい子たちだったのよね。
きっと その頃 「どうして、地元の木を皆さん 使わないのですか?!」 みたいな まっすぐな目でストレートに質問をされたのだと思うのよね。
「木起こし( 雪で倒れた苗木を起こす)の時に針金を使っていて、そのまま大きくなってしまって木の中に針金が入ったままの木が結構あるかもという評判を聞くと、そのあたりの山の木は買わないと聞いた事がある。」というような今から思うと、とても狭い範囲のある意味いい加減な聞きかじりの参考事例を話したのかもしれない。(いや、私が言ったかどうかも不確かだけど 実際に製材屋は困るのは確か・笑。 まっ その頃は 私も何もわかってなかったという事で・・・)
でも、それを聞いた大学生は、とにかく、何とかしなくっちゃって、一生懸命考えてくれたんだろうね。
しばらくしたら、地雷探知機を持ってきてくれた。。。。。。
それが、奈緒ちゃん。 確かに、見えないところにある金属を探してくれる。
卒業して、建築や木やものづくりを学べる 彼女らしい会社に就職して行った。
私が、お母さんならいいかも と言ってくれたので いやいや あなたみたいな娘がいたら きっと 心配は多いだろうけど(笑)面白い人生を見せてもらえそうだよ と 心で思っていた。
( お母さんには、ちょっと若いと思うのだけど まぁ それはヨシとして )
そんな彼女が、結婚をして ダーリンと一緒に 岡山の西粟倉村で 木の工房を開いている。
二人とも地元じゃないのだけど、西粟倉村で色々がんばっている皆さんの仲間入りをしたようだ。
本を出版したというので 送ってもらったのがこれ↓
ちらっと 中も。
裏には、シリアル番号が。
がんばってね と 心から思う。
でも、疲れた時は こっちに帰ってきてもいいからね。とも、思う。
よろしければ HP 見て、あげて下さいね。素敵な家具や木の小物 あります。
「木工房ようび」 http://youbi.me/
本にも、HPにも あの頃と変わらず 口を思いっきりあけて元気に笑っている 奈緒ちゃんがうつってます。
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